さっき神棚にお参りした。
そのときいつもは神様にどうか私と私の眷属をお守りくださいと祈るのだが、今日はいつも私と私の眷属をお守りくださってありがとうございますと祈った。
そしたらすーっとした。
そうなのだ。
神様だって、くどくどと願い事を言われるより、いつも守っていることを感謝された方がうれしいのだ。
人間関係だってそうだろう。
付き合ってくれているだけでもありがたいのに、箸の上げ下ろしまでガタガタ注文をつけられるのでは相手もおもしろくない。
別に私は神を信心しているわけではないが神信心だって相手のいることだ。
あなただって「ここが足りないあれが足りない。」などと言われるより、「いつもありがとう。」といわれた方がうれしいだろう。
神様でもご本尊様でも何でもいいが、「くれくれ」とくれくれ信心をやるより、日頃の冥加に対するお礼参りをした方がいい。
そんなことを思ったIKMTだった。