かつてのソビエト連邦はアメリカの敵であったが、その後継国家、ロシアはもはやアメリカの敵ではないのであろう。
ちょうど、我々の世代が、運動中の水分補給が悪だと言われていたが、今の世代では、適度な水分補給がよいとされているみたいに。
もはや時代は変わったのだ。
別段、アメリカとロシアがくっついたって、驚くべきことは何もない。
日本だって、かつては自民党と社会党が連立政権を組んでみたり、自民党と公明党が連立を組んだではないか。
その国際政治版だと思えばよい。
狙いは、中国とインドの連合だ。
その有色人種連合に、覇権を渡したくないのが白人勢力だ。
だから等しくローマ帝国の末裔を自負するアメリカとロシアが連合を組むのだ。
かつての中国では、同盟の証に牛を殺し、血をすすり、肉を食べたというが、その牛の血肉にあたるのが、ウクライナの地下資源とロシア黒海艦隊の出口を交換することなのだろう。
日本は敗戦によって、大和魂を連合国、特にアメリカに去勢されたが、中国は東方君子の国という魂、インドはアーリア人種発祥の地という誇りは去勢されていない。
双方とも、アングロサクソンに相当煮え湯を飲まされた国だ。
連合して、反白人連合を結成し、遠くアフリカ諸国と連帯して、反撃に出ないとも限らない。
まあ、思いついた話だが、その辺の話も、渡米した石破さんとは密約が住んでいるのだろう。
日本がいちゃもんをつけない代わりに交換したものは、日本の安全保障である。
そんなアイデアがわいてきたので、ここに記する。