以下注!小川さんファンor博士~ファンの方へ、辛口警報発令させていただきます!
本が引越しにまぎれて取り出せないのでちょいと昔のお話を・・。結構前に読み、記事も書いてあったのですが、投稿をしばらく避けてました。。映画化ということもあって、人気がでていたようなので・・。
すみません。この作品、いまからたぶんきります・・!なので、ファンの方は、お読みにならないように・・。そして読んでも怒らないように・・(笑)
小川洋子さん『博士の愛した数式』とは
記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。
アマゾンのままで失礼します。
学校の友人が、貸してくれました!ありがとう!
しかし。
結論から言うと。ちょっぴり苦手風。
いや、おもしろかったのです。借りた日に、一気に読んだし。
ただ余計な箇所というか、意味不明すぎる箇所が多かったと私には感じました。
でもそれは恩田さんの本を読んで「意味が分からない」っていう人と同じ感覚なのかも・・。慣れの問題?でも、だからこそ多くの人間がこの作品を読んで「感動した!」とかいうのは、ちょっとおかしいなぁと思いました。大衆向けの本でもないし、「感動した」なんて単純に割り切れる物語ではないと思うのですが・・。
あとは、空気が高級すぎる。と感じました。どうもなじめない。
川上さんの本は、私の日常にも転がってそうな空気が取り巻いていて、本の話が確かに存在する誰かの話なんだと思える。でも、この本は完全に限られた空間の中で、特定の人物たちが行っていることなんだな、と感じてしまいます。非現実的というか・・。だからっていって、恩田さんの本が「現実的か」と問われたらもちろん首を横に振ります(笑)
しかし最大の理由は、「『親指の標本』が強烈に印象に残っているから」だと思われます。私はこちらの作品の方が好きです。
ちなみに親指~も、同じ友人が貸してくれました!
本好きな友人は、うれしいです。
話は戻って。
好きなところもたくさんありました。
なんといっても「泣ける話を書こうとしてない」ところが好きでした。
この話、もっと悲しく書こうとすればいくらでもかけると思うのです。
でも、小川さんはこの話をただの「泣ける話」にしなかったと思います。悲しいところが盛りだくさんなのに、意外なほどあっさり書かれ、淡々としてる。そこがすごく好きでした。
要するに好みでなかったということで・・。この本がダメってことではないです。
本にも相性があるので、私はこの本と相性がなかっただけだと思います。
むむ。アマゾンの評価も高いし、ブログを書いてる人の評価もかなりよいので、怒られないといいのですが・・。でも投稿しちゃおう。遠慮してるわりに長い投稿となりました;
本が引越しにまぎれて取り出せないのでちょいと昔のお話を・・。結構前に読み、記事も書いてあったのですが、投稿をしばらく避けてました。。映画化ということもあって、人気がでていたようなので・・。
すみません。この作品、いまからたぶんきります・・!なので、ファンの方は、お読みにならないように・・。そして読んでも怒らないように・・(笑)
小川洋子さん『博士の愛した数式』とは
記憶が80分しか持続しない天才数学者は、通いの家政婦の「私」と阪神タイガースファンの10歳の息子に、世界が驚きと喜びに満ちていることをたった1つの数式で示した…。
アマゾンのままで失礼します。
学校の友人が、貸してくれました!ありがとう!
しかし。
結論から言うと。ちょっぴり苦手風。
いや、おもしろかったのです。借りた日に、一気に読んだし。
ただ余計な箇所というか、意味不明すぎる箇所が多かったと私には感じました。
でもそれは恩田さんの本を読んで「意味が分からない」っていう人と同じ感覚なのかも・・。慣れの問題?でも、だからこそ多くの人間がこの作品を読んで「感動した!」とかいうのは、ちょっとおかしいなぁと思いました。大衆向けの本でもないし、「感動した」なんて単純に割り切れる物語ではないと思うのですが・・。
あとは、空気が高級すぎる。と感じました。どうもなじめない。
川上さんの本は、私の日常にも転がってそうな空気が取り巻いていて、本の話が確かに存在する誰かの話なんだと思える。でも、この本は完全に限られた空間の中で、特定の人物たちが行っていることなんだな、と感じてしまいます。非現実的というか・・。だからっていって、恩田さんの本が「現実的か」と問われたらもちろん首を横に振ります(笑)
しかし最大の理由は、「『親指の標本』が強烈に印象に残っているから」だと思われます。私はこちらの作品の方が好きです。
ちなみに親指~も、同じ友人が貸してくれました!
本好きな友人は、うれしいです。
話は戻って。
好きなところもたくさんありました。
なんといっても「泣ける話を書こうとしてない」ところが好きでした。
この話、もっと悲しく書こうとすればいくらでもかけると思うのです。
でも、小川さんはこの話をただの「泣ける話」にしなかったと思います。悲しいところが盛りだくさんなのに、意外なほどあっさり書かれ、淡々としてる。そこがすごく好きでした。
要するに好みでなかったということで・・。この本がダメってことではないです。
本にも相性があるので、私はこの本と相性がなかっただけだと思います。
むむ。アマゾンの評価も高いし、ブログを書いてる人の評価もかなりよいので、怒られないといいのですが・・。でも投稿しちゃおう。遠慮してるわりに長い投稿となりました;
大衆向けの本でもないし、「感動した」なんて単純に割り切れる物語ではない>
周りの評価に左右されてなくって、うん、なかなか鋭いなぁ、と思いました。
小川洋子さんの本が沢山売れてるのって、私も微妙に不思議だったし。
『薬指の標本』、いいですよね。 こちらの作品の方が小川洋子度が濃厚なので、ことはさんが気に入る作品は、他にもきっとあると思います。
もっもちろん、りなっこさんのブログは隅から隅まで拝見させていただいたわけでして、小川洋子さんが好きと存じ上げていたので、コメントがあるのを見たときは、ドキドキしました。優しいお言葉ありがとうございます。
なんとまぁ、ばっさりきってしまったのですが、これだけ語ってるって時点で、やはり好きなのかもな、とも思います。
『薬指の標本』、すごくよかったです。不思議で少し怖くて、でもやさしくて。特に同時収録の『六角形の小部屋』が好きです。友人に借りて読んだのですが、これは結局購入してしまいました。
ちょうど今日、以前から探していた『妊娠カレンダー』を発見し読み始めよう・・というところです。
小川さんに「出会う」ために、どんどん読んでいきたいと思います!
ほぼ毎日こちらは覗かせてもらっているのですが、今日は小川洋子『博士の愛した数式』を取り上げてあったので「おおっ」と思って読ませてもらいました。
私はかなり好きな作品だったのですがどうやら「好みでない」ようですね(笑)私は他の小川作品を読んでないので比較批評はできないのが残念!
それでもことはさんの「これは万人向けではない」という意見には賛成ですね。けっして「泣ける」作品ではなく、ある意味では非常に観念的で非日常的でもあると思っています。それでも「物語」として成立させている所はさすがと思ってしまうのですが。『親指の標本』とか他の作品も読んでみますね。
ありがとうございます。
書くか迷ったのですが書いてよかったです。
同じ本を読んだ方からコメントをいただいて、その方の意見や感想を聞けることはとても幸せです。その本を新たな見方で読むことができるし・・本当に感謝です。
小川さんの本、まだ二冊しか読んでませんが、あの世界観は一体どうやって生み出されているのだろう・・と思います。『博士~』も『親指~』も、物語り全体を取り巻く世界が独特で、濃厚だなぁと感じます。早く、その魅力をもっと楽しめるようになりたいと思います。
私も伊達眼鏡さんのブログ、パソコンを開く日は必ずお邪魔しています。
いろいろとお忙しくなるとは思いますが、私も伊達眼鏡さんの4月からの生活が幸多きものとなるよう祈っています!