☆GREEN HEART☆

漫画と本と国府津があれば生きていけるかもしれない「ことは」のブログ。
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伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングが地球を回す』

2006-11-29 | ■あ行の作家
傷は残り、恐怖は続く。

伊坂幸太郎さんの『陽気なギャングが地球を回す』
内容(「BOOK」データベースより)
【嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。】

若干!じゃっかんファンの方には失礼な感想がまじっているかもしれませんので、
警報を発令させていただきます!私も伊坂さん大好きなのです!


どこでやられたかって、名前です!
名前惚れしてしまう私にとって、この小説は反則です!
初めから苗字で呼び合うギャングたち。
小見出しが、全部苗字。
成瀬、久遠、響野   (雪子、祥子・・あれ・・)
あぁ!いい!(変態っぽい)

ここから微妙に中辛です;
ア●ゾンさんの本書(文庫)にレビューを書いてる方の初めの三人の方の感想に近い感じです;(なんだそりゃ)
おもしろかった・・・ですが、
どちらかといえば、重力やラッシュの方が好みでした。
たぶん、今まで読んだ伊坂さんからすると、ちょっと期待した方向が違った・・とかそんなものだと思います。
なんだか、後半は昼ドラ・・って昼ドラじゃやらないか;科捜研の女とか、おみやさんとか、そんなマイナードラマみたいな感じで・・・後半ってのは、あれです、あの方とあの方のあれとかです。


絶対言われたくない言葉。


「魂のランクが下がってる」     
                       (本書P293l9より)

イヤだな・・言われたくないな(笑)

映画化されてるということで。
俳優さんは恐ろしいほど詳しくないのですが、雪子はストレートのショートなイメージです。あれです、あの・・・あれ、ドラマ「ビギナー」にでてきたあの内縁の妻の!それにしても「ビギナー」はまれにみる傑作であったと思っております。
まれにみるっても、自分が見るのがそもそも稀で、ドラマ自体を一年に一個見たらいいほうなんですが;大好きでした。思い出しただけで笑えてきます。ひょー

古畑マニアです。大好きです。(唐突だな・・)
古畑が、電車ジャック事件で言った言葉がこの作品にもあてはまると思い。
ギャングの持論と全面的に戦う構えです(笑)
しかし勝算は皆無也。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (苗坊)
2006-11-29 11:49:09
映画は気になっています。
みてないんですよね~^^;
小説が好きなので、映像化嫌いの私としては悩むところでありまして・・・
でも、皆さん絶賛してらっしゃるので、レンタルで見てみようかと思います^^
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あうっ (ことは)
2006-11-30 01:49:03
>苗坊さん

あぁぁ微妙に中辛な記事で・・あわわ・・


映画とても気になります!
私も正直本源裂くのが映像化されるのって、好きでないのですが、評判いいので観てみたいな~と思ってまります!
個性的な登場人物ばかりなので、どんな風になるのか・・・気になります!
映画は、以前苗坊さんの記事を拝見したときに、に激しく同感しました!90分がよいですよね、2時間じゃなくて90分。これも90分くらいでスカッと出来上がってたらいいな~などと思います!
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