いまさらですが、初読みでした。短すぎて、読む気がしなくて;
恩田陸さん『puzzle』とは
無人島と化した廃墟・・。そこでほぼ同時刻に3人の人間が死んだ。
体育館で餓死死体。映画館で感電死体。「屋上」で墜落死体。
身元を表すものは一切ない。唯一の手がかりとして残った、「コピーされた紙」は「さまよえるオランダ人」「地形図の作り方」「映画の製作発表記事」・・・。関連性のない「紙」は、さらなる謎を生み出した。死亡時刻が限りなく近い3死体の関連性は?はたして事故か?殺人か?
廃墟のモデルは、「軍艦島」・・??
おもしろいけど、何しろ短い。しかし、関根家がでてくるのでファンにはたまらない一冊です。短いながらも、感じとしては一部(サイド)と二部(サイド)にわかれています。一部で、事件の謎のピースを与えられて、それを第二部で解く。という流れです。
第二部の展開は意外でした。第一部サイドのまま謎解きが開始されるのかと思ったので。第二部だけをよむと、主人公が関根春だとは言いがたい(笑)
今まで読んだ恩田作品の中では、意外な一冊となりました。なんというか、わりと解決されてる気がする・・・。謎が。
今までの恩田作品は、読むとしばらく世界に入り込んでぼ~っとしちゃうのですが・・・。これは、読後本の世界に浸ってる時間が短かった。
廃墟のイメージと、「なぜ廃墟にいたのか」という理由は完璧でした。
ただ、3死体の死亡原因(?)を説明しなくてもよかったような・・??
なぜか『MAZE』と混ざる。自分が同時に手に入れたせいか、題名が英字のせいか、閉ざされた土地の雰囲気のせいか・・。とにかく、『MAZE』と混ざる。
&「毬」が作品に登場して驚きました。先日同作者『赤い毬』読んだばかりだったので・・;
廃墟の雰囲気に酔うもよし。推理小説的に読むもよし。初めにある記事だけ読んで、意味不明で挫折するもよし(笑)
薄いですが、初めて読む恩田作品にはオススメしません。でも、恩田作品の中では、結末が意外とはっきりしてるものだと思います。その点では読みやすいかも?
恩田陸さん『puzzle』とは
無人島と化した廃墟・・。そこでほぼ同時刻に3人の人間が死んだ。
体育館で餓死死体。映画館で感電死体。「屋上」で墜落死体。
身元を表すものは一切ない。唯一の手がかりとして残った、「コピーされた紙」は「さまよえるオランダ人」「地形図の作り方」「映画の製作発表記事」・・・。関連性のない「紙」は、さらなる謎を生み出した。死亡時刻が限りなく近い3死体の関連性は?はたして事故か?殺人か?
廃墟のモデルは、「軍艦島」・・??
おもしろいけど、何しろ短い。しかし、関根家がでてくるのでファンにはたまらない一冊です。短いながらも、感じとしては一部(サイド)と二部(サイド)にわかれています。一部で、事件の謎のピースを与えられて、それを第二部で解く。という流れです。
第二部の展開は意外でした。第一部サイドのまま謎解きが開始されるのかと思ったので。第二部だけをよむと、主人公が関根春だとは言いがたい(笑)
今まで読んだ恩田作品の中では、意外な一冊となりました。なんというか、わりと解決されてる気がする・・・。謎が。
今までの恩田作品は、読むとしばらく世界に入り込んでぼ~っとしちゃうのですが・・・。これは、読後本の世界に浸ってる時間が短かった。
廃墟のイメージと、「なぜ廃墟にいたのか」という理由は完璧でした。
ただ、3死体の死亡原因(?)を説明しなくてもよかったような・・??
なぜか『MAZE』と混ざる。自分が同時に手に入れたせいか、題名が英字のせいか、閉ざされた土地の雰囲気のせいか・・。とにかく、『MAZE』と混ざる。
&「毬」が作品に登場して驚きました。先日同作者『赤い毬』読んだばかりだったので・・;
廃墟の雰囲気に酔うもよし。推理小説的に読むもよし。初めにある記事だけ読んで、意味不明で挫折するもよし(笑)
薄いですが、初めて読む恩田作品にはオススメしません。でも、恩田作品の中では、結末が意外とはっきりしてるものだと思います。その点では読みやすいかも?
集中力の差かも(笑)
やっぱり気になるな~恩田さん。
これは本当に短くて、一時間くらいで読めるので、オススメします!
あれ??記事にはオススメしないって書いてますね;
でも、本当におもしろいので、いつか是非恩田作品チャレンジしてみてくださいー!
では
「夏の名残りの薔薇」のような終わり方は謎が残りすぎて苦手なので、「puzzle」のようにすっきり謎が解決されている作品が好きです。謎を謎として楽しめれるようになりたいです。
廃墟のイメージとても良いですよね。表紙の写真も作品の廃墟のイメージにぴったりで!
関根家といえば、「象と耳鳴り」でしょうか?まだ、読んでいないのですが、恩田作品の思いがけないところで思いがけない人物に出会えるところが大好きです。
「七つの黒い夢」も読まれたのですね。とても羨ましいです。本屋に行く都度ちらちら見ているのですが、まだ図書館に入っていなくて・・・。
私も「MAZE」と同じシリーズ作品だと思っていましたよ。題名が英字だったことが原因だと思います(苦笑)
それでは、長々失礼いたしました。
あっ、「黒と茶の幻想」いつ文庫になるのでしょうね?
「夏の~」とか、謎が多く残る作品がホントに多いですよね;
あっ「MAZE」と似てますよね・・?
よかった仲間がいた(笑)やはり、英字のせい・・?
関根家はどうやら「象と耳鳴り」とか「六番目の小夜子」とか「図書館の海」とか結構いろいろ関係しているようです・・。私も未読のものがあるのでいまいち自信がないのですが・・;
私も、恩田作品で関係した人物が突然他の作品にもこっそり現れてる・・というのがすごく好きです!はっきり「シリーズ」になってるんじゃなくて、偶然出会えた感じがするっていうのが大好きです・・!
「黒と茶」は、4月14日というのが、いまのところ有力みたいですが、どうでしょう。。とにかく、早く発売して欲しいです!
またそちらにもお邪魔させてください。それではコメントありがとうございました!
TBありがとうございました。
確かに、余韻に浸るには短すぎましたよね^^;
でも、面白かったですね。
結末がハッキリしているのもいいと思いますし。
ただ、私も恩田さんの初読みの本としてはオススメしないですね^^;
短いのも好きですが、やっぱり雰囲気に浸り続けられる・・という点では、長編の方が・・と思ってしまいます。
私の勝手なイメージでは、恩田さん=謎残る、だったので、謎が解決されていた(結末がはっきり)というのは、びっくりでした。
でも、やっぱりおもしろい&大好きな一冊です!
先日は、TBのみで失礼しました(汗)。
TBにコメントもつけてくださって、ありがとうございます。
私は推理小説的に読みましたが、短い中に凝縮された謎の解き方が、
鮮やかだったのが印象的でした。
小説の世界に浸るという点では、最近読んだ「中庭の出来事」は満足以上(!?)でした。
過去記事、拝見させていただきますね。
これからも、よろしくお願いいたします。
はじめまして!
こちらこそわざわざコメントいただき、ありがとうございます!
私もやはり、ささっと鮮やかに謎が解明されたのが、印象に残っています。
あの話はあれで完結しているようですが、舞台がかなり気に入ったので、あれでも長編を書いてくれないかな、などと思っています・・
あっ。過去記事、短編長編からライトノベルまで~と、大変幅広くて楽しく拝見しております。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
それでは!