満への言及、大いに笑いました。
恩田陸さんの『クレオパトラの夢』とは
【神原恵弥。
不倫相手を追って北海道に住み着いた、妹和見を連れ戻すという使命のもと、
北海道へ降り立った。
しかし、北海道訪問には、もう一つ重要な目的があった。
ークレオパトラー
妹和見、不倫相手、その妻、そして謎の人物たち。
クレオパトラを夢見て、今その名の下に、複数の人間が集まり、
事件は交錯するーー】
恩田さんにしては珍しく、解決されている部類に入る本でした。
それほど謎が残っていない。
どちらかといえば、下世話な謎だけ残りましたが・・
三文ドラマ的な流れよいと思いますがどうなるでしょう。
北海道H市(そういえば、Y島もあったな~とか)を舞台に・・
ということで、物語も雪がしんしんと降り積もっていくような、
そんな緩やかだけど、確かに雪は積もっていく、という感じの流れの本でした。
謎の「クレオパトラ」。
ある人物は、クレオパトラに夢を見て、追い求め。
ある人物は、クレオパトラに取り付かれた人物を追い求め。
ある人物は、夢とともに姿を消す。
「クレオパトラ」が意外に陳腐・・(失礼)な気もしました。
少なくとも、私にとって、「夢」のクレオパトラとは言いがたいものでした。
地図との関連性はおもしろかったし、恵弥のラストの推理はすごくおもしろかったです。でも、やっぱり恩田さんなので、クレオパトラはきっと私が想像もできないようなものなんだろう、と思っていて。過剰に期待しすぎた感があったかなぁ~という感じはありました。でもやっぱり最後は「おお!」となりました!
終始、心理戦が繰り広げられ・・・
同著者『MAZE』の恵弥を知ってる方ならわかると思いますが、
恵弥に引き続き、妹和見、多田、慶子全員がもう策士というか・・
会話の中で騙す引っかける惑わす・・・・・etc...
一人くらい、素でボケな人がほしかった・・と思いました(笑)
「若槻慧」という名がとても美しくて好きでした。
恩田陸さんの『クレオパトラの夢』とは
【神原恵弥。
不倫相手を追って北海道に住み着いた、妹和見を連れ戻すという使命のもと、
北海道へ降り立った。
しかし、北海道訪問には、もう一つ重要な目的があった。
ークレオパトラー
妹和見、不倫相手、その妻、そして謎の人物たち。
クレオパトラを夢見て、今その名の下に、複数の人間が集まり、
事件は交錯するーー】
恩田さんにしては珍しく、解決されている部類に入る本でした。
それほど謎が残っていない。
どちらかといえば、下世話な謎だけ残りましたが・・
三文ドラマ的な流れよいと思いますがどうなるでしょう。
北海道H市(そういえば、Y島もあったな~とか)を舞台に・・
ということで、物語も雪がしんしんと降り積もっていくような、
そんな緩やかだけど、確かに雪は積もっていく、という感じの流れの本でした。
謎の「クレオパトラ」。
ある人物は、クレオパトラに夢を見て、追い求め。
ある人物は、クレオパトラに取り付かれた人物を追い求め。
ある人物は、夢とともに姿を消す。
「クレオパトラ」が意外に陳腐・・(失礼)な気もしました。
少なくとも、私にとって、「夢」のクレオパトラとは言いがたいものでした。
地図との関連性はおもしろかったし、恵弥のラストの推理はすごくおもしろかったです。でも、やっぱり恩田さんなので、クレオパトラはきっと私が想像もできないようなものなんだろう、と思っていて。過剰に期待しすぎた感があったかなぁ~という感じはありました。でもやっぱり最後は「おお!」となりました!
終始、心理戦が繰り広げられ・・・
同著者『MAZE』の恵弥を知ってる方ならわかると思いますが、
恵弥に引き続き、妹和見、多田、慶子全員がもう策士というか・・
会話の中で騙す引っかける惑わす・・・・・etc...
一人くらい、素でボケな人がほしかった・・と思いました(笑)
「若槻慧」という名がとても美しくて好きでした。