積本理由
「予告編らしいので、全部読んでから読みたかった」。
恩田陸さん『図書室の海』とは
予告編的な、短編集。
ホラーが強い。
割と昔の作品も収録(1995年など)
この短編集に説明は不要と思うので、
単なる雑感のみを記します。あしからず。
う~む。
ネタバレは気にしませんが、読む順序は一応気にするのです!
ということで、本書の
「イサオ・オサリヴァンを捜して」「ピクニックの準備」「図書室の海」
は未読となります。関連作品を読んでから読みたいと思います。
やー。イサオは評判いいので気になるんですが・・。
「図書室」というのは、実は自分にとってなじみのない場所でだったりします。
毎週必ず、市の図書館に家族で行くことが決まっていたので、
そこで借りてたので、学校の「図書室」は利用せず。
(借りないってことで、通ってはいました!)
以下雑感。
「春よ、こい」
おバカな私は、途中でこんがらがり~
ぐるぐるしながら読みました。
「茶色の小壜」
血は苦手なので、途中で読むのを断念しそうになりました。
「睡蓮」
今作のみ、再読になります。
う~む。何度も思うけど、ホント黒いなぁ。
★「ある映画の記憶」
こわ~い。
なぜか、『不安な童話』を思い出す。
「国境の南」
『ユージニア』を思い出しました(単純)
本人も記していますが・・。
どこかで読んだことのあるような。そんな印象を受けました。
恩田さんだからこそ、もっとなんかひねってほしかった。
と偉そうなことを言います。
★「オデュッセイア」
読んだ瞬間はまりました。雰囲気が最高に好きです。
ココロコ。動く街。
しかし、読み進めていくと、非常に怖くなってきました。
何を暗喩しているのか、途中でやっと気がつき・・・
★「ノスタルジア」
「時間は連続してない」という彼の主張が、一番面白かった。
なるほど。
たとえば、子どもの頃からの、懐かしい記憶がある。
それと同じ場面と出逢う。
「なんだ、これ昔見たからこんな記憶があるんだ」
ではない。
「今見ている記憶が、子どものころの記憶に逆戻りしているんだ」
と。なんとまぁ、奥の深い。
私だったら、「あ~夢で見たんだな~」で終わるぞ。
恩田陸さんの本を読むとき、
「聡明な少女」が必ず思い浮かびます。
本が好きで、他人をどこか冷めた目で見、
それでいて、他人との距離をうまくつかみ、
決してそこからハズレナイ少女。
恩田陸さんの初読み本には、おススメしません。
何作か読んで恩田さんを好きになった人のみに読んでいただきたいような、
そんな本。はやくイサオ~が読みたいです。
next積本→『伯爵と妖精』也。いくぞ!
「予告編らしいので、全部読んでから読みたかった」。
恩田陸さん『図書室の海』とは
予告編的な、短編集。
ホラーが強い。
割と昔の作品も収録(1995年など)
この短編集に説明は不要と思うので、
単なる雑感のみを記します。あしからず。
う~む。
ネタバレは気にしませんが、読む順序は一応気にするのです!
ということで、本書の
「イサオ・オサリヴァンを捜して」「ピクニックの準備」「図書室の海」
は未読となります。関連作品を読んでから読みたいと思います。
やー。イサオは評判いいので気になるんですが・・。
「図書室」というのは、実は自分にとってなじみのない場所でだったりします。
毎週必ず、市の図書館に家族で行くことが決まっていたので、
そこで借りてたので、学校の「図書室」は利用せず。
(借りないってことで、通ってはいました!)
以下雑感。
「春よ、こい」
おバカな私は、途中でこんがらがり~
ぐるぐるしながら読みました。
「茶色の小壜」
血は苦手なので、途中で読むのを断念しそうになりました。
「睡蓮」
今作のみ、再読になります。
う~む。何度も思うけど、ホント黒いなぁ。
★「ある映画の記憶」
こわ~い。
なぜか、『不安な童話』を思い出す。
「国境の南」
『ユージニア』を思い出しました(単純)
本人も記していますが・・。
どこかで読んだことのあるような。そんな印象を受けました。
恩田さんだからこそ、もっとなんかひねってほしかった。
と偉そうなことを言います。
★「オデュッセイア」
読んだ瞬間はまりました。雰囲気が最高に好きです。
ココロコ。動く街。
しかし、読み進めていくと、非常に怖くなってきました。
何を暗喩しているのか、途中でやっと気がつき・・・
★「ノスタルジア」
「時間は連続してない」という彼の主張が、一番面白かった。
なるほど。
たとえば、子どもの頃からの、懐かしい記憶がある。
それと同じ場面と出逢う。
「なんだ、これ昔見たからこんな記憶があるんだ」
ではない。
「今見ている記憶が、子どものころの記憶に逆戻りしているんだ」
と。なんとまぁ、奥の深い。
私だったら、「あ~夢で見たんだな~」で終わるぞ。
恩田陸さんの本を読むとき、
「聡明な少女」が必ず思い浮かびます。
本が好きで、他人をどこか冷めた目で見、
それでいて、他人との距離をうまくつかみ、
決してそこからハズレナイ少女。
恩田陸さんの初読み本には、おススメしません。
何作か読んで恩田さんを好きになった人のみに読んでいただきたいような、
そんな本。はやくイサオ~が読みたいです。
next積本→『伯爵と妖精』也。いくぞ!
こちらを読ませていただいたら、いい具合に忘れてるし・・・(笑)。
あ、「図書室の海」を読まなかったということは、アレ、ですよねぇ?
ふむ、そうでしたか・・・。
ん? 『象と耳鳴り』は、読んでませんでしたっけ?
ふむ・・・。
しまった・・
りなっこさんからスルドイつっこみを・・。
そういえば・・・そうでした・・!
気がつかなかった・・『像と耳鳴り』も思いっきり関連作品でした・・。
六番目~→像と~→図書室~
と読みたかったのに、像と~はまったく何も考えずに読んでしまい・・あぁ!しまった!
もういっそ図書室~読んでも・・。
というか、早く六番目を読むべき・・・うっ。
表題作を読まず、感想あげるなんて我ながらいい度胸・・。あぁ!