週一寺社めぐり

原則として週一回 神社仏閣を訪れる

西方寺 宇流冨志祢神社 宝蔵寺 宗泰寺  2016.09.21

2016年09月23日 | 神社仏閣

西方寺 三重県名張市南町476
寺伝によれば室町時代の(1462)心蓮社光誉上人の開基で、初めは西方庵という念仏道場で、土地の豪族徳地家から篤く信仰、帰依されていました。下って(1636)藤堂高吉が名張に来住後、自家の菩提寺は平尾の徳蓮院と定めましたが、妻の慶法院や重臣小沢宇右衛門、小野三左衛門らをはじめ多くの家臣が当寺に帰依して菩提寺と定めました。

  

   

本堂

本堂

観音堂

      

 

宗  泰  寺  名張市元町412番地
山号寺名 長寿山宗泰寺 融通念仏宗 本  尊    十一尊天徳如来(観音堂本尊 揚柳観世音菩薩)
融通念仏宗は浄土教の宗派のひとつで、平安時代末期の(1117)に天台宗の僧良忍が大原来迎院で修行中、誰もが速やかに仏の道に至る方法(速疾往生)の偈文を阿弥陀如来から授かり開宗したもので、大念仏宗ともいわれます。そして宗泰寺は三重県下における同宗の唯一の寺院です

本堂

  

 

 

 宇流冨志祢神社 うるふしね 三重県名張市平尾3319
伊賀国・名張郡鎮座の式内小社で伊賀式内25座の1座。祭神:宇奈根命
配祀:武甕槌命、經津主命、姫大神、天兒屋根命他  三代実録に清和天皇の貞観15年(873)に宇奈根命、従五位上を授かるとあり、春日神が祀られる以前、宇奈根という神が祀られていた。宇奈根とは全国の地名にある言葉で、用水を流す水路のこと。祭神の宇奈根命は涌水や用水の取り入れ口や取水口に祀られ水や穀物を守護する神様です

 境内社山王権現

拝殿

拝殿

拝殿内

本殿

  興玉松尾神社

興玉松尾神社本殿 

 

宝蔵寺 名張市平尾3232
「天武天皇勅願寺にして…」と『伊賀記』に記され、さらに聖武天皇のとき、僧行基をして法蔵阿弥陀仏を刻ませてこれを安置すると伝える古刹です。また、奈良興福寺文書に興福寺末と記され、古くは法相宗であったともいわれています。但し、旧記類を欠くためその創建の由緒の詳細は不明です。

本堂

 庫裏       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする