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Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

■ 大代の狛犬 ~鳴門市大津町・大代~

2007年08月27日 | 神社巡りと狛犬と

八坂神社

    

なんだか頭でっかちな狛犬くんだな~。目がグルグルまわってるみたいに見える。


          

顔だけアップにすると、さらにおもしろい顔になる。
関西の狛犬は派手な動きはなく大人しく座っているのが多いらしい。
しかも歯が入れ歯みたいにきちんと彫られてあるのが特徴らしい。




八坂神社 その2

          
          

こちらは結構道をさまよい歩いて見つけたほうの八坂神社。
探してたどり着いた神社に、新しくてあまり特徴のないこのような狛犬君がいると
その落胆は計り知れない・・・・。でも記念に一枚。




諏訪神社


          

諏訪神社の狛犬君はいたるところに亀裂がありました。形としては普通・・。
ほかの狛犬たちより犬っぽい。獅子の特徴があまりないなぁ。



八幡神社

          

こちらは結構大きな狛犬さんです。おどけた顔がおもしろいです。
足がすごくまっすぐなのが、ちょっと気になります。
仙人のようなあごひげがあって、口も「笑ってる」としか言いようのない口です。

■ あほいき神社巡り ~大津町・大代~

2007年08月26日 | 神社巡りと狛犬と

とある夏の暑い暑い猛暑日、亀吉(自転車)を買って嬉しくてたまらない私は、
さっそく神社めぐりに出かました


    

地図を眺めていたら、鳴門市の大津町大代に神社が密集していたので、
たくさん狛犬に出会えるかな~~~という期待を胸に、いざ出陣


駐車場の大きなお寺に車を置かせていただいて、そこから亀吉に乗り換えて
地図を片手に神社巡り。


    

最初に行った「宮尾神社」は、全然人の気配のないところで、竹やぶなんかも
あってとても恐かった
暗い階段を頑張って上ったのに、狛犬がいなくて、ハチがぶんぶん飛んでいた
だけでとても辛かった
でもこの神社の付近には古墳があるらしい。(あとで分かったことだけど)


          

この「八坂神社」はかなり探した。地図上では道沿いにあるのに、なかった・・。
しかも境内に入るのは横から。鳥居は敷地内にあるけれど、その先に道なし。
謎の神社だった。昔は鳥居の向こうに参道があったのかしら・・・・。


          

地図を片手にさらに梨畑の道をコキコキこいでいく・・・・暑い


    

暑くて意識が朦朧としてくるなか、田んぼの向こうに神社を発見
発見した瞬間、喜びがこみ上げてくるのが神社探しの醍醐味です・・・。
将来ビザンティン聖堂を巡るときも、この喜びを味わうのだろう


          

最後は「諏訪神社」に行った。どこかな~と探しながら自転車をこいで、
ほそ~~い道に入ってみたら、カーブした道の先に玉垣と鳥居が少し見えて、
「やった~見つけた~!」と一人で感動・・・・


    この日だけで9ヵ所の神社を訪ねた。満足満足


■ 山神社 ~大麻~

2007年08月21日 | 神社巡りと狛犬と


阿波国一宮の大麻比古神社に向かう途中、地図に記載のない神社を発見したので、
狛犬さんがいるかどうか見に行ってみました


    

参道は玉砂利ではなく自然に草が生えていて、それはそれで緑が美しい
わだちが玉垣のある境内の前までつながっていたけれど、なんとなく車で入って
いくのは気がひけたので、カール5世は鳥居の前に駐車



いましたいました狛犬さん



    

なんだかちょっと「かぶりもの」を装着しているような感じの狛犬さん。

           

           足に注目


    

        ゾウガメさんのようなご立派な足でした



■ 大麻比古神社の狛犬

2007年08月20日 | 神社巡りと狛犬と


徳島に住んでいるのに、恥ずかしながら阿波国の一宮である「大麻比古神社」に
参拝したことがなかったのです
神社巡りをはじめてから、小さな神社にはたくさん足を運んだけれど、
身近にある立派な神社に足を踏み入れていないなんて恥だ!!ということで、
さっそく狛犬に会うのを目当てに行ってきました



          

立派な大鳥居のある参道の入り口に、これまた存在感を発揮しているのが
こちらの狛犬です。鳥居も大きいし、狛犬も大きい!
お口の中には「玉」が入っていますね~。結構新しそうな狛犬です。




そして神社の境内に入るとこには・・・・

    

石碑のようなものに、両手を置いた狛犬君がいました。
石碑と言っても、字が書かれているかどうか私には不明でしたが、
石碑の下のほうに、「ぷぅぅぅぅ~」っと花を吹き出す人物が彫られています(謎)


           それにしても・・・・・

          

「君・・・なんだかおしりの位置がおかしくありませんか・・・?





           そして拝殿の前には・・・・・





          

        「・・・・・・・・・・参りました
あなたのような狛犬様がいらっしゃったとは、知りませんでした・・・。
その鉄兜のような髪の毛、ご立派な細い足、豚さんのようなお鼻・・・。


    

        いとアンバランスなお姿・・・・

台座には「石工 藍住郷 口崎屋佐右衛門」と書かれている。
1762年、この狛犬さんを彫り上げた口崎屋佐右衛門さんは、
「上出来じゃ・・・・」と、真剣に思ったのであろうか・・・・・


■ 弁才天神社 ~兵庫・沼島~

2007年08月16日 | 神社巡りと狛犬と


沼島汽船の発着場からすぐに見えるのが「弁財天神社」です。

    

大きくて立派な松の木が、港の景色と重なってとても印象的です
最近よく松が枯れているのを見かけますが、この神社の松は本当に美しい。
あ~これぞ日本の心・・・と、ついため息がでてしまいます。


          

    弁才天神社の狛犬さんは、小さくて丸くて愛らしいですよ。


    

  なんとなく境内の石(玉砂利?)をいつの間にか撮影していました。


 この弁才天神社の石垣について詳しく書かれているおもしろいHPを
  見つけましたので参考にして下さい。

    『兵庫の山々 山頂の岩石』

■ おのころ神社 ~兵庫・沼島~

2007年08月16日 | 神社巡りと狛犬と


いろんな説があるけれど、古事記に登場する国生み神話の「おのころ島」だと
伝えられる場所の最有力候補地が、沼島です。

 おのころ島とは・・・・・

神話によると、天つ神がイザナギとイザナミの二神に神聖な沼矛(ヌボコ)を授け、
国造りを命じた。そして二神は天の浮橋に立って、授かった矛で世界(海?)を
かき回した。潮がゴロゴロと鳴り、引き上げた矛の先から落ちた雫が固まって島と
なったのがオノコロ島です。この島に二神が降り立ち、夫婦の契りを交わして御柱
と宮殿を建てて、国生みをしたのだとか・・・。

詳しくは 南あわじ市 ホームページ



沼島散策で一番楽しみにしていたのが「おのころ神社」
地図すら持っていなかったので、猛烈な暑さの中、ひたすら海沿いを歩いた


    

    そしてついに「おのころ神社」の立て札を発見した


    

    しかしまさかこんな廃屋の横から登っていくなんて想像も
    していなかった


          

  しかも結構荒れた山道を長いこと歩くなんて思ってもみなかった
  へびとか出現しそうな山道だった・・・・。
  実際、アシナガバチやクマバチに体のまわりをブンブン飛行され、
  「ぎゃ~~~~」っと叫びながら何度も走った
  もしいつものように一人で参拝していたら、この時点で撤退を
  余儀なくされただろう・・・・・。
  どこまで続くか分からない山道。一人だと孤独すぎる。


          

  走って走ってたどり着いたのがものすごく急な階段・・・。
  この時点で心臓がバクバクして飛び出しそうだったので、
  最後はもう気力だけ
  階段の中間くらいから撮影したので、実際の階段はもっと長い。


          

  ハチを恐れながら狛犬を撮影したから、はっきり写ってない。
  しかしこの狛犬さん・・・小心者の私をきっとあざ笑っている


          

  おのころ神社に祀られているのは、もちろんイザナギとイザナミの二神。


結局参拝を終えた後も境内でゆっくりすることはできず、ハチに追い回され
ながら、逃げるように山道を下ったのでありました・・・・
でも行くことができてよかったです。

■ 沼島八幡宮 ~兵庫・沼島~

2007年08月16日 | 神社巡りと狛犬と

沼島の港から徒歩10分以内の海沿いにある沼島八幡宮。
気温が35度を上回る猛暑日に参拝したものだから、汗だくでの参拝でした(笑)

          

案内板にはこのように書かれていました↓
     
     「 御影石の石段が、神門から上が33段の女坂、下が42段の男坂
      と呼ばれています。海上安全、四季豊漁の神様です。
       この森は、氏子により神社の創建はるか以前より、守り続けて
      こられた神域でとても大切にされております。
       神社の森には、幕末のオランダ人シーボルトが学会で紹介した
      ホルトの木(ユズリハモドキ)が生い茂り、県の環境安全地域に
      指定されています。南限・北限の植物も混生し、牧野富太郎博士が
      大きな関心を寄せた森でもあります。」

永享8年(1436年)梶原景俊の創建と伝えられているそうです。


1436年か~~~。古いですね我が愛するビザンティン帝国が崩壊する
以前にここは創建されているのね。感慨深いです。


          
      
階段を上りきると狛犬が睨みをきかせた形相で私を見ていた
ここの狛犬ちょっと顔が険しいな・・・・。


    

境内からの眺めはとても美しいです
神社のお社の周りには森が案内板に書かれていたようにあって、
ものすごく貫禄のある大きな木々が、ここが神域であることを
物語っていました。


    

拝殿の鬼瓦もとても印象的でした。そういえば淡路島って鬼瓦が有名だった
かしら???あやふやな知識しかありません


□ 狛犬コレクション vol.1 淡路島

2007年08月02日 | 神社巡りと狛犬と
神社に訪れると出会う狛犬(コマイヌ)。
空想上のどうぶつであり、名前も「高麗犬(コマイヌ)」で、
ようするには「外来の動物」といったところだ。

仏教とともに伝来したとされるが、日本での展開は未だ
明らかでない部分が多いらしい。

それでは狛犬の世界へ


        
        (南あわじ市 広田八幡神社)

見たこともない「獅子」に似た空想上の動物を、奉納者の依頼によって
彫らなければいけない石工さんたちは、さぞかし大変だったでしょう。

淡路の狛犬の足って、何故かよだれかけみたいなのがソックスのように
つけられているのがおもしろい


   
(南あわじ市 春日神社「阿形」)   (春日神社 「吽形」)


一対の狛犬を阿吽(アウン)の組み合わせにするのは日本独特の形式で、
仁王像の影響と考えられています。
「阿吽」とは、インドの古語であるサンスクリット語の最初と最後の
言葉で、物事の最初と終わりを象徴していると「神社入門」書に
書かれていました。
キリスト教で言えば「α(アルファ)とω(オメガ)」のようなものなんで
しょうね~。

ここの狛犬君はほんとによだれかけをしているところが笑える


        
         (淡路市 イザナギ神宮)

古事記の最初のお話であるイザナギとイザナミの国生み神話。
彼らが日本で最初に生んだとされるところが淡路島。
国生み伝説があるところなので、やはり神社もイザナギとイザナミを
祀っているところが多い。

ここの狛犬はやはり大きい。
きっと私より大きい。いや絶対大きい。
なんか威圧的な雰囲気の狛犬さんでした。
神社と神宮の格の違いかしら・・・・・・・・・・

○ 水主神社 ~東かがわ市・水主~

2007年06月21日 | 神社巡りと狛犬と

日曜日に神社めぐりをするのは、もうめずらしいことでなくなった。
この間の日曜日には空海が掘った井戸があうという水主神社に行ってみた

参道を歩き、お参りしようとすると・・・・・・・
自然なようで自然でないものが・・・・・・・・・


   

由緒正しい神社に、なぜこんな異教の強烈なインパクトのあるものが
古代ギリシアの円柱が無理矢理四角になった台。
古代ギリシアの建築や陶器画にも頻繁に登場するパルメット文。
さらにその鉢の中に無造作に置かれた石・・・・

謎だ・・・・・・・


   


お参りしてから、この写真↑の奥の方へいくと、立て札があった。


   

空海が掘った井戸は、この奥にあるらしい。
でもちょっと足がすくむな~。って思いながら歩いていった。
神秘的すぎるところってやっぱりちょっと一人じゃ怖い

でも勇気を出して足をふみいれると、そこは空気も緑色なんじゃないかと
いうくらい緑色の世界だった。
空気がまったく違うように感じる。まさに鎮守の森だ。


   


残念ながら私のようなカメラ技術では、そこに存在する緑のオーラのような
ものが写せない。とても残念。
だけど、この道の感じが私の好きなブリジストン美術館(八重洲)所蔵の
コローの絵の雰囲気に似ているな~と思ってちょっと嬉しかった。


   

コローの絵:ブリジストン美術館蔵)

いつどんなときにブリジストン美術館に行ったのか今となってはあまり
思い出せないけれど、始めてこの美術館を訪れたときの私は、
自然になどまったく興味を示さない人間だった。
その私が一目見ただけで、心を奪われてしまった絵がコレです
この絵の前に立つとなんともいえない気持ちになって、
しかも緑の匂いがしてくる。不思議な絵だ。
私はこの絵に惹かれてから、4度会いに行った。

ところで・・・・・
空海の手掘りの井戸。確かにありました