ここ数日、夜になるととても涼しい。
完全なる秋の気配を肌が自動的に感じ取って、ちょっと嬉しくなってくる。
私は夏の終わりを寂しいと思ったことは、あまりない。1度だけあるけれど。
基本的には秋が好き。これから寒くなるという期待が持てる秋が好き。
なぜかと聞かれても答えられないので、これはもう遺伝子レヴェルの話かなぁ。
今年の3月に、ピアノ教室の生徒を美術館につれていくっていう企画をした。
小学校入学前の小さな子どもたちに美術館で楽しく過ごしてもらうには、
ちょっと苦労したけれど、昨日のレッスンで美術館に来週行けたら行こうねって
子どもに言うと、あまりに大喜びしたので、今更ひけなくなってしまいました。
そして、一週間もないのに今から企画を考えることになってしまいましたぁ。
美術館自体が夏休みに子供向けに企画しているおもしろそうなイベントがあるけれど、
低学年の子たちにはきついな~と思ってるとこです。
私はピアノ教師なのだけど、本当に育てたいのは「考える脳」をもった子どもたち。
考えることが楽しい、感じられることが嬉しい、想像するのが楽しい、
そんな子どもを育てたいというのが、私の願いってところです。
ピアノが弾けても弾けなくても、別に私には大きな問題ではなくて(ちょっと致命的!?)
自分のことについて考えられる、違う世界を知ろうとできる子どもたちを育てるのが
私の大いなる野望なのです。
私は彼女たちの人生において、奇妙な脇役を果たすのが嬉しいのです。
今回の美術館ツアーでのテーマは「おしゃれ」です。
まぁ今回そんなに練り上げられた企画ではないので、流行りの映画ポニョに
関係する絵も紹介しながら、息切れしないように頑張ります。
クリスマスが近づいたら「かみさまのいばしょ」というテーマで思案中。
こんな怠惰な性格だから、ちゃんと実現できるか不明ですが(笑)