Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ 13の本棚

2011年04月30日 | フィールドNOTE



   

   我が家には13の本棚がある。(トイレは除く)
   ほとんど私の本や雑誌でうめつくされているといっていい。
   今私が住みついている部屋にどうしても置けなくなった山積みの本を
   本棚を新たに2つ買って、とりあえず並べた。
   それで13の本棚になった。

   良い素材の本棚というより、とりあえず山積みになった美術書をおさめられる
   本棚をさがして購入した。この「とりあえず」感は、値段にも反映されていて、
   なんとこの本棚は2つで8000円。

   本棚に並べられてる本1冊より安い。
   たとえばブリューゲルの本なんかは1冊で8400円くらいする。

   物の値段てのはおもしろいものです。

   
   

   ビザンティン美術やオランダ絵画についての本なら1万円くらいしても、
   迷いなく買えるのにな。
   本棚が2つで8000円なんて・・・・自分に呆れてしまう。

   でも、美術書だけの本棚を用意できてよかった。ふー。



○ 休日の午後、服を買いに

2011年04月29日 | 日々の断片



   

   ここ最近休日に服を買いにいくなんてこと、考えたこともなかった。
   でも春らしい色の服がほしくなって、急に思い立っていつものお店へ。

   安心して選べる大好きなお店。
   地下駐車場から地上に出たら、なんかウキウキしてきた♪

   ジャケット2着、ワンピース2着、ポンチョみたいなの1着、
   ストール一枚買ったら、キャメルカラーのちょうど欲しかったサイズの
   バッグをプレゼントしてくれた。わーい。

   なんか新しいシーズンがはじまったんだって感じがする。服買うと。


   

   服買ったら、本当に何年かぶりに徳島の街を歩こう!なんて思っていたのに、
   人通りもなくて、なんとなく帰ろうという気分になってしまった。
   
   新緑がきれいで、気候もいいのに人々はどこへ行ってしまったのか。

   この地にまた人が集まるような、気の流れがほしい。

   さぁて。帰ってからシャブリエのワルツでも練習しよ。

○ ひきこもりの水曜日

2011年04月28日 | 日々の断片



   

   水曜日は朝10時に仕事が始まる。言葉がほとんど通じない2歳を相手に奮闘。
   20くらい準備して、相手の機嫌にあわせながらなんとか5をしぼりだす。
   気力果てても笑顔。この1時間業務が終わると水曜日の仕事はほぼやり遂げた
   気分になる。

   午前中に80%の気力を使い果たして、1時間休憩してから夜の11時前まで、
   残りの20%の気力でどうにかこうにか頑張る。
   同じ部屋でずっといるのってきついわー。むー。
   水曜日最後の生徒に挨拶して見送ったら、床から立ち上がれない(笑)
   2年前は水曜日が一番楽な日だったのに。いつのまにか一番長丁場な仕事日に
   なってるー。このままでは身の危険すら感じる。

   景気の影響を受けやすいこの寒~い業界で、ここまで仕事をもらえるのは
   ほんとに神に感謝をささげないといけないわ。
   神社にいきすぎたかしら。それともビザンティンの聖人を慈しみすぎたか。

   もうちょっとプライベートな人間らしい時間が欲しいけど、
   生意気にかっこつけて、プチ非行を頑張ったあの頃を遠い目で反芻したり、
   美術の勉強に一日の大半を費やしていた時期を懐かしんだりするように、
   今のこの激務も、いずれ「懐かしむべき過去」になるのかもしれないと思うと、
   自分の歴史の一部として、毎日を大切に生きようと思うのであります。

   明日は休み。こんな嬉しいことはない。


○ 感謝する日々

2011年04月23日 | 日々の断片



   

   毎日毎日被災地の状況がニュースで流れて、心が痛むことがたくさんある。
   私はすぐ忙しいだのしんどいだのって文句を言ってるけど、被災地の人々の
   ことを考えると、そんなことで弱音ははけない。

   家があること、仕事があること、生きていること、普通といえる生活が
   あることに、もっと感謝しよう。



○ すぐに忘れてしまう

2011年04月22日 | 日々の断片



   

   プライベートってなんだっけな、って思うほど時間と仕事に追われるようになった。
   だけど私の脳は、夜仕事が終わってビールを飲むと、忙しいことすら忘れてしまう。

   忘れるってことは、悪いことじゃないなって思う瞬間。

   でも旅先でつくしをみかけると、なぜか昔の感覚が急にざ~っと音をたてて蘇って、
   無性に嬉しくなる。つくしを見てなんでこんなに嬉しいのか謎だけど、小さい頃の
   感覚ってず~っとこうやって染みついているものなんだなって、びっくりした。

   桜の美しい日曜日、京都・大原にて。



○ 美しい料理

2011年04月05日 | 日々の断片



   

   3月は運良く友人と食事をする機会が2回もあって、
   それはそれは会話に花を咲かせながら、おいしい料理をいただいた。

   こうやって食事していたら、久しぶりに「とてつもなく美味しいもの」が
   食べてみたくなった。サービスも味も美しいもの。

   今行ってみたいのは、香川県の「トモシロイノウエ」、それから・・・・
   神戸ポートピアホテルの「アラン.シャペル」
   
   ワインを飲みながら、幸せに味わいたい。

   アランシャペルの料理は、フランス領事が「バッハの楽譜のようだ」と、
   褒めたたえていた。

   あの才能と思想と祈りに満ちたバッハの楽譜。
   そんな素晴らしい料理を、私も全身で味わってみたい。




○ 雑務

2011年04月04日 | 日々の断片



   

   私は手際が悪い。

   年度末に3日間休みをとっていたけど、すべて雑務で終わってしまった。
   銀行、コンクールの楽譜購入(うー3万以上の出費!)、山のようなコピー、
   新年度の時間変更メール、新年度の行事計画、指導者協会の雑務、生徒が望むピアノの
   調査、新規生徒の教材発注など、手際よーくウィークデーにこなしていたら休日は休日
   らしく過ごせるんだろうなー。

   でも普段仕事がはじまる時間まで、なんとなく怠惰に過ごしたり趣味の世界に入ったり
   するから、仕事の雑務が休日に流れてしまう。

   それでもこの3日の休みに仕事をすることで、新しい年度を迎えるための体制が一様
   整った。ためこんだ雑務を一気に終わらせ、一種のカタルシスを感じる3連休だった。

   新年度までに親知らずは抜いたし。まぁこれでよしとしよう。