Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ 沙弥島 ~瀬戸内国際芸術祭2013~

2013年03月23日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   坂出の瀬戸大橋記念公園に車を停めて歩いて行ける場所にシャミ島はある。
   島と言っても今は陸続きだ。


   

   レオナルド・ダ・ヴィンチが考えそうなおもしろい構造の丘がある。
   これは時とともに芝生がきれいになって、緑で覆われるらしい。


   

   港のにおいが久しぶりで、わくわくしてくる。


   

   海を見ながらアートを感じるって贅沢な気がする。
   ここで食べたお寿司がおいしかったなー。


   

   今日は曇ってるけど、晴れてたらほんとにきれいだろうなー。


   

   こんなに海がきれい。


   

   瀬戸内国際芸術祭2013、楽しみにしてた。
   開幕初日の3月20日は沙弥島でアートを堪能してきました。
   


◇ 瀬戸内でアートにひたる。

2012年04月01日 | 瀬戸内でアートにひたる


    Setouchi Art Album 

       


   2010年9月 瀬戸内国際芸術祭2010 INDEX

      猛烈な残暑の9月後半、気温35度以上のなか島を巡る。
      暑さと人の多さとアートに圧倒された。女木島(鬼ヶ島)、男木島、豊島へ。

   2011年5月 ART SETOUCHI 春 2011

      瀬戸内国際芸術祭2010の会期終了直前にオープンした豊島美術館へ行って
      みたくて、島へ渡る。電動自転車と菜の花の香りが印象深いプチアート旅行。

   2012年3月 直島Naoshima 地中美術館


   瀬戸内国際芸術祭2010

   かがわ瀬戸内アートナビ  瀬戸内国際芸術祭・継続作品の紹介




◇ Naoshima2012 地中美術館

2012年04月01日 | 瀬戸内でアートにひたる

   Naoshima

   


   地中美術館へ
   ここでMonetをみるということ
   光をみる ジェームズ・タレル『オープンフィールド』
   人工と自然 ウォールター・デ・マリア『タイム/タイムレス/ノータイム』
   作品をみたあと、カフェで。
   海からの強風
   直島銭湯
   直島のシンボル、赤かぼちゃ


   

○ 直島のシンボル、赤かぼちゃ

2012年04月01日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   銭湯から宮ノ浦港への道。
   前にも通ったな、この道。


   

   なつかしい。


   

   ぼんやり~っと見えてます。赤カボチャ。


   

   どうしてこんなにおもしろいんでしょ、草間彌生。


   

   カボチャの中をのぞいてみる。


   

   カボチャの中に入って直島をみる。


   

   カボチャから見る瀬戸内海


   

   ははは。みんな撮ってる。

   

○ 直島銭湯 Naoshima

2012年04月01日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   直島銭湯見にきましたー。


   

   さすがに今日は入湯はしませんが。


   

   外から見るだけで十分楽しい。


   

   ふふふ。


   

   扉かっこいい。


   

   前に住んでいるおばあちゃんが、うちの敷地から撮影しなって
   話しかけてくれる。

 
   

   「おばあちゃん、銭湯行ってるの?」って聞いたら、
   「1回行ったよ。ほなけんどぬるいけん家ではいんよる」って。


   

   この鳥の顔いいわー。

   
   

   ごっちゃごちゃした壁も


   

   あんなところの電車みたいなのも


   

   おもしろい。


○ 海からの強風 Naoshima

2012年04月01日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   地中美術館で充実した時間を過ごして、港に戻るためにバスへ。
   行く時は地中美術館への直行だったけど、帰りは無料シャトル&町営バス。
   
   乗り継ぎで町営バスを待っている間、海から問答無用で強風が・・・
   さ・・寒すぎる・・・。
   このまま15分かー。
   
   ひとりの私と、となりの女の子3人組と、外国人以外はみんなカップル。
   寒すぎるわー。


○ 作品をみたあと、カフェで。 ~地中美術館・Naoshima~

2012年03月31日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   輝く瀬戸内海。
   地中カフェから見える風景。
   カフェの横に長い窓からは、まるで屏風絵のような瀬戸内海がみえる。

   瀬戸内海好きだなー。
   ワインを飲んで、サーモンとポテトサラダのサンドイッチ食べて、
   それからビールも飲んでしまった。

   ひとりきままに瀬戸内海を眺めて、素晴らしい休日。

   来年はまたこの瀬戸内で2011年よりも規模の大きい国際芸術祭がある。
   そして大塚国際美術館では、国際美術史学会がある。
   嬉しいわー。なんかとっても。

   

   そしてフランス人やイギリス人の多いこと。
   カップルや夫婦できている人が多い。
   なにしろここ直島は、イギリスの旅行雑誌CondeNastTravellerで
   「世界の行くべき7つの場所」のひとつに選ばれている。

   

○ 人工と自然 ~地中美術館・Naoshima~

2012年03月31日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   ウォルター・デ・マリアの作品。
   びっくりするような花崗岩の球体を、何年か前に直島で観た。

   地中美術館の作品はその進化版。

   安藤忠雄の建築とデ・マリアが創りだす圧倒的な幾何学。
   自然光以外はすべて人が創りだしたもの。

   コンクリートの階段を上がって、一番上まで行く。

   

   大きな空間、静かな空間というものには、なぜか神聖さを感じてしまう。
   しかしここは神殿ではないし、教会でもない。

   ただ、圧倒的な人工空間がある。

   太古の時代、人が手を入れたもの「人工」であることは、
   肉体的にも精神的にも、人々の身を守り、生きる上で不可欠なものだった。
   道具や道、祈る場所。

   円の直径がとこを計っても誤差は一ミリ以内という大きな球体を前に、
   自然について、人がつくりだしていく空間について、
   いつもは到底考えないような本質に、あと少しで届きそうな感覚になる。

   「タイム/タイムレス/ノータイム」


○ 光をみる ~地中美術館 Naoshima~

2012年03月31日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   ジェームズ・タレルの作品「オープンフィールド」
   
   以前直島を訪れたとき、南寺のジェームズ・タレルの作品を観た。
   暗闇の中でしばらく息をひそめていると、目の前にだんだんと光がみえてくる。

   地中美術館の作品は、さらに光を感じられるようにと、
   光で満たされた空洞のなかに入っていける。
   上下も奥行きもよくわからない空間を歩きながら、からだ全体で光を見る。

   照明がない時代、「光」は万物を照らすものだった。
   光は、ものを照らし出す媒体でみることはできない。
   しかしタレルは、光そのものをみせたいのだ。

   この光の空洞に入ると、ドラえもんの道具で導かれたような感じの、
   まさに「あなたの知らない世界」といった空間にたたずむことになる。

   いろいろ感じる空間だ。

   光に満たされ、よくわからない空間に身を置いたという経験の記憶は
   どんなふうに私の脳を満たしてくれるだろう。
   

○ ここでMonetをみるということ ~直島・地中美術館~

2012年03月26日 | 瀬戸内でアートにひたる



   

   モネのアイデアが再現された空間で作品をみる。
   白く、自然光が入り、視界がとぎれることがない。

   靴を脱いで、スリッパで展示室に入る。
   まず歩く時の、足に伝わるやわらかな感覚に驚く。
   70万個くらい敷きつめられてるビアンコ・カラーラ。
   この大理石のなめらかな感触が、本当にたまらない。

   照明は自然光。
   手前の明かりのない空間から、作品のある自然光の空間をみる。
  
   色彩が、きれい。
   なんともいえない。

   これだけモネに集中できる空間って、贅沢。

   カラーラの大理石の床にすわって、ずっと眺めてると、
   夕暮れの大気が、みえる気がする。

   日が暮れる寸前の世界の美しさを、自分の記憶の中から
   呼び起こしたりしながら、座ってモネの作品と対峙する。

   さまざまな時間の光や、睡蓮というモチーフに夢中になっているモネは、
   多分幸せだっただろうと思う。
   モネの作品をみると、なんか、
   探求する幸せ、自己流を貫く幸せ、自然とともにあることの幸せ
   生きることの幸せを、
   なんとなく感じるから。

   このモネの作品のある空間、好きだな。