Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ メルトダウン

2011年03月20日 | 日々の断片


   


   ろしんようゆう。
   こんな響きが意味の分かる漢字として認識せざるを得ないなんて。

   被災地の方々、原発で冷却作業に奮闘する職員の方々、家族を亡くした方々。
   いろいろ想像して眠れなくて、仕事をする以外はテレビや携帯で情報をおいかける。
   
   地震と津波の恐怖で頭がいっぱいになる。
   木曜日、仕事の移動中に素敵な洋楽が流れてきた。映画のラストのように。
   今のこの瞬間が映画のエンディングで、すべてが嘘ならいいのにと何度も思った。

   




○ 本気モードの火曜日に知る万葉のこころ

2011年03月09日 | 日々の断片
 

  

 
   火曜日の私はだいたい本気モード。
   月曜日に仕事モードにもどって、火曜日にはふんぎりをつけて仕事してる。

   最近、ちょっと崇めたくなるような人に再会した。
   おおらかで平等で畏敬の念が自然にわきおこるひと。
   私とはまったく対極をなす位置に存在する人。
   なんか、万葉の時代の人が二上山を人に見立てて崇めたのとおなじように、
   私も仕事に向かいながら、ある山を見るとその人の姿がうかんでくる。
   
   なんだ、そういうことかって、ちょっと万葉の歌人の気持ちがわかった。

   仕事中にいらいらしても、思い出すとなんだか穏やかな気持ちになる。
   山のように大きな「気」の持ち主っているものなんだなー。
   むー。尊敬するわー。



○ あたらしい一週間

2011年03月08日 | 日々の断片


   

   土曜日の夜にや~と1週間が終わったと思ったのに、
   また新しい1週間になってる。

   その昔私がかっこいいと騒いでいた人物について、
   「今はポッチャリーノになっていたよ」というかなりどうでもいい報告を
   してくれる友人に笑ってしまう。

   夕方レッスンの私のお気に入りの男の子が、昨日体調が悪くて起きられなかった
   理由について、かなり詳細に分析して自分のコンディションを気にしていたのが、
   妙に大人みたいで笑ってしまった。小6でもしっかりしているのね。

   今日は朝から予約していた講座があったのに、まったく起きられなくて、
   (いや、起きる気がなくて)スルーしてしまった。
   もったいないような、もうどうでもいいような、考えたってしょうがないような。

   夜はなんとなく弾き語りをして、懐かしいかつての生徒とメールして楽しんで、
   しつこい宝石の営業もさらっとかわして、ドビュッシーをちょっと弾いてから
   いつものようにお風呂にはいって、いつものようにビール飲んで、明日の仕事の
   準備をする。

   土曜日に振り返ってみたときおもしろい1週間だったなって思いたいなー。


○ なにもできない

2011年03月07日 | 日々の断片


   

   日曜日。ささっと仕事をすませて楽しく過ごそうと思ってたのに、
   どんなに長い時間パソコンの前に座っていても終わらない。はかどらない。
   そもそも集中すら出来ない。こんな状態で一日が終わってしまった。

   土曜日は朝8時半から6時まで休憩なく仕事して、有意義にも飲み会まで
   行ったのに、今日はまるで粘土細工なみの動き。

   いっそのこと遊びに行けばよかったかな。

   知りたいことも、考えたいことも、実践したいことも山ほどあるのに、
   なにもできなかったし、なにもしようとしなかった。

   水曜あたりが休みならいいのに。



○ 錯乱

2011年03月04日 | 日々の断片


   

    久しぶりに仲間同士の集まりがあり、フレンチレストランへ。
   本当に久しぶりに会う顔ぶれで、なつかしいわ~と思いながらお店に入った。
   
   待ち合わせしていることをお店の人に告げて案内してもらう。
   遠くから手を振ってくれる人がいて、誰か認識できずにそのテーブルに向かおうと
   したら、「○○様の予約席はこちらでした」とお店の人に別の部屋に案内された。
   そこでも何人かが私に向かって「○○さん!!」と呼びかけてくれた。
   そのうちの目のあった一人に激しく見覚えがあったのだけど、誰なのかわからない。
   
   もう誰が誰だかわからない私の脳は錯乱状態。
   目の前の人の名前もどこの人かも、かつての仲間なのかもわからなくなってしまい、
   笑顔で挨拶しながらも、呆然。

   困っていたら、お店の人が「失礼しました、○○様はこちらでした」と、最初に
   案内してもらった部屋に。
   そこでやっとよく知った仲間の顔をはっきり認識できた。知らない人もいたけど。
   自分がおかしくなったのかと思ってびっくりしたー。
 
   食事してたら、さっき誰だか分からなかった人たちが、誰なのかを急に思い出した。
   最近通いはじめた感じの良い歯医者さんの受付の人と歯科衛生士の人たちだった。
   違う場所で会うと、こんなにわからないなんて・・・・(恥)



   

○ 日常ではない場所

2011年03月01日 | 日々の断片



   

   いつもと違ったところで考える、これからのこと。
   場所が違えば視点も変わる。少し客観的に、少し大胆に。考えてみる。

   やがて日常とともに休日の発想が、「常識的に」還元されていくから、
   休日は少々夢も考えも大きくていい。

   投げ出したくなるような日もあるけど、やりたいことを考えているうちに
   また一生懸命になってる。

   「前途多難」なくらいで、ちょうどいいのかも。
   仕事も夢もこれからのことも。
   生きてるのが大変なぐらいでいいのかもしれない。