Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ 神戸でお買い物

2007年09月30日 | 日々の断片


先週の日曜日、神戸で研修を終えていつものように大型書店を物色してから、
久しぶりに大丸で買い物をしました。

本当は演奏会で伴奏するための衣装を・・・と思っていたのですが、
結局いつの間にか普段に着る服を買ってしまいました


      

なんと購入したのはピンクのワンピース・・・この私がピンク
しかもカワイイお花のついたカーディガンもセットで。
あまりにいつもと違うイメージの服を購入することを決めてしまい、
「うぅ~~~」とうなりながら財布からカードを取り出しました。

そしていつもなら福沢さんを何人も使うような服なんて絶対買わない私が
何を思い立ったのか・・・・・・・
「うぅぅぅぅぅぅぅ~~~」とうなりながらサインをしました

よし!!10年着るぞ


○ つい1週間前は

2007年09月30日 | 空の記憶


今日は2週間ぶりの休日。今週末に面倒な仕事があるので、気分どんより。
昼頃になってようやくベッドから起き上がった。

寒い・・・・

ほんとについこの間までクーラーをつけたりしていたのに、半そでだと
鳥肌のたつような気温に驚いた。


    

家にいても気分がどんよりして体が痛くなりそうだったので、とりあえず
散歩にでかけることにした。
気分もどんよりなら、空もどんより・・・・・・


でも海の向こうに、夏のあつ~~~~い日に汗をタラタラ流しながら歩いた
沼島が見えて、ちょっと嬉しかった。

● 北方の衝撃 『ポルティナーリ祭壇画』

2007年09月27日 | 名画に出会う


イタリアにルネサンスが花開いていた頃、フランドル(ベルギー西部からフランス北端)地方は、
貿易業などで栄え、イタリアとはまた違った美の世界が展開していました。



(ヒューホ・ファン・デル・フース 「羊飼いの礼拝」 ウフィッツィ美術館)(大塚美術館ルネサンス5 複製)


このポルティナーリ祭壇画(羊飼いの礼拝)は、メディチ銀行ブリュージュ支店の
支配人トンマーゾ・ポルティナーリが、当時フランドルで活躍していたフースに注文しました。


ヒューホ・ファン・デル・フースはとても名声もあって、一時はヘントの画家組合長になるなどの
活躍ぶりだったのに、「ファン・エイクを超えられない・・・・」という苦しみから、
この祭壇画を制作した直後(1475年頃)、修道院に入ってしまいます。
その後もボチボチ制作はしていたけれど、1481年に精神錯乱で自殺未遂をします。


ところで祭壇画の注文主のトンマーゾさんは、この作品を船に乗せて1483年に
フィレンツェに帰ります。そしてサンタ・マリア・ヌオーヴォ病院内にあるサン・テリージオ聖堂の自分専用の
礼拝堂に飾ったところ、これがまたタチマチ大評判になったのです。


フィレンツェの画家たちに衝撃を与えた理由はいくつかあるけれど、
そのひとつがキリスト降誕のお祝いに駆けつける羊飼いたちの姿です。


       

理想化をしない庶民の姿。
フースによって描かれた羊飼いたちは、救世主の誕生を純粋に喜び、
好奇心に満ちた興味津々の表情でのぞきこみ、驚いています。
天使たちのポーカーフェイス??とは全然違います。
この表情の差によって位を描き分けているそうです。


この羊飼いたちの絵に強く影響されたのが、初期ルネサンスの画家ギルランダイオと、
レオナルド・ダ・ヴィンチです。


        
        (ギルランダイオ 『老人と孫』 ルーヴル美術館)
        (大塚美術館 ルネサンス12 複製)


この作品はフィレンツェ初期ルネサンスの肖像画の中では、特別な一枚です。

加齢を理想化することなく、写実主義の名の下にいかなる部分も
詳細に描かれています。

ギルランダイオが北方の絵画のリアリズムにいい影響を受けることで、
それまでのフィレンツェの絵の最大の特徴であった『無表情』が、次第に変化
していくようになります。
レオナルド・ダ・ヴィンチも、ポルティナーリ祭壇画の羊飼いの表情に
影響を受け、「人相学」を研究したと言われています。

この『老人と孫』は、とても温かい絵です。
おじいさんと孫の信頼関係まで感じ取れるような気がします。

■ 石清水神社 ~東かがわ市・大谷~

2007年09月27日 | 神社巡りと狛犬と


母がその昔、よくお祭りに行っていたという神社を訪ねた。
大きなクスノキと、周囲に広がるハスの花の風景がとても印象的だった。

さてさて目的は狛犬探し


    
      (阿)                (吽)

なんだかクッパみたいな狛犬だなぁ
通常狛犬は、口を開いている「阿形」のほうが「獅子」で、
口を閉じている「吽形」のほうが「狛犬」とされている。
でも「狛犬と獅子」と呼ぶのが面倒だから、両方をあわせて「狛犬」と呼ぶ。
石清水神社の口を閉じている吽形の狛犬にはちゃんと「角」がはえている。


    
      (阿)                (吽)

こちらはもう少し奥に進んだところにいる狛犬さん。
やったら口が大きいのがなんともかわいらしい。
「阿形」の狛犬の頭部には、わずかに「角」のようなものが存在する。
時々例外的に「阿形」に「角」がはえていることがある、と読んだことが
あるけれど、身近なところで発見したらとっても嬉しくなった。


          

        石清水神社の拝殿の屋根にも狛犬を発見
しゃちほこのような狛犬だなぁ・・・・「ぼくにだってできるぞ!」という感じ。

○ かばんうりのガラゴ

2007年09月23日 | フィールドNOTE



ちかごろ、本屋さんに行くと『絵本コーナー』にたたずむようになった。
子供の頃に感じた絵本の世界の感動が、最近ふとよみがえってきて、
自分が小さい頃に読んでいた絵本をじっくり読みかえしたり・・・。
そんなことをしているうちに、新しい物語も探してみたいな~と思うように
なったというわけであります。


      

『かばんうりのガラゴ』 (絵・文) 島田ゆか

赤くて大きな目のガラゴは、とってもかわいいかばんやさん。
そんなガラゴのもとに、いろんなお客さんがやってきて、
ガラゴのかばんの中からは、次々におもしろいかばんが飛び出します。

絵もとっても丁寧にきれいに描かれていて、読み返すたびに
新しい発見があります。
主人公のガラゴのほかに、各場面には小さなキャラクターが登場して、
ひそかに別の物語を展開させていたりします。とってもおしゃれ☆

● ミッデルハルニスの並木道

2007年09月22日 | 名画に出会う
   ホッベマ『ミッデルハルニスの並木道』 ロンドン・ナショナルギャラリー



中学生のとき、学校の授業でこの絵で一点透視図法を勉強し、実際に描いてみた記憶がある。
私はこの並木道を「ビル群」に変えてしまった・・・。

この「ミッデルハルニスの並木道」は、遠近法の典型的な作例だけれど、それだけではなく、
この作品には17世紀オランダに生きた人々の「誇り」が描かれている。

描かれている並木は、今日の都会での「景観をよくする」とか「空気をきれいにする」
という目的でもなく、田舎の畑に日陰を作る目的でもない。
この木々は、道の両側にある人の手によって作られた水路に対して道を守るという大切な
お役目がある。水の力はすごいから、根っこをはらせて土が流されないようにしいる。

絵の手前(右)に描かれているのは、苗木を植えている人。
道に植えられている大きな木と同じ種類の木を植えているんですね。
小さい苗木のときから木の先端だけにモジャッと葉っぱがついているのは
道の大きな木と同じです(笑)
それにしてもヨロヨロとして、たよりなさそうな木だな~。
根っこはすごいのかしら・・・・。

この風景を通して画家が主張したいのは、木や水路だけが人間によって作られたのではなく、
土地を含めて、ここにあるすべてのものを自分たちの手によって作ったのだ・・・ということ。

オランダという国は、国土の何十パーセントかの部分は、水面下にあった。
オランダは、水と戦い、国土をつくり上げてきた。
もともと水面下であったところを、堤防で海水が入り込まないようにして、そこを干上がらせて
土を入れて干拓する。農地や牧草地にするために。

このような大々的な干拓が17世紀オランダで行われていた。


      港も船も、水路も土地も、すべて自分たちがつくり上げた。
      海であったところを我々は緑ある豊かな土地に変えたのだ。

  そんな17世紀オランダ人の「自信」と「誇り」が、この作品に秘められている。

○ おみやげ

2007年09月20日 | 日々の断片


夏休みなんかはよく生徒にお土産をいただくけれど、
最近いただいたもので「うわ~」っと思ったのが大分県のお土産。
その名も『ざびえる』 南蛮菓子なのだそうです。


  

 
箱はなぜか布張りで、立派な福音書みたい・・・・・・
『ざびえる』について説明されているパンフレットの表紙は
キリスト教の宗教画の主題の「ユダの接吻」 
なぜわざわざキリストが逮捕されるシーンなんでしょう・・・
まぁいいか。

南蛮菓子というだけあって、ちょっと日本では味わえないようなお菓子でした。
何年か前に、スペインで活躍した画家エルグレコの番組を見ていたときに
登場したお菓子と似ているな~と思った。

そして、勝手に「エルグレコも食べた味・・」と妄想しながら食べた。
いつかトレドでエルグレコの食べたお菓子を食べてみたい。

○ モモの居場所

2007年09月19日 | 猫のいる生活


うちのモモが部屋に入ってきて最初に身を落ちつけるところは、ちょっと変。


    

今日は、私と母が本を積み上げているところに、あまりにもしんどそうな角度で座っていた。
写真ではあまり分からないけれど、かなり傾斜があってお尻が上がっています。

その他、ティッシュ箱の上にスフィンクスのように座っていたり、
人の首にマフラーのように座ったり・・・・・(これをされるとしんどい)
お腹に刺激があるのがいいのかしら・・・・・


    

でも2度目に身をおくところは、ちゃんと柔らかいものの上・・・
「こら~枕の上はいけません

○ 現代の顔じゃないね・・・・・

2007年09月17日 | フィールドNOTE


昔からよく言われることがある。
「○○ちゃんて昔よりは整った顔になったけど現代的な顔ではないね~」
とある50代のオバサマの言葉。

「○○○ってさ~、平安時代に生きてたらよかったよな~」
とあるジャズピアニストの言葉。

もうこの手のことは言われても腹立たしくなくなった。っていうか最近はむしろ
「ほんとにね~」と相槌をうってしまいそうになる。


          

図書館で『源氏物語絵巻』の画集を見ていたら、なるほどほんとに
私って大まかに分類するならこんな感じかも・・・と妙に納得したのでした。
しかもこの「東屋」でイソイソと書物を読んでいる姿が、ちょっと自分と
重なったりして(笑)
こういうことは認めたもの勝ちだ

○ cafe Bubo ~徳島・鳴門~

2007年09月17日 | お気に入りのお店

鳴門の第一中学校の近くのマクドナルドの前に、最近オープンしたカフェ。
「BUBO]というお店の名前は、スペインの子供たちがおいしいものを
求めておねだりする言葉なのだそう。
カフェになる前は服屋さんだったその店内は、今は2階までカフェとして
くつろぎのスペースになっている。


    

食事メニューもたくさんあって昼のランチ、夜のランチのほかにパスタや
サンドイッチなども食べられる。
私は食事をするつもりではなかったのに、なぜか食べてしまいました。
オーダーしたのは「ツナとトマトのスパゲッティ」
スパイスもきいててとても美味しかったです☆


          

そしてさらに「ベイクドチーズケーキ」もオーダーしてしまいました。
このチーズケーキも久しぶりに美味しいな~と感じたケーキでした。
アイスクリームもついてるんだけど、ちょっとカロリーオーバー


          

いtもならここでブラックのはずなのに、今日は調子に乗って「マンゴーティー」
をオーダーしてしまいました。HOTなマンゴーティー、とってもくつろげました。


私は2階の席でくつろいだのですが、いろんなタイプの机と椅子があって、
すごく心地よい時間を過ごしました