Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

ブリガリアの朝の光

2014年08月29日 | 旅 ~Voyage~



   

   ほとんど眠らないままブルガリアで旅の第一日目の朝を迎える。
   出窓から外を見ると、空が明るくなり始めていた。


   

   体調の面で旅の出だしにつまづいたことがなかったから、かなり動揺している。
   でも今日は雨の予報だったのに朝日が見られそう。


   

   旅の始めにきれいな朝日を見られたことが、気持ちを8グラムは軽くしてくれた。
   
   今まで美術の勉強を通して光についてもいろいろと知る機会があったけど、
   嬉しかろうと苦しかろうと、人は美しい光を見ると祈ってしまう。

   光とはすばわち、神。 
   これが一番しっくりとくる。


   

   6時に朝食。ブルガリアなだけあって、ヨーグルトがめちゃくちゃ美味しかった。
   部屋に帰るとまたお天気が変わってた。

   ちょっと曇ってきてる。
   でも遠くの方をよくみると、


   

   光の海ができてる。
   うわー幻想的。
   なんだかこの旅、やっぱり素晴らしいものになる。
   そう確信させてくれる。



飛行機嫌いの私が体調不良!?のなか3本フライト

2014年08月29日 | 旅 ~Voyage~



   

   どんなに飛行機が嫌いでも、今日はビザンティンへの旅に出るために
   伊丹から成田 成田からイスタンブール、イスタンブールからブルガリアへと
   飛ばないといけない。


   


   トルコエアーで最初に出てきたのは、ロクム。これ好きだなぁ。



   

   離陸してしばらくしてビールを飲むとちょっとほっとする。
   それにしても伊丹から離陸したのは初めてだったけど、古墳だらけですごかった。



   

   体調に不安があるにもかかわらずワインを飲んでいる。


   

   そしてブルガリア到着。飛行機に乗って異国にたどり着いた自分を祝福
   したかったけど、体調面でそれどころではなかった。大変なたびのスタート。
   



○ 大阪空港での一日

2014年08月08日 | 旅 ~Voyage~



   

   旅の初日は大阪空港での前泊だ。このクッション日のおかげで、
   日常から旅モードへと気持ちの切り替えができる。

   朝はゆっくり11時頃に家を出て、大阪空港に着くのは2時頃。
   ビールを飲みながらビザンティン美術の勉強生活スタート。

   いくつもの飛行機を見送りながら。


   

   ストロベリービールも飲んだりしながら。


   

   夕方少し体調が悪くなってきて、ホテルの部屋に帰ってごろごろ。
   明日からの旅、大丈夫かな、うーむ、きっと大丈夫。




○ 旅立ちの朝を迎えるまでのこと

2014年08月07日 | 旅 ~Voyage~



   


   車を前みたいに楽しく運転できなったことが引き金となって、
   乗り物に乗ること自体不安に思ったり、何もしてない時でさえ突然
   不安になることがあった。
   旅の決断をするまで、どれほど精神的に迷走したことか。
   仕事の調整も難しいし、自分の体調や神経のこともイマイチよく分からなかったからだ。

   それでも2012年(2年前)にアギオス・ニコラオス・オルファノス聖堂の
   研究発表をしたこと、
   2013年の春、憧れていたビザンティン研究者の先生に初めて会えたこと、
   2013-14冬のドルチェ&ガッバーナがビザンティンコレクション
   だったこと、そして2014年春に憧れの先生と地元で再会できたこと・・・・
   そのひとつひとつが確実に旅へと向かわせてくれた。

   準備も大変だったけれど、旅立ちの朝はいろいろ感謝しながら、
   すっきりした気分でバスを待つ。


   

   ビザンティンにこだわってきた10年以上の月日。
   この旅は自分の人生史上のひとつの区切りになると思う。