9時頃京都に到着し、バスで博物館に向かおうとしたところ、ものすごくバス停が
混雑していたので、歩いて博物館に向かうことにした。
のらりくらり歩いて博物館に到着したのが9時25分ごろ。
この通りすでに博物館の裏側までつづく大行列
さすが展覧会最終日。すでにオープン前から50分の待ち時間でありました。
この日は急に気温が下がって待っている間に体がすっかり冷えてしまいました。
会場内はやっぱり混雑をしていました。
永徳の最も有名な『洛中洛外図屏風』の前で私はついにキレマシタ。
あの緻密で美しい屏風を、最前列で見ようと順路の進行方向にならんで待っていたのに、
この部屋で館内整理をしている人たちが、「奥のほうは比較的すいております。
みなさまどうぞ奥の方からもご自由にご覧下さい」と、あとからこの部屋に入って
きた人たちを、どんどん進行方向の逆から入れるではありませんか・・・・。
私は10分以上同じ場所から身動きがとれず、私の周りにいた人たちもイライラして、
口々に文句を言い始める。
そしてついに私は館内整理の人に向かって叫んだ・・・・・。
人の流れが変わった。館内整理の人の対応もすみやかだった。
少しずつ少しずつあの美しい屏風と私の距離が縮まる。
そして間もなく私は、金雲に覆われた京の都の華々しい世界へ
とても素晴らしい展覧会でした
永徳作品の感想はまたいずれ・・・。
さてさて、美しいものを集中して観た後は、人間とても疲れるものです。
なにしろ3時間半くらい立ちっぱなしでしたし。
博物館の近くで甘いものでも・・・・と立ち寄りました
その場の雰囲気で、こんなに立派なものを注文してしまいました。
当然一人では食べきれず・・・・・・・(反省)