Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ クフ王のピラミッド

2010年03月29日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   空というスクリーンと、人の力によって作られたピラミッドと、砂漠。
   強烈。としか言いようがない。

   
   

   ついにクフ王のピラミッドをこの目で、身体で体感しています。


   

   本当にどうやって石を積み上げたのでしょうか。
   

   

   クフ王のピラミッド。
   多くの研究者を悩ませ、楽しませる謎多きピラミッド。


   

   ピラミッドの入り口。私が入れるのはカフラー王のピラミッドだけ。


   

   ここで働く人たちは、今から4000年以上前の時代の恩恵を受けているのだな。
   クフ王は土木工事ばっかりして、当時の国家を疲弊させたかもしれないけれど、
   こうやって今のエジプトを支え続け、世界中知らない人はいないというような、
   絶大なイメージを作り上げた。だから権力者の「欲」というものは、やはり
   人間社会にとって必要なものなのではないかと思うのです。
   

   

   さて、ピラミッドの周囲はこんな感じ。


   

   ラクダに乗ってるの、とってもかっこいい。
   でもうかつに近寄って写真を撮ろうものなら、チップを要求しながら追いかけられる。

   
   
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○ 夕暮れのピラミッド

2010年03月28日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   カイロ空港に到着しました。空が黄金・・・とうい感じで印象的でした。


   

   ギザ方面に向かう途中の夕日。真っ赤。
   できればこれをイスタンブールで見たかった。
   テオドシウスの城壁の向こうに沈む夕日を、赤く染まる街を見たかったから。


   

   それでもやっぱりピラミッドのパワーってすごくて、その形が見えるだけで、
   体温が上昇する感じ。やっぱりすごいです。


   

   実際にそこに行って見る、ということの価値を実感させてくれる。
   テレビを見ているのと違うところは、どんなに遠くから見ても、
   どちらがクフ王の第一ピラミッドで、どちらがカフラー王の第2ピラミッドか
   考えなくてもわかるようになるところ。


   

   近づいてきました。手前のピラミッドが第2ピラミッドです。迫力があります。


      

     明日ついにピラミッドを見るんだ。
     なんだか自分の目の前に本物があっても、不思議な感じがする。
     あまりにも有名すぎて、自分は今、本当にピラミッドを見ているのかどうか、
     何回も自分自身に確認したくなってくる。そんな感じ。


   
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○ 地中海の向こうはエジプト ~イスタンブール・エジプト~

2010年03月27日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   どんより曇ったイスタンブールのアタチュルク空港を飛び立ちました。
   空港はメッカに巡礼に向か人と見送る人でごったがえしていました。
   それもムスリムの世界を堪能できる一コマ。
   さて、飛行機で空を飛ぶと、素晴らしい青空。でも飛行機嫌いの私は震えています。


   

   ただいまトルコ地中海沿岸のアンタルヤ上空を飛行中です。
   ヨーロッパ各地からリゾートに訪れるトルコ屈指のリゾート地です。


   

   トルコ上空は空気もとってもきれい。
   あ~ここは本当に地球なんだって感じさせてくれます。


   

   こちらはエジプトのカイロ上空。
   遠くから見るとやや紫がかった大気に覆われているのがなんとも印象的な感じです。


   

   うわ~~~建物がぎっしり。人間てすごく建てるの好きなんですね~。


   

   ナイル川には地図と同じ中州がある。当たり前だけど不思議。
   本当にこれはナイル川なんだ。


   

   いよいよエジプトのカイロ空港に着陸です。



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○ カモメとイスタンブール ~トルコの旅の終わり~

2010年03月26日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)


   

   バスはどんよりと曇った色で包まれたイスタンブール旧市街に入って、
   アギアソフィアやブルーモスクの東側の道、ボスポラス海峡を左に見るコースを通り、
   空港までの道のりを進んでいく。

   この日の曇った空と、街灯の上のカモメ。このイメージが、
   日本においても、見た瞬間「心はイスタンブール」になるスイッチになった。
   そしてなぜかこの瞬間からカモメが愛おしくなった。

   またここに来る。何度も思いながらここを離れる寂しさをまぎらわした。

   

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○ 再びイスタンブールへ

2010年03月26日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)


   
   

   4年ぶりのアンカラ駅。あの時は夜にイスタンブールを出発して朝にアンカラに
   到着したんだっけ。今回逆ルート。もう一度イスタンブールに向かうことが嬉しい。
   到着するところはイスタンブールのアジアサイドのハイダルパシャ駅。懐かしい。


   

   さようなら、アンカラ駅。


   

   朝。到着しましたイスタンブール。
   渋滞の橋を渡るということで懐かしい駅の余韻を味わう暇もなく、慌ただしく移動。


   

   渋滞して車が動かないものだから、お水を売る人まで出現。


   

   アジアからヨーロッパサイドに渡ったら、今度は新市街と旧市街をつなぐ
   ガラタ橋を渡ります。ほんの何日か前にこの橋をトラムで行き来してたのに、
   もう懐かしい感じがする。このまま空港に向かうことが、悲しくなってきた。 
   この橋はイスタンブールにいることをとても感じさせてくれるから。
   トルコを離れるのが寂しい・・・・・気がする。


     
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○ きのこ岩 ~パシャバー・カッパドキア~

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   ギョレメから出て、朝に行ったチャウシン村の前を通って、
   カッパドキアのなかでも、これぞキノコ岩!!と言える奇岩が立ち並ぶ
   パシャバー地区へやってきました。


   

   これをキノコ岩と呼ぶのは、日本人くらいのものなんだそうです。


   

   「妖精の煙突」っていうのが、こちらでの呼び方なのだそう。
   

   

   面白い岩も、光によっては違う見え方をする。


   

   たしかにこの形なら、キノコっていうよりおもしろいお家みたいです。

   
   

   どこを撮ってもおもしろい。


   

   カッパドキアの木々が黄色く色づいている11月中頃。


   

   黄色く染まる地面がとても印象的です。


   

   カッパドキアから離れる前に、キノコ岩が見ることができてよかった。

   
   
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○ カッパドキアという感覚

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   ギョレメとは「見てはならない土地」という意味。
   そんな土地に、今は世界中から人が訪れる。


   

   旅をしていてドキドキする。
   そんな感覚を研ぎすませてくれる場所がカッパドキア。
   嬉しい、楽しい、だけではない場所。


   

   普通の街の地図とは違って、歩いてみなとわからない。
   地図上には曲がり角もなければ、目印もない。
   常につきまとう不安。これほど旅をおもしろくさせるものはない。

 
   

   思いもよらず、岩のカタツムリに出会うことだってある。


   

   不安がっていたら、カタツムリが「ウチヒサールの方角はあっちさ。」と、
   教えてくれるような気にさえなってくる。
   人間は自然のなかにちっぽけにいると、まさに神話の時代のような感覚になってくるのだ。


   
   

   自然と自分。そこにそれしかなかったら、簡単に脳は違う性能になる。
   つまり何にでも魂が宿っている、というような感覚になるということ。


   

   「美しく力強い馬」という意味の「カッパドキア」は、
   何とも言えない原始的な感覚を味わえるところ。歩けば歩くほどおもしろい。


   

   この土地を歩いた足の感覚を忘れずにいたい。
   
   
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○ 丘からのカッパドキア ~ギョレメ・カッパドキア~

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)


   

   トカルキリッセの横から丘へのぼり、朽ち果てそうでもなお美しいギョレメ33番
   「メリマナキリッセ」を探したいと思っていたけど、とうとう見つけられないままになった。


   

   丘への道のりは、大きな野犬もいたりしてびっくりすることもあったけれど
   想像してたよりは平らなところもあって安心した。



   

   遠くにウチヒサールの街が見える。ラクダみたいなウチヒサール。
   2度目にこの土地を訪れて、やっとウチヒサールがカッパドキアのランドマーク
   だっていう意味が分かった。ほんとうに気をつけてみれば結構どこからでも見える。


   

   谷まで来ました。のぞくと恐い。

   
   

   朽ち果ててしまった聖堂。そうなってもこれは自然の一部だ。


   
 
   地図を片手にこんなところまで歩いてくると、ガイドブックに載ることのない
   カッパドキアの景観が楽しめて、得した気分になる。


   

   あ、聖堂発見。道から転げ落ちそうになりながらも聖堂にたどり着くと、
   そごい探検をしているみたいでものすご~く楽しい。なんだか小学生の頃の遊びみたい。
   こんなのが家の近くにあったなら、間違いなく秘密基地として使っただろう。


   

   中に入ってみたら、谷を見下ろす窓のような穴が・・・・・


   

   そして足下にはこんな花が。乾いた土地に元気よくポンポン咲いている。

  


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