<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

西安出張レポート 3(街の様子と夕食)

2012-04-11 | 出張

今回で西安出張レポートは最終回。

仕事の成果は残念ながら今ひとつだっただけに、こういうときは街歩き&食事で成果を出さなければ!
ってことでもないんですが、食べないと生きていけませんからね。

それにしても、やっぱり西安の街並みは古都らしくて情緒があります。
最近、かなり開発が進んではいますが。。。

例えば、こんな風景。





現代生活の象徴と言ってもいいスタバと古都の背景が微妙な感じでミックスされていますよね。
こういった風景は、「中国広し」と言えども、なかなか見られるものではありませんから。

西安の中心部、これは鼓楼の裏側になります。
少し離れたところには鐘楼という建物もあります。



このふたつはセットですからね。

パート1でも少しご紹介したとおり、この界隈には色んな店が集積しています。
食べ物屋や土産物屋、ちょっとしたニセモノ市場等々、本当にたくさんの店が夜遅くまで営業しているので、観光客が夜遅くまでブラブラしています。
ま、その気持ちは分からないでもないです。。。


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その一例を紹介すると・・・





通りの至るところで棗(なつめ)や胡桃(くるみ)が売られています。
この地方の特産のようです。
ちなみに胡桃のほうは塩コショウ味となっていて、日本人の口には馴染まないかと・・・。
そして、道端にはこんなものが山積みに。



一瞬「竹」かと思いますが、コレ、全部さとうきびです。
店頭でこの皮を削って売るんですね。
日本人にはちょっと難しいかも・・・です。

そんなストリートで私たちが選んだ店は・・・、包子でした。
外観を撮り忘れましたが、結構有名な店だったようです。
料理の一例を紹介すると・・・







白菜のスープ煮や麻婆豆腐、それに蒟蒻のような食感の変わった料理等々。
どれも安くて美味しかったですね。
やっぱりガイド本に載ってる店よりも、ローカル色の濃い店のほうが良かったりもしますから。
そして、名物の小龍包(ショーロンポー)。



上海のものと比べると、やっぱり味が濃いです。
作りも家庭料理的な感じですから、好みは分かれるかも・・・。
私は上海のほうが好きです。


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ちなみに、当地ではイスラム系のレストランが多いこともあって、お酒を提供していない店も結構あるらしい。
このお店も同様で、ビールすらありませんでした。
ま、筆者はあまり飲みたいほうではないので、苦にはなりませんでしたが、一杯飲みたそうな方もいらっしゃいました。。。

街中を歩いていると、「上海」を「北京」に変えただけの分かり易いパクリや、先日行ったレストランの一文字だけを変えた店など、相変わらずのパクリがあって、それはそれで中国らしくてイイのかな・・・と。





余談ですが、西安のタクシー、このように運転手が厳重に保護されています。



やっぱり結構、治安がよくないんでしょうね。
上海ではココまで囲っていませんが、煙台などの地方都市でも同様でしたから。

その一方で、上海と同じように後部座席にはTVモニターが埋め込まれています。



こうやって見ると、新旧の波が折り重なっていて、中国っていう国は本当に面白いと思います。
いや、決して中国化しているワケではありませんので、その点は誤解のないように・・・。

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