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神戸市水道 北野浄水構場の石碑と創設期の導水管 on 2018-3-6

2018年03月10日 05時53分09秒 | 神戸情報
2018年3月6日、神戸市営地下鉄の新神戸駅から北野の異人館街を散策しました。

その中で見つけた神戸市水道 北野浄水構場の石碑と創設期の導水管の写真を紹介します。


上の写真は神戸市水道 北野浄水構場の石碑


上の写真は神戸市水道 創設期の導水管


上の写真は神戸市水道 創設期の導水管の現地説明板

神戸の水道は明治33年(1900)に近代水道として全国で7番目に給水が
開始されました。
なお、上水道で一番古いものは赤穂用水である。


上の写真は北野浄水構場の石碑と創設期の導水管のある場所の遠景



上の写真は北野異人館街の地図で現在地と赤字で書かれている場所が上述の神戸市水道
北野浄水構場の石碑と創設期の導水管のある場所です。
所在地の住所としては神戸市北野町1丁目。


「神戸港で給水した水は赤道を越えても腐らないー世界一の名水だー」こう言って
 世界の船乗りから絶賛された神戸ウォーターは六甲山の花崗岩により濾過され、
 CaやMgなどのミネラルイオンも適度に含む軟水で飲料水としても適していた。

 その水源地は布引ダム(布引水源地水道施設)正式名は布引五本松堰堤で
 明治33年(1900)に完成、神戸市水道として給水されています。
 給水開始当時の配水系統図を添付しておきます。



この神戸ウォーターは1940年代前半まえ神戸港に立ち寄った外国船に供給
され上述のように世界一の名水と絶賛された。

神戸市水道 北野浄水構場の現在の姿を写真で示しました。(下の3枚の写真)










上の図は神戸市水道局が作成したリーフレットからのもので神戸の水道の基本情報が
盛り込まれています。

(1)神戸市の水道の水源

   74.1%が琵琶湖・淀川からで阪神水道企業団より購入
   他に呑吐ダム(北区)、青野ダム(三田市)の水を兵庫県水道用水供給事業より
    購入 3.2%

   神戸の自己水源は千苅貯水池、烏原貯水池、布引貯水池、その他(住吉川などの
   小河川、新神戸トンネルの湧水など)22.7%である。

(2)神戸市の水道の供給能力
    88.1万㎥/日

(3)神戸市の水道の浄水場
    上ケ原、奥平野、千苅、本山、住吉、六甲山の6箇所




上の図は同じく神戸市水道局が作成したリーフレットからのもので神戸市の水がどのように
配水されているかを示したものです。

配水池の数は125箇所あり、そのうち85箇所は91m以上の位置にあるそうです。

尚、工業用水の供給能力は10.6万㎥/日 水源はすべて琵琶湖・淀川の水です。


 上水道についての相談・問い合わせ先
 東部センター(東灘区、灘区)  078-451-2020
 中部センター(中央区、兵庫区) 078-341-5451
 北センター (北区)      078-582-4000
 西部センター(長田区、須磨区) 078-733-6601
 垂水センター(垂水区、西区)  078-784-0550


水道局のHP
  http://www.city.kobe.lg.jp/life/town/waterworks/water/suidou/

水の科学博物館本館 on 2010-2-19
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