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在日朝鮮人帰国者記念植樹の石碑 in 生田川公園

2018年05月20日 04時22分38秒 | 神戸情報
生田川公園に在日朝鮮人帰国記念植樹の石碑がありましたので
写真撮影しました。(2010-5-20)

朝鮮問題について全然無知な私が在日朝鮮人の帰還事業についての
意見、コメントは差し控えます。

在日朝鮮人の帰還事業は1959年から1984年にかけて実施されました。
帰還者の数は約9.3万人だそうである。
戦後の昭和23年(1948)の8月15日に大韓民国が建国。同年9月9日に
朝鮮民主主義人民共和国が建国されました。その後に帰還事業が実施
されています。

1959年12月14日に第1次の船が在日朝鮮人約千人を乗せ新潟港を出港した。
兵庫県からも7世帯36人が加わ り、帰還者らは県内各地に記念植樹をした。
貧困や差別に苦しむ在日朝鮮人が「地上の楽園」と宣伝された祖国北朝鮮を目指した。
しかし帰国後、生活の苦しさを日本に残った親族に訴える人は多く、90年代以降、
脱北した人もいるそうです。
「帰国事業は在日朝鮮人に夢と希望を与えてくれたものである」事は確か。




上の2枚の写真が生田川公園にある在日朝鮮人帰国記念植樹の石碑と
在日朝鮮人帰国30周年記念植樹の木製の碑です。
出発を控えた帰還者が植樹をしたものであるが、植樹された木は2002年の公園の
改修工事で伐採されたという。
1989年12月14日の在日朝鮮人帰国30周年を記念して石碑の傍らに
木製の碑(白色ペンキ)が建立されました。

現在、兵庫県内で在日朝鮮人の帰還者植樹で残っているものとしては相生市の
プラタナス並木約800メートルで、中央通りに今もある。
相生の造船所に徴用された朝鮮人の帰国予定者によって植樹された。

神戸市須磨区の須磨浦公園にも帰還者らが松20本を寄付したという。

在日特別永住者は52万8450名(1998年現在)で朝鮮人学校も日本各地に
あり身近な存在であり、高校の授業料無償化で話題となりました。
1910年より1945年まで35年間、日本は朝鮮半島や台湾を植民地化
しました。その中で朝鮮人にとって数々の差別を受けていることへの遺恨が
残っていることは確かであり、今後これらの史的事実をもとに、どのような
共生、協力関係を築いていくかが課題である。

参考資料:在日朝鮮人の帰還事業(Wikipedia)
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
在日帰国者は北朝鮮でどう生きたか? (노래)
2018-07-05 07:02:31
突然申し訳ございません。偶然見かけました。
実は7月8日、『在日帰国者は北朝鮮でどう生きたか?― 北から逃れた人々を迎えて ―』という集会を開催する予定となっております。北朝鮮帰還事業で北に渡った在日コリアンのうち、様々な理由で脱北した方たちが現在日本国内に200名程います。いまそういう方たちの記録がどんどん風化されつつあります。帰国事業開始から60年が経とうとしている今、「在日」が北朝鮮で生きた記憶を残す作業を、在日朝鮮人と日本人が協働・共同して担う事業を始めることにしました。

もしご興味ありましたらと思いコメントしたまでです。不躾で申し訳ござい。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1962722047092359&set=gm.249436482313694&type=3&theater
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コメント御礼 (CHIKU-CHAN)
2018-07-07 04:01:28
노래 norae 様へ

コメント及びイベントへのお誘いありがとうございました。
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