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JR西日本赤穂線 西片上駅から備前市役所までの史跡 on 2019-10-4 その1 宇佐八幡宮

2019年10月04日 17時30分36秒 | 旅行記

2019年10月4日(金)、岡山県の備前市に所用があった為、JR西日本赤穂線の西片上駅

から備前市役所まで歩いて行った。

途中で見つけた史跡を写真紹介していきます。

今回はその第1回で宇佐八幡宮について写真紹介します。

岡山県備前市の宇佐八幡宮の基本情報

住所:備前市西片上1  TEL:0869-64-3723

御祭神:仲哀天皇、応神天皇、神功皇后

創建:建武3年(1336) 南朝年号では延元元年

公式サイト:https://www.okayama-jinjacho.or.jp/search/17857/ (岡山神社庁)

 Goo地図はこちら

  

上の写真は宇佐八幡宮の最大の見ものである備前焼の狛犬

鳥居横の「宇佐八幡宮備前焼狛犬」は備前市指定文化財で胴回り約2.5m高さ1.4mの

大きさで文政9年(1826)の刻銘がある。備前焼としては県下有数の大きさである。

備前釜元・森五兵衛正統、服部章兵尚芳の作

上の写真は宇佐八幡宮の備前焼狛犬の現地説明板。

上の写真は宇佐八幡宮の遠景

元禄3年(1690)に書かれた「小国氏先祖書」によれば建武3年(1336)筑紫へ下向する途中、

足利尊氏は備前福岡へ逗留した。当時潟神(片上)に住んでいた小国氏は、軍旅の門出のご祝儀

ちして生栗を献上し、筑紫まで供をして筑前多々良浜で戦った。しかし、旗色が悪かったので

小国氏が豊前の宇佐八幡宮に参詣し、戦勝祈願をしたところ、たちまち戦運が開け、尊氏は

九州制覇を成し遂げた。その旨を小国氏が尊氏に申し上げると同年尊氏は宇佐八幡宮の社家

のうち松永氏を招へいして、八幡宮を潟神村(現備前市片上)の富田松山に祀ることとした。

さらに足利尊氏が神田50余町歩を寄進した。

その後、応永元年(1394)に和鹿林の山頂(若林山)に遷座し、更に正保3年(1646)

現在地に遷座された。

寛永11年(1634)から明治維新(1868)まで毎年8石9斗9合の寄進を受け10万石の

格式が与えられていた。

上の2枚の写真は旧山陽道「片上宿(方上津)」の碑

藤井宿と三石宿への距離の目安が記載されています。「津」は港であったことを示す。

 

 

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