CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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和木装束水道記(三分一源之丞父子碑)

2005年01月25日 06時21分52秒 | Weblog
正保元年(1644)に建設された用水路を、天保年間に瀬田口から
八本松まで延長し、開閉式堰堤とうぐろ樋によって小瀬川から
直接水を引き、和木・装束一帯の農地に活を与えた三分一源之丞
の顕彰碑です。源之丞はその完成を見ず亡くなりましたが嫡子
権四郎によって継承され見事に完成されました。
うぐろ樋(び)のうぐろはこの地方の方言でもぐらの意味。樋は
水門の意味です。
この疎水工事の中で最も難関だったのは瀬田川と小瀬川との交錯
で三分一源之丞が江戸赤坂の吉川邸を修理する際江戸の
噴閘(ふんこう=うぐろ樋と同じ意味)を見てこれを応用した。
三分一源之丞は天保11年(1840)4月22日没
三分一権四郎は明治4年(1871)7月16日没
墓は安禅寺の墓地にあります。

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