CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

神戸・岩国の最新情報を中心に紹介していきます。歴史や時事について調べた結果を紹介。

クスノキ巨樹群---岩国市川下

2005年01月23日 05時45分20秒 | 岩国情報
錦川は、下流の岩国市街地で、
門前川と今津川に分かれ三角州を形成するが
錦川の分岐点川下デルタ(中津)の始端には、
10数本の壮観な楠の巨樹群がある。
正確にはクスノキとムクノキ
うち12本は山口県の天然記念物に指定されている。
江戸初期の万冶2年(1659)当時の領主
吉川広正公が隠居のための別邸を中津(現在の
楠町1丁目)に建設にあたり翌3年(1660)
門前川堤防改修工事を行った。
この際に植えられたかその後まもなく植えられた
と推定されている。
尚、延宝4年(1676)に中津の庄屋が植えたとの
説もある。
いずれにせよ350年近い樹齢である。
最も大きいもので目通り周囲5.65m
樹高は30mに達する。
川よりデルタの先端の1本がムクノキである。
2004年の台風18号でその内の一本が倒れたが
途中で幹を切断して植え戻し再生中です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする