ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

褒めても叱っても

2016年08月01日 | こころの子育て
「誰でも良かった」

などという訳のわからない殺人が3件も起きたのが2008年。

秋葉原無差別殺傷事件には、驚かされました。


また、最近の相模原殺傷事件は、薬物による妄想なのか、恐ろしい殺人事件が起こっています。

私たちは、自分の子どもを被害者にも加害者にもしたくない。

そんな歌詞、Mr.Childrenの♩「タガタメ」を聴いた時に本当にそうだと思いました。

「褒める子育て」が流行り、「怒らず、叱りましょう」と言われます。

子育ては、進化したハズなのに、犯罪は理解不能なものになってきています。

「褒めたり、叱ったり」ではどうにもならない大切な土台が抜け落ちています。

「褒めたり、叱ったり」する前に
「存在そのものを受け容れる」

何が出来ようが、出来まいが子どもの存在そのものが歓迎され
「ここに居ていい」という居場所、安心感を感じられること。

この土台がしっかりあって初めて、褒めたり、叱ったりが有効になります。

それには、赤ちゃんが生まれて二歳くらいまでに
赤ちゃんが泣いたら、抱っこ。

無力な赤ちゃんがお腹が空いたと泣けば、オッパイ、ミルク。

オムツが濡れたと泣けば、オムツ交換。

寂しい、怖いと泣けば、抱っこして安心感を与える。

この抱え込む無条件の愛情が、私たち人間の土台となります。

言葉が話せるようになった後、

例えば

友だちにオモチャを取られた

学校に入って嫌なことされた

先生に怒られた

こうしたトラブルがあっても、土台がグラグラしなくて済む。

まだまだ基礎工事が不十分なら、まず無条件の愛情を注ぎ
土台作りからやり直す必要がありそうです。

褒めたり、叱ったりより前に
赤ちゃんが生まれた時のあの感動を思い出して。

初心に返って、何が出来ようが、出来まいが大好き…無条件の愛情を。

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