10億人の子供に支援必要

今日の新聞に、
『ユニセフ報告として「なお10億人の子供に十分な食料・住居・水が与えられていない」
と指摘があり、各国の一層の取り組みと支援を呼び掛けた』
という記事がありました。

「過去20年で5歳以下の子どもの死亡率が２８％下がった」と評価する一方、
現在も多くの子どもが暴力や搾取、差別にさらされていると指摘しています。

ユニセフの報告書では、「児童の権利条約発効後、感染症の罹患率の減少や
初等教育を受ける子どもの数が増加したと評価。
一方、年間、5億から15億の子どもが暴力の被害を受けていると推測される」

食や住などの分野でもなお劣悪な状態に置かれている子どもは少なくなく、
全世界では、約2億人の子どもが栄養失調に苦しんでいるといいます。

ユニセフによると、１９３ヶ国・地域が児童の権利条約に加盟。
ソマリアとアメリカの２ヶ国が未批准だそうです。
ソマリアは20日、批准する意向を表明しているということなので、
あとはオバマ大統領が批准するかどうかですね。