「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

生きがい療法

2008-01-23 07:40:39 | 美容と健康
筑紫哲也NEWS23で、がん治療を取り上げてありました。
当の筑紫哲也さんががん治療の真っ最中で、帽子をかぶっての出演でした。
がん治療といっても、最先端の手術や抗がん剤、放射線治療など、いろいろありますが、今回は生きがい療法や笑いの療法など、精神的なものを取り上げてありました。

20年前、伊丹医師ががん患者をモンブラン登山に連れて行って話題になりました。
当時はなんて無謀な、という批判もありましたが、モンブランに登るという目標に向かい、それを達成することで、がんを克服した人も出てきました。
そのときに参加した乳がんの手術を受け5年後の生存率25%と言われた方が、初めて山登りに挑戦し、モンブランに登れたことで、今度は日本100名山登頂を目標にしたのですが、昨年、みごとに達成されていました。

また笑い療法では、笑うことによって脳内モルヒネとよばれる物質が増え、痛みが軽減したり、ナチュラル・キラー細胞とよばれ、がん細胞を殺す役目をもつリンパ球が増えるということがわかっています。
がん患者に「なんばグランド花月」を3時間見てもらい、大笑いした前と後とを比べると、ナチュラル・キラー細胞が低すぎた人は正常値までアップし、高すぎた人も正常値ちかくまで下がっていて、短時間で免疫力を正常化することがわかっています。
これは作り笑いでも同じような効果がでるそうで、普段の生活でも取り入れて、免疫力を上げるようにしたいものです。
また気功でも、呼吸法や静かに動くことで免疫力が高まります。
医学的にも、サイコオンコロジー(精神腫瘍学)という分野ができ、精神的なことでがん治療を目指すものも出てきています。
アメリカではすでに、これまでの西洋医学、東洋医学の漢方、それに補完代替医療、この三つを取り入れた総合医療と言うものが注目されています。
でも日本では、まだそれぞれの立場で、自分が一番だという意識が強く、連携がなされていないのが実情です。
実際に生きがい療法、笑い療法や、健康食品でがんを克服した人がたくさんいます。
こういうことを西洋医学でもきちんと把握し、病院でもどんどん取り入れてもらえたら、患者さんや家族は安心して治療できると思うんですけどね
コメント (1)
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