先日の講演会で、体に必要な栄養分をきちんと摂ることがいかに大切か、というお話をされたのですが、そのときに「スーパーサイズ・ミー」という映画を観ることを勧められました。
ビデオショップで店員さんに尋ねたところ、すぐに「あ~、ハンバーガーのでしょ?」と言って探してくれました。
映画は、2002年に不健康なものを販売したとして、マクドナルドを訴える裁判が起きたことがきっかけでした。
マクドナルドは100カ国以上に3万の支店を持っていて、その影響力はすごいものがあります。
裁判での争点は、マクドナルドは毎食続けて食べるように勧めているか、それにより体に悪影響があるかどうかということです。
そこで、30日間、マクドナルドを食べ続けたらどうなるかを試してみることになったのです。
まずは心臓病、胃腸病、内科、それぞれの専門の医師に事前に健康チェックをしてもらっています。
酒は飲まず、タバコもとっくに禁煙して、ドラッグもやっていません。
検査の結果、全てにおいてまったく異常がなく、健康体そのものでした。
そのほかに管理栄養士、運動生理学の専門家にも協力を求めて、経過を観察してもらっています。
実験期間中、運動も禁止。歩くのは仕方がないけど、一日5000歩以下に。
聞かれたら必ず、スーパーサイズのものにする。
マクドナルドの全メニューを食べること。
口にするものは水以外、すべてマクドナルドのものにする。
アメリカはなんでもビッグサイズです。Sサイズでも日本のLサイズより大きいんです。
その上、スーパーサイズまであり、フライドポテトは200gもあり、コーラは1200cc、それにはスプーン48杯分の砂糖が入っているのです。
最初にスーパーサイズを食べたとき、食べきれずに戻してしまったくらいです。
9日間で全メニューを制覇。
18日目には頭痛が起こり、最悪な気分になる。
ビタミン類が全般的に不足し、大量の炭水化物、しかも精製された炭水化物です。それに大量の糖摂取も原因のようです。
明らかに肝機能が低下し、脂肪肝になっていて、医師は実験中止を忠告しました。
しかも、お腹がすくと気分が落ち込むが、マクドナルドを食べると気分がハイになるという一種の中毒状態です。
21日目夜中に胸が痛くなり、呼吸が苦しくなってしまいました。
糖尿酸欠症、で通風、腎臓結石、肝臓の状態も想像以上にひどい。
最初に診察した医師たちは、太ったり、コレステロールが高くなるだろうと予想していましたが、脂肪分や糖分の取りすぎで、こんな状態になるとは思いもよらなかったようです。
アルコールを大量摂取したときと同じような症状だそうです。
このままだとしたら、肝臓がだめになり、命の危険もあるので、すぐに中止をするか、何かあったらすぐに救急車を呼ぶよう、注意されました。
体はボロボロになりながらも、1ヶ月間の実験を全うした結果、体重は13kg増え、肝臓は最悪の状態でした。
この1ヶ月で13kgの砂糖、5kgの脂肪を摂取したことになります。
この状態を元に戻すために、デトックス作用の強い野菜を中心の自然食にし、肝機能の復活に8週間かかり、体重を戻すのに14ヶ月かかっています。
映画のあと、マクドナルドではスーパーサイズの販売を中止したのですが、映画とは関係ないと言っているそうです。
しかし、健康的でないことは明らかで、ほとんどの栄養士がファーストフードを食べない方がよい、と言っています。
映画では、いろんな関係者が発言していますし、子どもたちに対する取り組みも紹介されています。
特にお子さんをお持ちの方は必見ですよ。
ビデオショップで店員さんに尋ねたところ、すぐに「あ~、ハンバーガーのでしょ?」と言って探してくれました。
映画は、2002年に不健康なものを販売したとして、マクドナルドを訴える裁判が起きたことがきっかけでした。
マクドナルドは100カ国以上に3万の支店を持っていて、その影響力はすごいものがあります。
裁判での争点は、マクドナルドは毎食続けて食べるように勧めているか、それにより体に悪影響があるかどうかということです。
そこで、30日間、マクドナルドを食べ続けたらどうなるかを試してみることになったのです。
まずは心臓病、胃腸病、内科、それぞれの専門の医師に事前に健康チェックをしてもらっています。
酒は飲まず、タバコもとっくに禁煙して、ドラッグもやっていません。
検査の結果、全てにおいてまったく異常がなく、健康体そのものでした。
そのほかに管理栄養士、運動生理学の専門家にも協力を求めて、経過を観察してもらっています。
実験期間中、運動も禁止。歩くのは仕方がないけど、一日5000歩以下に。
聞かれたら必ず、スーパーサイズのものにする。
マクドナルドの全メニューを食べること。
口にするものは水以外、すべてマクドナルドのものにする。
アメリカはなんでもビッグサイズです。Sサイズでも日本のLサイズより大きいんです。
その上、スーパーサイズまであり、フライドポテトは200gもあり、コーラは1200cc、それにはスプーン48杯分の砂糖が入っているのです。
最初にスーパーサイズを食べたとき、食べきれずに戻してしまったくらいです。
9日間で全メニューを制覇。
18日目には頭痛が起こり、最悪な気分になる。
ビタミン類が全般的に不足し、大量の炭水化物、しかも精製された炭水化物です。それに大量の糖摂取も原因のようです。
明らかに肝機能が低下し、脂肪肝になっていて、医師は実験中止を忠告しました。
しかも、お腹がすくと気分が落ち込むが、マクドナルドを食べると気分がハイになるという一種の中毒状態です。
21日目夜中に胸が痛くなり、呼吸が苦しくなってしまいました。
糖尿酸欠症、で通風、腎臓結石、肝臓の状態も想像以上にひどい。
最初に診察した医師たちは、太ったり、コレステロールが高くなるだろうと予想していましたが、脂肪分や糖分の取りすぎで、こんな状態になるとは思いもよらなかったようです。
アルコールを大量摂取したときと同じような症状だそうです。
このままだとしたら、肝臓がだめになり、命の危険もあるので、すぐに中止をするか、何かあったらすぐに救急車を呼ぶよう、注意されました。
体はボロボロになりながらも、1ヶ月間の実験を全うした結果、体重は13kg増え、肝臓は最悪の状態でした。
この1ヶ月で13kgの砂糖、5kgの脂肪を摂取したことになります。
この状態を元に戻すために、デトックス作用の強い野菜を中心の自然食にし、肝機能の復活に8週間かかり、体重を戻すのに14ヶ月かかっています。
映画のあと、マクドナルドではスーパーサイズの販売を中止したのですが、映画とは関係ないと言っているそうです。
しかし、健康的でないことは明らかで、ほとんどの栄養士がファーストフードを食べない方がよい、と言っています。
映画では、いろんな関係者が発言していますし、子どもたちに対する取り組みも紹介されています。
特にお子さんをお持ちの方は必見ですよ。