「いっぽ」のつぶやき

健康に福祉にボランティアにと、自分らしい人生を過ごすために、一歩ずつ歩んでいる「いっぽ」のつぶやきです。

隣の土地が・・・

2007-04-11 08:27:41 | 日記
昨日、駐車場として使わせてもらっている隣の土地の所有者がご夫婦で訪ねて来られました。
ご主人が仕事をリタイヤされて、その土地にバラでも植えようと思うから・・・ということでした。
そうなると今植えている花畑も、駐車場も使えなくなってしまいます。
お話を聞くと、2,3日前に訪れたところにきれいなバラ園があって、そういうのを作るのもいいかなぁと思い、さっそく土地の様子を見に来られたようです。

しかし、この土地は石ころだらけで、土もやせていてほとんど養分がありません。
いま花畑として使っているところも少しずつ広げていったんですが、石ころがごろごろしています。
大きなものも結構あって、中には直径30cmもある大きな石が出てきて、掘り出すのに苦労しました。
花壇のまわりには出てきた石が山積みになっていて、柵がわりになってます。
そんな状態ですから土もやせていて、花もなかなか育ちません。
いろいろ植えてみましたが、すぐに消滅してしまうものが多く、生命力の強いものしか生き残れません。
それも、刈った草を積み上げて堆肥にしたものを撒いてはいるんですが、実家の花に比べたら貧相なものです。
それでも、押し花にするのには十分だし、小さめの花の方がいいので、私の場合はそれでいいんですが、これがバラとなると話が違ってきます。
現にバラを植えるなら、60cmは耕してください、と言われたそうです。
10cmほど堀っただけでも、そうとうな石がでてきたんですから、そうなると人の手では到底無理です。
機械を使ってしないといけないし、土も全部入れ替えないとたぶん育たないでしょうね。

しかも夏場は水不足になりがちです。
ここの地区はどういうわけだか、夕立が避けて通るのです。
出かけていて、土砂降りの夕立に遭い、今日は水遣りしなくてもいいと喜んで帰ってくると、ほんの1km手前のところから道路が乾いていて、うちの地区だけ、まったく降っていなかった、ということがよくあります。

今は家が建て込んできたし、暖冬になっているのでそんなこともなくなりましたが、ここに引っ越してきた頃には冬場、霜柱が10cmほどにもなり、踏んでも壊れなくてびっくりでした。昼頃になると、それが解けて土がべちょべちょになってしまうんです。
また、お天気が良い日に洗濯物を干すと、タオルやオムツが一旦凍ってばりばりになり、それが解けてから乾くという状態です。
すぐ近くから引っ越してきた人が、こんな経験はじめて!と驚いていたものです。
朝早くやってくる牛乳屋さんも、ここの団地に入ったとたん、道路が凍結していてびっくりした、と言ってました。

ここらあたり一帯は戦後、開拓団として入ってきた人たちが開墾したそうですが、ここの地区だけは作物が育たず、結局クヌギ林として放置されていた場所なんです。

その地主さんも、実際に花畑の状態を見て、考え込まれていました。
簡単にできると思っていらしたみたいで、もう一度考えてみる、と言いながらも、土地の広さを測って帰っていかれました。
このまま使わせてもらえたら良いのですが、もし利用されるとなると、駐車場のこと、花畑のこと、別の場所を考えておかないといけません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする