カッパの女房

縁あってASDのカッパさんの嫁になりました。
カッパさんの飼い主・・・いや嫁として日々修行中です。

結婚はした方がいいのか?どうだ?

2020-11-16 15:59:16 | ちょっとしたつぶやき


結婚はバンジージャンプのようなものだと思う。

若いときは勢いで挑戦するだろう。

30才を超えてくると、慎重になる。

「したくない」と言う心の声に気づいたりする。

でも、まだ半数以上は「どんなもんかやってみたい」や、

少数派(未婚)であるのが居心地悪い、とかで

挑戦する気持ちを持ち続けるだろう。

でも、『少数派であるのが居心地悪い』って言う心境であれば、

結婚なんてしない方がいいと思う。

だって、男性と女性の考え方なんて180度違うんだからね。

分りあうことなんてない。

分りあったフリをするだけだ。

男性は体が大きく力が強いから『守る』ことが重要。

女性は体が小さく弱い、子を産み育てるから『助け合い』が重要。

この重要ポイントはお互いから見れば、

非情にトンチンカンに映るらしい。

夫は妻に“見えざる敵”に対して一緒に戦おうと言う。

は?何それ?バッカじゃないの?

敵ってどこにいんの?

それよかさ、家事もうちょっと手伝ってくんない?

っつーか、私は家事の専任じゃねーしっ!

ゴミ捨てるだけで家事参加してると思わないでねっ!

夫は、「お前は何も考えなくていいよな。俺は色々と考えてるんだ」

「会社で出世するのは大変なんだ」

「俺は家庭を守る義務があるんだ」

「俺がキャプテンだ。責任を持って船を操縦しなきゃならないんだ」

などと思っているだろう(知らんけど)

結婚観のズレはかなり大きいから、

自分の考えを曲げなきゃいけないときもある。

例え自分の意見が世間一般では正しいとしてもだ。

世間のルールは、家庭のルールに通用しない。

夫婦のパワーバランスにより、ルールは大きく捻じ曲げられているのだ。

そして、その歪みを巧みに矯正しつつ、

結婚生活を続けて行かなければならない。


私とカッパさんは自分たちの部屋がないので、

リビングのテレビを一緒に観なければならない。

同じ番組を楽しみにしていれば問題ないが、

そうでないときは、片方がイライラする。

「好きな番組、観ぃや」とカッパさんはリモコンを渡すが、

私が真に受けて好きな番組を観ていると、

「この番組のどこがおもろいねん」とブツブツ嫌味を言う。

私がテレビなどを見て挑戦した料理もけなす。

家事のやり方などにも口を出す。(自分はせえへんくせに)

部屋の照明を30分消し忘れただけで、文句を言う。

カッパさんは午後10時に就寝するのだが、

うっかり私が音を立ててしまうと、めちゃめちゃ怒鳴られる。

こんな薄氷の上でヒヤヒヤしながら生活するの、ほんと大変。

これが結婚。

相手が自分に都合の良いルールを押し付けてくる。

夫婦の優先順位が一致していないから、トラブルは必至だ。

ただ結婚のメリットはいくつかある。

「既婚者」と言う別のステージに進んだ達成感がある。

子どもができる・育てる(できない場合もあり)

独身時代では到底味わえない喜びや怒り、悲しみ、楽しさなどの

感情を味わえる。

ただ、それらのメリットは自分の人生を賭けるほどのものかは、

わからない。

結婚したら、みんなが人間として成長できるわけではない。

それも人による。

苦労した分、ひねくれる人もいる。

でも、昔の様に離婚を恐れる必要はなくなった。

むしろ離婚経験は勲章でさえある(かも?)

だから条件重視より相性重視で、

なりゆきや出会い頭的にフォーリンラブで結婚してもいいと思う。

(もちろん、バックグラウンドはしっかり調べてね)

そんなん(なりゆき)で結婚したくない人は、それも良し!

じっくり見定めてお眼鏡に叶う人がいなければ、それでいい。

一人で生きるも楽し!

肩身なんて狭くない!

どの道を選んだにせよ、

自分の歩んでいる道は正しかったと思って生きて行ってほしい!

私もそう思うように、生きて行くよ。(←言い聞かせている)

私の人生は失敗続きなんて思いたいくないからね。

コメント
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