一枚の羽

（gremzカーボンオフセット）

川に降りると　静寂の世界　誰もいないので　ほっとする

斜面の羊歯の上に　何かわからぬダウンフェザー　下るときは気づかなかった

ざーざーと　川の音がする

あたりは潤いで満たされ、静かであるが　人は訪れている

自然の造形は　あくまでも美しく

侵食するのは人間で　いとも簡単に調和を破壊してしまう

やわらかな草陰に　ひそむものは　何

その褥で　休むのは　誰

いつか咲くことを　待っている

私も以前はわくわくと期待していたが　もう　そこにはないんだ

電話の向こうで　懐かしい声が聞こえる

もうすぐ　そちらへ　私も行こう

しあわせは　ここには　なかった

目のくらむ蝶 リュウキュウムラサキ と ルリタテハ

（gremz京都議定書）



イタドリの花が満開のころ　花に魅かれて珍しい蝶を見た。

イタドリには雄花と雌花があるそうだが、これは雌花かしら？

美味しかった茎の味を思い出す。来年は忘れずに摘んで　炒めものにしたい。

そんなことを考えていたら　リュウキュウムラサキがいた。



じっと狙う。もうすぐ　翅を広げるぞ。呼吸を止めて待つ。

と、開いた！！　「あっ」一瞬だった。その青さに目がくらんだ。

青い目玉のような翅だ。蝶の仕業にまんまとかかるまぬけな・・・。



蝶は飛び去り、遠くにとまり　どこかにいなくなった。

まあまあ　こんなところだろう。参考までに　以前フラワーパークで写した動画を掲載しておきます。

蝶：リュウキュウムラサキ　Butterfly：Ruucuumurasaki



別のある日　花を探しに森に入る。



いるよ、これなら私にも撮れそう。

ルリタテハ　だ。



閉じた。



開いた。

ほらね。

アサギマダラ 飛ぶ

（gremz京都議定書）



この回は　蝶をよく撮っていた。

カメラを始めたころは、動くものは苦手で避けていたが、少しは上達したらしい。

そこで　無謀にも　裏の畑に来たアサギマダラを　空中で捉えてみようなんて思った。



飛んだ！。お腹側だよ。



翻るの？



お腹が上。ちょっとボケてるけど。

確かに　とんぼ返りならぬ　蝶がえり　してるね。



別のコガネタヌキマメに　止まったよ。

奄美のカラスアゲハ

（gremz京都議定書）



カラスアゲハには　種類があって　私にはしっかり判別できないので、タイトルをカラスアゲハにした。



傷もなく　きれいな固体である。

奄美のそれは、オキナワカラスアゲハの亜種らしいが、区別もつかない。

識別は専門家に任せたい。



黒の中の色の　なんと美しいことか。



動くたびに七変化する。

羽衣のように妖しい翅だ。

サンタンカと蝶（ツマベニチョウ、カラスアゲハ、ナガサキアゲハ）

（gremz京都議定書）



島を訪れる楽しみは　蝶の多さにもあります。

昔はどこにもあったように思いますが　花々に群れ飛ぶ姿は　まこと桃源郷です。



ツマベニチョウ

機敏で　カメラではなかなか捕まらない蝶、サンタンカの花の魅力に負けたのか



鮮やかな朱に蝶も　かすんで見えます。



カラスアゲハもきました。これは、ナガサキアゲハのオスですね。



奄美のそれは　オキナワカラスアゲハの亜種だそうですが、私には良くわかりませんの。

光線で虹色に輝いて、優雅です。

やっぱり、これは　ナガサキアゲハに違いありません。　



サンタンカ　これはやっぱり　呼ぶでしょう。蝶を。

この色鮮やかさですもの。



来ましたよ、私の好きなナガサキアゲハ



比較的ゆっくりしているので　撮りやすいですね。



美しい～。



蝶を追いかけていると　この世を忘れます。あぶないですよ～っ。