フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

恵み

2012-11-05 | 日記
毎朝毎晩、息子に同じことを言っている。「歯磨いた?」「ハンカチ持った?」・・・巷でよく言われている「今やろうと思ってたのにー」という返事はない。せやせやって感じでノロノロ動く。ホンマに忘れているらしい。脱いだ服は、いつもその場に置きっぱなし。しかもズボンはトイレの前に放置。用を足した後は、そのままパンツ姿で過ごす習性がある。最近寒くなってきたからヒーターつけて欲しいらしいが、ズボン履いたらええんとちゃう?(ちなみに夏場は完全に裸族と化している)以上はほんの一部。育て方、間違ったのだろう、きっと

奴に「ゲーム男!」と言ったら「ビール女!」と返された。
小学4年。なかなか口が立つ。
しかし、「おかえリンゴ!」「ただいマンモス!」というやり取りで、まだまだ喜ぶ子供である。

休日は親と出掛けるより、友達と遊ぶ方を選択する。
そして息子も夫も景色に興味が無い。(子供はそういうものか・・・。夫は、山を登って下る、という事に興味があって、景色はどーでもいいらしい)
さ・・・寂しい。

というわけで、電車とバスに揺られて、友人とハイキング。
 

歩いた歩いたーーー
めちゃ空気が美味しかったぁ。

更に帰り道、話題の阪急まで物見遊山して、テッペンから御堂筋を眺める。

綺麗に整備された屋上庭園にも行ってみた。空に近いのは気持ちがいい・・・はずなのだが、何か足りない。癒されない。
それは大阪市内の濁った空気のせいだと、山歩き帰りだから実感ー!!したのである。
視界に映る景色だけじゃ足りないんだね。匂いや音、肌で感じる空気・・・自然の恵みがいかに大切か。自分も呼吸している生き物なんだ、って思った。

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