フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

表情

2012-11-29 | 日記
私は子供の頃からポーカーフェイスだった。きっとそれは、もともとの性質というより、環境その他に起因すると自己分析している。ところが現在の私・・・
普段はまぁポーカーフェイスとまではいかないまでも、そんなに表情が豊かな方ではないと思うのだが、何故かフラメンコを踊る時は顔に出てしまう。過去に、アレグリアスで大笑いした経験がある。アレグリアスならまだ良いが、昔「なんでソレア・ポル・ブレリアで笑うの?変やで!」と指摘されたことがある。自分でも変だと思ったけど、勝手にニヤけてしまうのだから仕方がなかった

でも・・・何でかな?フラメンコだと、どーしてこんなに恥ずかしげもなく感情が顔に出てしまうのだろう???あきらかに普段の私と違う。

アレグリアスを踊る時、スペイン人はそんなに笑わない気がする。エバのアレグリアスはどれも素敵だけど、ニコリともしない。ファナ・アマジャなんか怖いくらい(←このお方を例に出すのは間違いか)ちょい笑顔で踊る人と、怖い顔のアレグリアス、実際に比率はどんなもんでしょー????

先日、ある唄い手さんが「アレグリアスを聴くと胸キュンになる。単に「喜び」っていうのとは違う、切なさのようなものを感じる。」と話されるのを聞いて思わず「わかるわかるー!!」と頷いた。
じゃ、アンタ笑って踊ってる場合じゃないよ!と自分をつっ込む。
聴いてると「わーっ」ってなる感情が、踊ってしまうとちょっと、楽しい?方へ変換されちゃうのかな?この矛盾を何とかしたい。
あの「わーっ」っていう感覚は「泣き笑い」なんじゃないか?ふと、そんな風に踊れたらいいな、と思った。

表情があるのは踊り手だけではない。
ギターのディエゴ・デル・モラオ
伴奏する彼の表情いいよねー。身体の揺すり具合とか。
Montse Cort�・s y Diego Del Morao Solea Por Buler�・as Flamenco Flamenco 2009

こんな人、傍におったら惚れてしまうわ!

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