フラメンコ教室 大阪市住之江区 三重県名張市 『寝ても醒めてもフラメンコ』

フラメンコのこと、日々のささやかな想い、暮らしのことなどを、とりとめもなく綴っています。

成績

2012-03-26 | 日記
修了式から帰った息子が、「成績上がった~」と嬉々として通知表を差し出してきた。
ま、珍し。どれどれ・・・
ホンマや!アンタ賢いやん!!
おかしいな?そんなはずないのに先生どうかしちゃったんだろか?

なぜなら昨年秋のこと、ずっと続けてきた通信教材を断念したからだ。なかなか良い教材で、月に1度の添削テストも欠かさず提出し、息子もそれなりに達成感を味わってきた。だが、自ら進んで教材に向かった事はなくて、親が毎日のように声をかけ、マル付けをする手間がストレスだった。
だから「やめる」と切り出された時、あっさり承諾した。内心「助かったー」と思った。

それからしばらく、私も息子も開放感に包まれていた。しかしその開放感にも慣れてくると、相変わらず「早くお風呂入りやーもうゲームおしまい!!」などとウルサク言う自分がいた。実際、息子が家で机に向かうことは無くなってしまった。宿題すらやってる姿を見たことがない。尋ねると「学校でやってきた」と答えるのだ。変だなぁ?宿題少ないのかなぁ?前は教材と宿題、両方家でやってたのに??
どうも宿題は、一緒にやろうと誘ってくれる友達がいるらしいことが判明した。
今や家ではDS→TV→DS→漫画・・・好き放題。あぁ、この子はこうしてアホになっていくんやわー・・・仕方ない、親が根を上げたんやもの。賢い子っちゅーのは、やっぱり親も根気強く導ける人でないと・・。ごめん、私はもう無理。アンタは好きに遊んで、成績下がってから自分で悩みなさい!!と思っていた。

なのに成績上がった、ってどーいうこと
息子は「頑張った」と言う。
夫は「(教材は)無駄やった、ってことやね」と。

子供って謎。
そして「子供が小学生になったら、私も教科書みて一から勉強したいわー」なんて殊勝なこと本気で思ってたのに、あっさり挫折した自分に幻滅している。

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