With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

めでたい日

2006年09月06日 | 日常
今日は天皇家に新しい宮様が生まれたおめでたい日。
性別はどちらにしろ元気に出産されたということで、めでたい、めでたい。

そんなニュースを聞きながら運転してると、おめでたいオヤジを見つけた。
写真ではわかりづらいけど、車の窓ガラス全面にワックスを塗りまくってる

普通、ガソリンスタンドや、洗車ショップでは油膜取りといってお金払ってまで除去するアブラ分なのに、しっかりとスポンジで、円を描くように丁寧に塗った跡が残っている。
白い、うずを巻いたワックス跡が、まるで唐草模様みたいに規則正しく並んでいるので、きっと、冷蔵庫の中の食べ物も賞味期限が近い順にドア側に並べる様な、きっちりした性格の人なんだろう

追い越しざまに運転席を覗き込むと、カーステから流れる曲に合わせて体を揺らしながら熱唱中、と思われるオヤジの姿が。

そんなめでたい平和な一日だった

まだ出るか・・・

2006年09月05日 | Music
また出たか!、もしくは、とうとう出たか、とも言うべきCD「The Rolling Stones / Naked」。

ローリング・ストーンズ、今年の3月22日に東京ドームで行われた日本ツアー初日のサウンドボード音源!

某サイトによると、ミキシングボード直結の流出音源だそうで、若干音が割れ気味な部分もあるものの、超高音質CD。

以前にもミック・ジャガーのイヤー・モニターを無線傍受した音源を収録したCDがリリースされていたけど、

そちらには、ストーンズ・メンバー4人の音のみ、つまり、ボーカル、ギター2本、ドラムしか録音されてなくて、独特な迫力はあるものの、コーラスやらベースの音がまったく聞こえない、ライブ感のまったくない、まさに珍盤と言うべきCDだった

一方今度のこのCDは、ストーンズ・メンバーの演奏はもちろん、キーボード、コーラス、ベース、ホーン・セクションが全て収録されていて、まさにこれこそライブ盤!とも言える出来栄え
ややモノラルっぽく音が真ん中に集まってるような印象もあるけど、それぞれの音がくっきりと分離して聞き取れ、特にキースのギターが大き目にミックスされていて大満足。
あらためてキースのギターのすごさにびっくり。タイミングずれてようが、ミスしようが、小さいことは気にしない、ちゃんと終わればOKみたいなノリで弾きまくってる(褒めてないか)。チャーリーのドカドカ・ドラムとキースのギターこそが、今のストーンズのグルーブと再認識

お店の棚には大きめの貼り紙がしてあって「爆発的に売れてます!。これをスルーできるあなたは、ある意味勇者です!」なんて書いてあり、長いものにはすぐ巻かれるタチの自分はすぐに買ってしまった

レイ・チャールズに捧げた「Night Time is The Right Time」でミックと迫真のかけあいをする女性コーラス、リサ・フィッシャーの大迫力ボーカルもばっちり収録で、この1曲のためにこのCD買ってよかったと思えるほど!。鳥肌立つなあ
「The Last Time」と並び、その昔初めて聞いた時に、「ストーンズもこんなポップな曲やるんだ。」と感激した「Get Off Of My Cloud」。ドームのBステージでこの曲にイントロが鳴り響いた時の感動も高音質で収録されている。

こうやって振り返って聞いてみると、その後のヨーロッパ・ツアーのセット・リストを見るにつけ、東京ドームの2日間はなんとイケてるセット・リストだったことか。
それにしても自分の行ったライブがこんないい音で聞けるとは、ありがたいことだなあ…


読書日記

2006年09月04日 | 日常
電車で会社に行くときは、秋になったからというわけじゃないけど、結構本を読む
会社帰り、電車に乗る前に本屋さんに立ち寄って、適当に選んで電車に乗りこむ。

池袋駅周辺には大型書店がジュンク堂と、池袋西武内にリブロがある。
けれどちょっと改札からは離れた場所にあって、わざわざ行って駅まで戻ってくると1時間くらいロスしそうなので(まあ、慌てて帰る必要もまったくないんだけれど)、もっぱら会社から池袋駅までの通り道にある、小さめの本屋さんを利用する。

今日レジ前の平台に山積みになった本から選んだのは、「芥川賞受賞作!」のオビも華やかな「8月の路上に捨てる」。
作者の伊藤たかみさんは、確か自分より1コ上で同世代
どんな文章書いて芥川賞なんか取ったんだろうと、内容よりもそっちの興味の方が大きくて買った。

電車に乗り込んで、本を開いてみてびっくり!。字がでかい!
こんな大きな字の本は生まれて初めて読んだかも知れない。しかも紙質がかなりぶ厚い。こりゃ文庫本になったら、6ミリくらいの厚さになっちゃうんじゃないか。
電車に乗ってる約50分の間に読み終わってしまった

内容は、ある若いカップルの離婚までの道のりを描いたもの。
主人公の男が夏のある一日、職場の姉貴的存在の女性上司に話しを打ち明けながら話しは進んでいく。風景、情景描写が巧みで、字がデカイからというだけでなく、まるで短編映画を見てるみたいに一気に読み終わってしまった。

自分は、離婚はおろか結婚もしたことないけれど、ずっと昔にこんな別れもあったなあと、あんなに仲良かったのに、すれ違ってそして壊れていく関係を見て、思い出してなんだかヘンな気持ちになった。でも最後のある場面にちょっとだけホッとするような気持ちになれた。

別れを男目線から描いているってのも結構珍しいんじゃないかな?。
おすすめ

名盤!

2006年09月03日 | Beatles
ちょっと前にリリースされて、値段の高さと、パンフレットをスキャンしただけの安っぽいジャケットが気にくわなくて買わないでいた、ポール・マッカートニーのブートCD「FLY BY WIRE」。

「いつかコピーでも回ってくるかな」と待ってたけど、一向に回ってくる気配もないので、ついに買ってしまった。
内容は、2002年11月、来日直前にメキシコで行われたライブの極上サウンドボード物!
ほとんどオフィシャル盤といっても差し支えないほどの音の良さ!。いや、2枚組ディスクに目イッパイ曲を押し込めるために、MCをことごとくカットしたオフィシャル盤よりも、3枚組にたっぷりと収録された本作の方が臨場感たっぷりでありがたい

だいたい、ポールのMCはどこに行ってもあまり変わらないから、MC含めて聞いてると、あの2002年の日本公演が鮮明に蘇ってくる(追っかけたなあ…)。

当時の新曲の「Driving Rain」や「Your Loving Frame」も今となっては懐かしかったり、複雑な気分だったり…

客の盛り上がりも、さすがラテン!、とばかりにすさまじい。アコースティック・コーナーでも、静かにしろってくらい盛り上がってる。ポールも高音がきつそうだったり、外してしまう場面もあったりするけど、ツアー終盤のバンドの一体感から出てくるグルーブ感がたまらない

お店のインフォにも書いてあったけど、ポールのライブ物ブートの中でも、名盤になるのは間違いないな。それにしてもこんなすごい音源、どっから流出すんだろうねえ…

もったいない

2006年09月01日 | Band
キャンセルが出たということで誘ってもらって、東京厚生年金会館にミュージカル「Movin’ Out」を見てきた!

ビリー・ジョエルの楽曲にのせ、若者群像を通して60年代の悩めるアメリカを描くという(ものすごく大雑把!)内容。
効果音的なもの以外はセリフはまったくなし。約2時間、ノン・ストップの生バンド(トリビュート・バンドの様だった)のライブ演奏に合わせて、ダンスが繰り広げられた

正直…、ビリー・ジョエルの曲はベスト盤程度の知識しかなく楽しめるかな、なんて不安もあったり、さらにこのミュージカルの予備知識も全くなし、という状態だったけれど、スタートしてみるとまったく問題なかった!。
ステージ両サイドの電光掲示板みたいなのに、日本語歌詞が映し出されて、よくできたビデオ・クリップでも見てるかのように、ステージに見入ってしまった。
ぶっちゃけ、ウルっときてしまう場面も何度かあり、歌詞の持つメッセージがより強く胸にせまってくる感じだった

なんとなく、アメリカンな雰囲気が苦手で避けてきたビリー・ジョエルだったけど、なんともったいない。今更ながらちゃんと聞き込んでみようと思う
早速、「ハートにファイア」欲しさに、アマゾンで最新ベスト買ってしまった(またベスト盤か!)。
11月には本人もやってくるようだし、席にこだわらず見に行ってみようかな