ここはレコ屋さんと言うよりは「OLDAYS RECORDS」レーベルのCDを買うための、自分にとってはCD屋さんですね。
ここはレコ屋さんと言うよりは「OLDAYS RECORDS」レーベルのCDを買うための、自分にとってはCD屋さんですね。
振り返るに、今年は本当に自分の時間がなかった。
ライブなんてもちろん、楽器にすらロクに触らなかったし、レコードやCDもほとんど買わなかった。
そして信じられないことに、外でお酒を飲むことが一度もなかった。。。
とにかくチビ助のお世話に振り回された一年だった。
時間をやりくりして保育園の送迎を敢行したり、時期、時間に関係なく発熱すれば夫婦二人して右往左往。
近くに頼る親戚もいないので、もう何とかやっていくしかない、とまるで世の中にチビ助入れて3人しかいないんじゃないかと心細く思うこともしばしば。
奥さんが頑張ってくれて、なんとかここまで大病することもなく3人やってこれた。
「旧ザク」。まだ300円。定期的に再発はされるものの、インターバルが長いのですぐになくなっちゃうからラッキーでした。
先日オーダーしたSEIKO MOD時計をDIYでエイジング加工してみることに。
もともとついてたアルミベゼルがピッカピカで新品感がすごいので、これを経年変化で色が抜け、ゴーストと呼ばれるワビサビが効いた渋い状態の物を再現してみようと。
ネットでやり方をチェックしていると割合にポピュラーなカスタムみたい。
皆考えることは一緒か。
やり方はいたってシンプル。
ベゼルを食器用漂白剤につけて色を抜いていくだけ。
さっそく本家のベゼルの外し方同様に作業を始めるも、ベゼルが外せない。。。
こじ開け器を使ってグリグリするもビクともしない。
この時計を組んでくれたビルダーさんに脱着方法について教えを乞うと、本家と違って構造上ベゼルとケースをこじ開けて外すことはできないとのこと。
さらにインナーベゼルはベゼルに両面テープでついているだけなので、針の様なもので傷がつかないよう慎重に作業すれば剥がせるとのこと。
で、針でなんとかアルミ製のインナーベゼルを剥がしたところ。しっかり傷がついてしまった。
そしてキッチンハイターの原液の中にドボンとつける。
ピンセットでゆらゆらと液中を泳がすと、2分もしないうちに色が抜けて行くのがわかる。
針で傷つけてしまったあたりに耐水ペーカーかけてならす。そして自分の場合はここらへんで色を留めたい、そして艶も消したかったので、
プラモデル用の(ラッカー系)艶消しトップ・コートを吹いてしっかりコート。
そして装着したところ。
が、なかなかのビンテージ感が出せてると思う。
あとは通常の使用で付いた傷が味に変わっていくのを楽しんでいこう。
このSEIKO MOD、はまりつつあって、今度は自分でアンティーク時計を組んでみようと画策中。
モチーフとしたのは20数年前の時計雑誌に掲載され憧れていた、69年〜75年辺りまで製造されていた、いわゆる「赤サブ」。
文字盤。
黒いマット地にモデル名はもちろん赤字で。インデックスは現行品のゴージャスな物ではなく、フチなしの、日焼けしてクリーム色に退色した感じを表現したものに。
針も細いベンツ針。もちろん退色したヴィンテージタイプのものに。
ベゼルは両方向回転(現行は逆回転防止タイプ)でノッチなし、そしてルミナスポイントも退色表現したタイプに。
そして風防は通常のサファイアガラスから、70年代前半までの仕様であるプラスチック風防に変更。丸みを帯びた形状がいい雰囲気。
文字盤はほぼ選択肢がないので、赤サブ仕様の中でも、フィート・ファースト、クローズ6の(フィート表記がメーター表記より先に記載されて、「6」の字が閉じているもの)いわゆる「「マーク6」というタイプ。
ここまでやってお値段は本家の現在の市場価格の大体80分の1!。
本物のセイコーの「赤サブ」(笑)。
完全な自己満足の世界なれど、満足度の高さが半端ない。
ガンガン使って小傷がついてきたら、またいい雰囲気になりそう。
オイスターケース3兄弟
この週末は那須まで、新しい家族ができて初めての一泊旅行。
今年の前半はほとんど稼働することができなかった(といっても重篤な状態だったわけじゃなく、コロナ禍の影響でイギリスからのパーツが届かず作業がストップしていただけ)
MG-ZT-Tも、普通に(ここ重要)ファミリーカーとして活躍してくれました。
BGMにByrdsかけながら流すワインディングは最高に気持ちよかった。
なんとお店の入り口から大行列。駐車場待ちの車の渋滞も発生。
以前の自分だったら絶対にパン屋の行列になんか並ぶことはなかったのに。。。
イギリス的な素朴なパンを想像してたら普通のパン屋さんだった。美味しかったけど。
自分は、ついにオフィシャル・リリースとなる「GET BACK」アルバムが、どうしてもLPレコードで欲しくて、アナログ盤の箱をオーダー。
し、しかし昨日、到着予定日が10月26日~28日にリスケされたという、ふざけんな!な内容のメールが!。
SNS上にぞくぞくUPされる現物の画像や流れてくるレビューを悶々としながら眺めていると、
まあすぐに聞ける状況にないし、人様の感想を楽しませていただきながらゆっくり待つとしよう、となぜか余裕な心境に。
で、こないだ購入してきた珍盤?を今夜は聞いてみる。
THE BEATLES / YESTERDAY AND TODAY ~DRY BABY DRY~
過剰にリヴァーブがかかっている(と製作者が思う)曲のリヴァーブを減退させ、より生の音に近づけてみた、というコンセプトのアルバムをフィジカル化したもの。
思いつきそうで思いつかなかったアイデア。
BFお得意の紙ジャケ仕様。このアルバムはブッチャーカバー10種類のデザインが用意され、10枚セットにボーナスCD-R付きという仕様でも販売されている(中身のCDは10枚同じ)。
スパインなしのペラジャケ、帯付き。自分はこのデザインをチョイス。
レーベルはレインボウ・キャピトル仕様。
果たしてリヴァーブを減退させた効果は。。。
曲により効果的なものとそうでもないものがはっきり分かれる印象。
とりあえず、リヴァーブを減退させることで全体の音が変質してしまうようなことはなく、どの曲もそういうミックスなんだと言われれば頷いてしまうほど自然な仕上がりに驚く。
「For Sale」収録曲の様な、主にボーカルにリヴァーブ(自分はエコーがかかったと言いたい)がかかっている曲での効果が高いように感じた。
一方で「Anna」のような、太いゲージを貼ったグレッチ・デュオジェットの、VOXアンプを通して出てきた艶々したサウンドは、リヴァーブをそぎ落とされることで印象が一変。
なんとも奥行きのない平坦なサウンドに変わってしまっていた。
うん、そうだな、グレッチの音は、デュオ・ジェットにしろテネシアンにしろ、こんな音じゃないだろうって感じ。
いやあ、それにしても面白いことを考える人がいるもんだ。そしてテクニックも。
ブローバイの清掃とエアフロセンサーのクリーニングをすると消えるので、やっぱり空燃比絡みの問題なのかなあ、と今更ながら基本の基本であるエア・フィルターを交換してみた。
真っ黒。
新旧比較。
まだまだMGライフは続けていけそう。
25年ぶりのリイシューとのこと!
CDは持ってなかったので、帰りに北浦和ユニオンに寄って買ってきた。
リリース当時の衝撃を想像しつつ楽しみます。
ユニバーサルからリリースの廉価シリーズの中の一枚。
88年マスター使用とのことで、音はちと懐かしい感じ。
ジュリアンのカタログは佳曲どころか名メロディの詰まった作品ばかりなので、ぜひリマスターしてほしいな。
同シリーズからもう一枚、「マッギン・クラーク&ヒルマン」もチョイス。
安レコの常連だけど自分は好きな一枚。
サウンドがもろ西海岸。マッギン、クラークの声が、どんなアレンジの曲でもByrdsしてるのが最高。
チャーリーが亡くなったからというわけではないけれど、
ここ最近は車でも部屋に戻ってからもストーンズを聞くことが多い。
チャーリー個人としては時代を象徴するロックスター、というタイプの人ではなかったけれど、それでも特別な存在だったと感じている人は多いのではないだろうか。
音源仲間からシェアしてもらった91年のチャーリー・ワッツ・クインテットのライブ音源。
ちゃんとCD-Rに焼いて、ジャケットも再生してスピーカーから聞く(マメ!)。
絵本をベースにしたライブだという予備知識なしに聞くと、バーナード・ファーラーのナレーションが入るライブ構成にものすごく違和感を感じてしまうだろう。
でもチャーリーのアナザー・サイドの活動を知れる好ライブ盤。
JAZZ界隈での存在感はいかほどだったのだろう。この録音からはストーンズのファンが大勢詰めかけている様子がうかがい知れる。
2019年、チャーリーのストーンズとしての最期の演奏を収めた、LHからリリースされたタイトルは訃報が流れたあと完売してしまい聞けずじまい。
すぐに再発されるかな~と思いきやその兆候はなし。
自分が最後にチャーリーの演奏を聞いた2014年3月6日の東京ドーム公演。
私家製ブート(笑)はあるものの、低音が回りまくって何度も繰り返して聞けるシロモノではないので、7年経ったタイミングであらためてDACからの「306」をゲット。
イヤモニ、オーディエンス録音のマトリクス音源で(誰のイヤモニかは自分はわからないけど)、ほぼサウンドボード並みに楽しめる。ホタイさんの部分もそのまんま収録してあるんだ(笑)。
当時ドームで久しぶりのストーンズと対峙した時、2006年来日時と比べてもメンバーみんな、見た目も演奏も歳とっちゃったな~という思いを強くしたものだった。
でもそんな2014年のストーンズにおいても、この録音からはミックとチャーリーがグイグイとバンドをリードして行ってる様子が記録されていてとても嬉しい。
有名どころでないライブ盤もコツコツと聞いてみようと思う。