With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Let It Bleed (50th Anniversary Edition) / The Rolling Stones

2019年11月29日 | レコード


個人的に最も好きなストーンズのアルバム「Let It Bleed」
50周年盤は、デラックスな物には手を出さず一枚もののSTEREO盤をアナログでゲット。

ボブ・ラドウィック氏の最新MONOリマスターも聞いてみたいけど、そういや2016年のMONOボックスの中に氏のリマスター盤が
入ってるからMONOはそっちでいいかと(笑)。
MONO盤なんてUKオリジナル盤になると5ケタが普通、状態の良い完品であれば6ケタ行っちゃうんだから、
自分なんかはまだまだリマスターCDで十二分に楽しませていただきましょう(US盤は手頃で手に入りそうだけど)。



そして今回の50周年STEREO盤。
シュリンクの上からとても簡素な「50周年」ステッカー。


クレジット入りのピンクインナースリーブ。
静電気が酷くて出しにくかった。





このステレオ盤はUS仕様に倣っていてレーベルはロンドンレコード、
モノ盤はUK仕様でDECCAなのかな。
ポスターは付属しないけど、ダウンロードカード付。

パッと見、どこにもリマスターに関する記述がない。
2019年の仕事なんだから、一枚っぺらでも解説書くらい入ってたらよかったのに。

音はまだ一度通して聞いてみただけだけど、低音が効きすぎないあくまでもナチュラルな音像。
「Love In Vain 」のアコギは鳥肌立った!
「ナチュラルで綺麗に」まとめられたのではなく、60年代のレコードを聴いたときに感じるザラつき感みたいなものもちゃんと再現されていて、うまく表現できないけれど、巧いなあ、という印象。




STEREOのUKオリジナル(USかな?)も聴いてみたくなったきた。
よくできたリマスター盤の再発って、中古レコード市場活況化に一定の販促効果があるんじゃないだろうか(笑)

TOUCH / THE BADGE

2019年11月23日 | Music


捜し続けること数か月、ようやくオリジナルのアナログ盤をゲット。

「TOUCH / THE BADGE」

知る人ぞ知る?、伝説のバンド?、「The Badge」1983年リリースのデビュー・アルバム。


スリーブ裏面

今となってはお恥ずかしい限りで、その存在を自分は知らなかった!



今年の春先に、某バンド・メンバー募集サイトで、「80年代に活躍した博多出身のバッジというバンドのコピーをやっています。
ベース弾いてもらえませんか?」と声をかけていただいたのをきっかけに聴き始め、今、思いっきりハマってます!


バンドのルックスや、The Jam来日時のオープニング・アクトを務めたなんてエピソードからMODSバンドとして紹介される事が多いけど、
そのサウンドはシンプルなロックンロール。
ルーツのモータウンやR&Bテイストのする曲も多いものの、親しみやすいメロディーとグルーブ感あるビート・サウンドは大好物のマージー・ビートを彷彿とさせる。


3ピースにリッケンバッカーということもありJAMをイメージさせますね。

そしてこのファースト・アルバムは捨て曲なし!
83年当時の音は反映されているけど「Lady on the Radio」で幕を開け「Going Back To My 60`s」、「Down Town センセイション」、「口びるかみしめて」、「内気なサンディー」に「Union jackに魅せられて」と名曲揃いで、時空を超えてロック・ファンに響く名曲たちだと思う。

ポニーキャニオン系リバスターレーベル



そんなBadge再評価の動きが2,000年代初頭にあったらしい(Badgeは86年に解散)。
このムーブメントもまったく自分の耳には届かず(その頃は御大の9年ぶりの来日もあったしね)。まぁ、ホントに自分のアンテナのカバー範囲の狭いこと(笑)

面白いのが再評価のきっかけとなったのは、海外のパワー・ポップのコンピレーション、しかもBootlegに収録されて逆輸入的に日本国内にもたらされたものだというのだからイカしてる。
これがきっかけとなりようやくCD化が叶い、未発表アルバムも3枚新たにリリースされるという、後追いながらもほれぼれするようなブレイク具合。


今年の春以降に買い集め、ほぼ揃ったCD群(未発表アルバムの第1集だけない)。相変わらず熱しやすく醒めにくい性格で・・・。

そして中心メンバーの中村昭二さんが、2004年以来、15年ぶりにライブを博多で行うとのこと!。
「Badge Night Vol.1」というイベントで、まさに「THE BADGE 2019」というバンド名で復活されるとのこと!。

Badgeに魅せられた絶好のタイミングでの復活の報せ。
行ってきます。

big hits ( high tide and green grass / The Rolling Stones

2019年11月17日 | Music


紙ジャケCD「Through The Past, Darkly(Big Hits Vol.2)」と同時リリースだった、
オリジナルは66年のベスト盤「big hits ( high tide and green grass)」
こちらも待望のUK仕様で登場。しかもMONO!



所有のアナログは70年代プレスのUKステレオ盤。


写真集は欠落、インナースリーブもオリジナルでなく(アップルレコードみたいな黒い物に変えられてた)、


スリーブ自体にダメージもあってお安く購入できたもの。


まあ、プレイヤーズ・コンディションというか盤の状態もよく手軽にUK盤の音が楽しめるのでこれはいい買い物でした。

そして紙ジャケCDは、オリジナルの、しかも初版スリーブ再現を目指したもの。


フロント。
USよりもやはりこちらの魚眼レンズで撮られたUK仕様の写真が好きだ。
帯で隠れてるけど、フロントにはなぜか本来左下にある「DECCA」ロゴはなし。


ゲイトフォールドカバーを開いたところ。
簡素化される(写真集が別添になった)前の、ちゃんと写真集がスリーブに貼り付けられているタイプ。


バック。


レーベルにも初版に倣ってアンボックスド「DECCA」。やっぱり復刻ものにはオリジナルのレーベルに近づけたデザインがしっくりくるなあ。

音質については、オリジナルのモノ盤を所有してないので比較できないけど、
中低域が豊かで各パートの音の解像度も高く、かと言って大人しいわけではなく、モノラルならではの音割れ寸前みたいな迫力ある鳴り方をしてくれる。
原音に忠実というよりもオリジナルのレコードの音を再現してくれてるような印象を自分は持った。
さすがボブ・ラドウィック氏。
これが日本独自企画とは贅沢な。

ここまでの音が楽しめるなら「let It Bleed」50周年盤も行っちゃおうかな。
もちろん自分は通常盤をね。
高額なデラックスエディションの前に、まずオリジナル盤に手を出したいから(笑)なかなか踏み切れないけど。

キャップ交換

2019年11月16日 | Car

エンジンが冷えるとラジエターのアッパーホースがべっこり凹む件について、
トライアンフ川越さんに相談してみると、やはりキャップの個体差かも?、とのことなので再び発注(2回目)

品番は「‪17111742232‬」リザーブタンクキャップ
BMWの社外パーツ。
先人さまのブログで教えていただいて…。

送料含めて1000円ちょっと。

さてさて様子を見てみましょう。

Cloud Nine Rough Cuts / George Harrison

2019年11月15日 | 西新宿系


George Harrison 1987年リリースの名盤「Cloud Nine」ラフ・ミックス集‬


‪まあ、大概ラフ・ミックスというものはリリース版とほとんど違わないというか、違いがよくわからないというか、「あ~そうなんだな」ぐらいにしか思えないもので、大抵はスルーするんですが、HPの片隅にこのタイトルを見つけた時は、リアルタイムだし思い入れもあるしで、思わずインフォ・ページをクリック!‬


‪もう10年近く前にリリースされたタイトルの様だけど、どうやら「That' s What it Takes」にリリース版と大きなミックス違いがあるらしい。‬
‪シングルカットされ大ヒットした「Got My Mind Set On You」よりも好きな曲だけに、聞いてみたい欲望に負けゲット。‬


‪ワーナー社長向け、試聴用に製作されたカセットテープに収められたと言う、7曲をもれなく収録。‬
‪気合いが入ったであろう、レコード会社重役さん向け最終チェック音源(笑)。‬

‪お目当ての「That's What It Takes」‬
‪イントロ部分、リリース版ではフェイドインしてくるアコギが、最初からフルボリュームでザクザクとリズムを刻みながら入ってくる。フォーク・ロック的でもあり、かなりリリース版とは違った印象・・・。‬
‪さらに深くエコーのかかったサウンドはウォール・オブ・サウンド的でもある。‬
‪これはこれでカッコよかったんじゃないかな。‬

‪そして「When We Was Fab」ではコーラスのバランスがかなり違っていて、リリース版よりも、よりELO寄りなサウンドの印象。このコーラスはジェフ・リン?。ちと目立ち過ぎか(笑)。‬

‪この違いがわかりやすい2曲のミックスはジェフ・リン色を強く感じさせてしまうこともあって(リリース版以上に!)手直しされたのはよかった気もする。‬

‪ラフミックス音源の他にも、同時期の関連音源をボーナストラックとして収録したお徳盤!‬


‪同封されていたフライヤー。‬

THROUGH THE PAST, DARKLY(Big Hits Vol.2) / The Rolling Stones

2019年11月12日 | Music


今年のRSDに復刻発売されたアナログ盤が紙ジャケCDとしてリリース。

当然RSDの物は買えなかったので、今回の紙ジャケCDでの復刻は嬉しいニュース。


「THROUGH THE PAST, DARKLY(Big Hits Vol.2)」の紙ジャケはこのUS仕様を復刻した、2006年の「The Rolling Stones in The 60's」のものを所有。


今回は収録曲の異なるUK仕様、さらにDECCAロゴも復刻!というよりオリジナルに近い意匠でのリリースということで、待望の!?という感じ。


コーティングの艶感もいい感じ
ジャケットに使われている写真がとても鮮度感があるというか、オリジナルのプリントから持ってきたのかな?という程綺麗なものが使われている。


ジャケ裏に開けられた穴から、モノは赤色、ステレオは青色に色分けされたインナースリーブの一部が見えることで、モノ盤かステレオ盤かを識別できる(モノとステレオでジャケを作り分けなくていいアイデア!)通称「DECCA穴」まで再現。


インナースリーブもちゃんと八角形。日本語解説書も。


レーベル面にも「DECCA」ロゴが復活。
レコード番号はさすがに違うけど。

比較しようと思ったけれど、この変形ジャケのUKオリジナル盤は持ってない。


手持ちのアナログは、ジャケットのボロっちいUSオリジナル(右)と、70年代プレスのUK盤(左)。

UK盤の方は残念ながら八角形のゲイトフォールドスリーブでなく、普通のシングルスリーブだけど、盤の状態もよくお気に入り。


裏面。
ゲイトフォールドスリーブ内側のデザインが配置されている。つまり銃痕のついたガラス越しのメンバーのデザイン面はなし。
リスト、クレジット、そしてブライアン追悼文がまとめて記載されていてごちゃっとした印象(笑)。


DECCA穴。70年代に入ってもまだスリーブは共通だったんだ。
だんだん衰退していく中でモノ専用のスリーブは作らなかったという事か。


ボックスド・デッカに、オリジナルのインナー・スリーブ。

今回のCD、肝心の音はというと、スピーカーから小さく鳴らしている間は、「うん、いつもの音」という感じだけど(笑)、
徐々にボリュームを上げ、ある程度の音量にすると低音の豊かなアナログライクな音の印象に変化し、かなりいい感じ。

この再発がうまくいって、DECCAロゴのついたUK仕様での復刻に繋がればいいんだけど。

やっと観れた「YESTERDAY」(ネタバレなし!)

2019年11月10日 | 日常


昨夜ほほ劇場公開が終わりつつあるタイミングで、ようやく観れた「イエスタデイ 」

ビートルズの楽曲は、あの4人のフォーマット、楽器、演奏スタイル、声があってこそ胸に迫って来るものがあると思っている自分にとっては(だからカバーverには個人的に興味がない)
一人でギター一本で歌われるビートルズ・ナンバーがどう響くものか、変な(笑)関心があった。
結論としては、、、感動しちゃいました(笑)。

映画音楽として非常に効果的に使われていたというか…もう微に入り細に入り。

本編最後に使われてた曲は自分のイメージぴったりの映像に添えられていて思わず落涙!

あと、大事なシーンでMG-ZTならぬROVER75も登場。
ROVER75出演映画としてもカウントできますね(笑)

THE DECCA TAPES / THE BEATLES

2019年11月08日 | 西新宿系
話題の?「DECCA TAPES」ステレオ化バージョン。 「Please Please Me」セッション音源の、ボーカル・センター定位のステレオバージョンと同一人物によって作成されたもの。 LHでギフト化されたものや、自家製ブート屋さんがコピーしたものがネット上で販売されているもののどれもR盤。 どうせならプレスCDで持っていたいなあ、と思っていたら灯台下暗し! BFのMoonchildレーベルにてしっかり商品化されていました(笑)。 ジャケはリバーシブル 今回は、モノラル録音のものを左chに演奏を、右chにボーカルを寄せた、所謂泣き別れステレオミックスに仕上げたもの。 前回の「Please Please Me」同様、若干の音の揺らぎのようなものが感じられるものの 「古い録音なんだから」と脳内補正機能が働いて(笑)ほぼ気にならない。 元は聞き慣れたモノラル音源なんだからそんなはずはないのに、こうやって分離されると楽器パートがクリアに聞こえる様で ギターのリフやベースラインをこれまで以上に集中して聞いてしまう(笑) いやぁおもしろい。

WHAT'S MY NAME / RINGO STARR

2019年11月07日 | Beatles
連休中に楽しもうと思っていたリンゴ・スターの新譜をようやく開封。
今回もアナログ盤で。


いつも通りピース・サインのリンゴが大きくレイアウトされたジャケット(笑)

全体的に前作の延長・・・、というかこれまで以上にポジティブさが全体に漂っている印象。
ほぼリンゴが曲作りに携わり、もちろん全曲でドラムを叩く。


パワーPOP的なイントロが印象的な「IT'S NOT LOVE THAT YOU WANT」。
S・ルカサーのギターが大きくフューチャされた「MAGIC」は今のところのお気に入り。
「MONEY」はジョンの様なロックンロールではなく、ボーカルにエフェクトがかけられてパーティ・ソングのような仕上がり。
ライブでやったら盛り上がるんでしょう。


エンディングの「WHAT'S MY NAME」。
タイトルはリンゴのライブに行ったことのある人ならすぐにピンをくる、コール&レスポンスから。
お約束的に曲中にも「What's My
Name?」、「Ringoooo!」のコール&レスポンスが織り込まれていて、これもライブで演奏されたら盛り上がるんだろう。
でもこれリンゴの曲じゃなくてコリン・ヘイの曲なんですね。


丁度このリリースのタイミングで2020年のツアー日程も発表され、いかにもアルバムのプロモーション・ツアーが始まる!と感じさせてくれる現役感が嬉しい。
うちの親と比べるのもアレだけど、年齢的には終活の時期に入っていく…なんて寂しさは微塵も感じられない。
この「いつも通り感」はいったいなんなんだろう(笑)。


インナー・スリーブ。
背景は波しぶき?。なんか演歌歌手のポスターみたい。

そんなポジティブさに溢れたアルバムに感傷的なムードと深みを与えているのは、そう「GROW OLD WITH ME」。
味わいのあるボーカルもさることながら、つい耳を傾けてしまうのはポール・マッカートニーのベース。
ベースラインがちょっとあざといなぁと思いつつも、リンゴのボーカルよりも歌っていて、じわりと涙がこみ上げてくる。
使われてるベースはサステインの短さからヘフナーかな。
音色も他のプレイヤーの弾くそれよりも明らかに枯れていて、79歳の歌う「GROW OLD WITH ME」に深みを持たせている。。。

残念ながら自分はポールのコーラスは判別できなかった(笑)。