With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

FLOWERS IN THE DIRT / Paul McCartney

2010年08月12日 | レコード
某オークション・サイトで落札したPaul McCartneyの「FLOWERS IN THE DIRT」、UKオリジナル盤が到着

美品状態のものを、中古アナログ店で売られているプレミア価格のほぼ半値で落とすことができてラッキー

出品者は個人のディーラーさんなのかな?。
見てると毎月アメリカもしくはイギリスに赴き(その間はオークション停止)大量にオリジナル盤を仕入れて出品している
さらにオークションのスタート価格も安く設定してくれているので、もう何枚もこの人から、市場価格よりかなりリーズナブルに手に入れてる

さて、1989年発売のこのアルバム。
華やかなる90年代へ向けて、ポールが上げた復活の狼煙!、とまで言われた傑作アルバム。
特に自分にとっては、初めてリアルタイムで元ビートルズのメンバーの新譜を町のレコード屋さんで予約して買ったという記念すべき一枚
「プレス・トゥ・プレイ」は発売後、少し経ってから買ったような・・・。いや、レンタルしたかも・・・

完全にCD時代に入ってからのリリースだし、アナログなんて、CDのついででしょ?(89年当時の視点でいけば)、相変わらずレコードにこだわってる人向の限定サービスみたいなもんでしょ?、ぐらいに、むしろごく最近まで思っていた

しかし、和久井光司先生(!)の著作「ビートルズ UK アナログ盤ガイドブック」

での記述を見てあっさりと認識が変わり、機会があればぜひともゲットしたいなあ~と思うようになっていた


コレ読むと、アナログ欲しくなっちゃうんだよな~。

さて実物を見てみると・・・

お馴染みの打ち投げられた?、花束をあしらったジャケット。
ニス塗りされて鈍く艶を放つジャケットにPaul McCartneyの文字とアルバム・タイトルが配され重厚な雰囲気


スパイン(背)も厚め。


インナーバックも画像じゃわかりにくいけど、コーティングが施された美しくて厚みのあるもの。


さらに裏面に歌詞、クレジットの記されたインサートが封入。


レーベル面も、ジャケットデザインを配したこのアルバム専用のもの

こうやって手にとって眺めてみると、随所にポールのこのアルバムへの思い入れと気合が感じられ、レコードはCDのついで?、なんてとんでもなかった
このジャケット、インナー、インサート、レコードの四位一体となったカタチこそ(もちろん中身の音楽も)、89年のポールが、新作を世界に問うべく用意したリリース形態だったんだ・・・ということがよくわかる。

さ、針を落として久しぶりにこのアルバムを聞いてみよう・・・




気がついたら8月

2010年08月07日 | Music
ボーナスが少なすぎて、自室のエアコン導入はあきらめました

暑いのと忙しいのとでブログの更新はままならず(ツイッターはなかなかどうして続いているな)、気づけば8月。早いなあ、2010年もあと5ヶ月。早すぎる

最近はブートもほとんど買ってなくて、その代わりに今さらながらアナログばっか買ってます

ビートルズのUK、いわゆるオリジナル盤に手を出し始め、音の迫力もさることながら、40数年を生き抜いて日本へ渡ってきた、アイテムとしてのオーラに魅せられて、マイペースでコツコツと集め続けてます。なんせビートルズ物はお高いし


そして最近はついに、その他アーティストや、The Whoにまで手を出してしまい、コレクションのアナログ化が益々進行中。いや、なんだか逆行中

それでもビートルズに比べればリーズナブルだし、仕事帰りにユニオンに寄って、状態のよくお手ごろ価格の一枚を見つけては買って帰り、60‘sに生まれた音を肴に楽しんでおります

さて、先週末の金沢出張の際に、自分にとってお宝となる一枚をゲット!。

5月のレコ屋探訪で訪れた「ビーチ・パーティ」の和モノコーナーで発見した一枚。


L-Rの「LAND OF RICHES」。
これ欲しかったんだよなあ

93年のCD初回盤では、あえてリスナーにアナログのA面、B面をひっくり返す感覚、両面の音世界の違いを味わってもらおうと2枚組でリリースされたアルバム。
これは数年経ってから限定リリースされたアナログだけれど、まさに彼らが表現したかったアナログ感覚をそのまんまのカタチで楽しめる一枚


ジャケット裏面。


ビートルズの1stと比べると、雰囲気ありありでいい感じ!。


「EMITEX」のマークもレコード番号で雰囲気だしててニクイ。

ブレイク後はよく「ビートルズ風なサウンド」とわかりやすく宣伝された彼らだけど、ジャケット・デザインからも感じられる通り50‘s~アーリー60’sな世界観、ホット・ロッド、サーフィンミュージックからの影響を感じさせる、ゴキゲンな一枚
今聞いてもまったく古臭くない。
なにしろB面の「U-EN-CHI(遊園地)」は、自分にとって、青春サウンドトラックの1曲なのです。
去年SHM-CDにて再発されたみたいなので、未聴の方はぜひ!。