ネコとオバちゃんとわたし・・・

会社のビル清掃をする派遣のオバちゃん。
毎朝6時過ぎから出社してきて、せっせと掃除をやってくれる。
いかにも下町っ子気質のおばちゃんで、そう言えば見た目が、ダウンタウンの「ガキの使い・・・」の罰ゲームとか、最近は妻ブキ君のケータイのCMにも出てくるオバチャンにそっくり。

こんな感じ・・・。

何にしてもマイペースで、なかなかの存在感のあるオバちゃんだ。

このおばちゃん、ちょっぴり困ったことがあって、半年ほど前から、会社の周りの大勢の野良ネコ達にエサを与えるようになった。
でもうちは食品会社。ここで商品を製造してるわけではないけれど、駐車場でネコの匂いがしたり、植え込みにフンをしたり、道路にエサが転がってたりと、なんとなくいい感じがしない。
個人的にはネコ好きなので、あまり気にはならない方だけど、気にする人はするし、第一、自分の車で轢いてしまいそうで危なっかしい。

でもそこはマイペースのおばちゃん、一言でも「エサやんのやめてよ」みたいな発言をすると、「自腹でエサも買ってきて、消臭剤もまいて、ホースで水まきして匂いも消してるのに・・・、私ばっか大変な思いして・・・。」と逆ギレを起こす（あんたの勝手やん）。

またある日、ちょっとの合間、駐車場に置いておいた大事な商談用のサンプルをネコがイタズラしようとしてるのを発見！。追い払おうとするとすかさずオバチャンが登場、「大丈夫よ！、その子は豆乳なんか飲まないから・・・。」と完全にネコ・サイドの発言だ・・・。

ついこの間も、おばちゃんが手をふりながら、ビルの外に向かって
「モッく～ん！、モッく～ん！」と大声で叫んでいるので、
てっきりシブがき隊のモックンがロケでもやってるのかと思っていたら、
くたびれたネコがひょこひょこっと、おばちゃんの足元に寄ってきた時はずっこけた。
とうとう名前まで・・・。

オバちゃんとネコに遠慮する日々がしばらく続きそうだ・・・。

珍盤２

先日、心優しい友人から、今年の1月に「Cotton Club」で行われたDenny LaineのライブCDをいただいた。
これはデニーのオフィシャル・サイトで手に入れることができるもの。
自分は隠密録音しちゃったので、オフィシャル盤はコピーしてもらった（逆パターン）。

はじめ、「デニーのライブ盤がオフィシャルから出るらしいよ。」と聞いた時は、アマチュア・バンドがそうするように、会場のPAでMDかなんかに演奏を録ってもらったものを、もしかしてCD-Rに焼いて販売しちゃうんじゃないの？、なんて思ってたら・・・、まさにその通りだった！。

そのデキは噂通りの素晴らしさ！（涙）。
まずタイトル「Tokyo Soundboards」って・・・。
普通正規に発売されるCDであれば、サウンドボード音源であるのは当たり前であって、あえてタイトルにこんなのつけることはまずない！。
さらに下の方に、「For　Promotional Use Only」って書いてある・・・。
思いっきりブートレッグやん・・・。手作り感たっぷりだし。
これで「made in EU」とか書いてあったら完璧だ…。
きっと奥さんと一緒に、プリントアウトしたジャケットをカッターで切ったりして作ったんだろうな。

肝心の中身を聞いてみると、さすがサウンドボード録音だけあって、文句なしの音質！。
「あれ？、こんなにデニー、うまく歌えてたっけ？。」と思うほど歌もうまい！。
サウンドボード物のブートみたいに、お客さんの歓声は小さめだけど、それでもかなりの盛り上がりが感じられる。

これを聞くと、ついこの間だけど、個人的にも盛り上がってた１月の夜を思い出す・・・。
作りはともかく、いいモノいただきました。

週末にかけて気になるニュースが。
ストーンズのキース・リチャーズが、休暇先のフィジーでヤシの木から転落し、脳しんとうを起こして入院したとのこと。はじめは軽い症状で院内を歩いている、なんて情報だったけど、時間が経つに連れて、「軽視できない状況」、なんていうトーンに変わってきた。

ヤシの木のぼんなよ、と思いつつも心配。ま、ドラック中毒も、自動車事故も乗り越えてきた不死身のオッサンだから、きっと早い復帰をしてくれるでしょう！。

写真は、日本～上海公演後のオーストラリアのホテルでのキース。

こんなにビックになっても自分で洗い物するんだなあ…。