With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Paul McCartney / ONE ON ONE AT BUDOKAN

2017年05月28日 | 西新宿系


ついつい映像モノがいいと、そちらを見返す時間が多いのだけど、
音楽アルバムとしてのCDも忘れてはいけません。

ライブ・アルバムとして発売中のBootlegの中で、武道館公演収録モノの個人的な一押しは
Empress ValleyとXavelのダブルネームでリリースされた「ONE ON ONE AT BUDOKAN」。

とにかく演奏が大きく捉えられている!。
さすがに武道館、コアなファンが集結しているだけあって、録音者の周囲の盛り上がりも尋常ではなく、
オープンングの「A HARD DAY'S NIGHT」からお祭り騒ぎ。
適度なオーディエンスの騒々しさはオーディエンス録音の醍醐味とは思いつつも、こりゃ派手過ぎるな、という印象。
でもそんな心配も束の間、2曲目以降はほとんど気にならない状態に。



無指向性マイクにて収録とインフォにあるけれど、バンドを真っ直ぐ狙ったかの様に演奏が大きく捉えられており,
武道館よりも小さいハコでのライブを聞いている様な印象。
このマスタリングの方向性が、このレーベルの音作りの特徴なのかな?。
後にリリースとなった同レーベルからの東京ドーム3タイトルも似た音場に仕上がっている。
個人的にはもうちょっと会場の空気感というか拡がり感があると好みではあるけれど。

まあ、あの2時間をこんな高音質で記録してくれたことに素直に感謝です。
この日しか聞けなかった「Everynight」がこんなにいい音で何度もプレイバックできるのだから・・・。


*ジャケは当方でソフトケースに入れ替えてます。

◆Nippon Budokan, Tokyo, Japan 25th April 2017 -EVSD & XAVEL Original Audience Master (Omnidirectional Microphone)-   (Disc 1)   01. Pre-show SE (Coming Up / Mrs. Vandebilt) 02. Opening (The End) 03. A Hard Day's Night 04. Jet 05. Drive My Car 06. Junior's Farm 07. Let Me Roll It / Foxey Lady 08. I've Got a Feeling 09. My Valentine 10. Nineteen Hundred and Eighty-Five 11. Maybe I'm Amazed 12. We Can Work It Out 13. Every Night 14. In Spite of All the Danger 15. Love Me Do 16. Blackbird 17. Here Today   (Disc 2)   01. Queenie Eye 02. Lady Madonna 03. I Wanna Be Your Man 04. Magical Mystery Tour 05. Being for the Benefit of Mr. Kite! 06. Ob-La-Di, Ob-La-Da 07. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 08. Back in the U.S.S.R. 09. Let It Be 10. Live and Let Die 11. Hey Jude Encore: 12. Yesterday 13. Hi, Hi, Hi 14. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End
◆Bonus Tracks:   15. A Hard Day's Night (Live at Nippon Budokan - 25th April 2017 / Multiple IEM Matrix Master - Rough Mix) 16. Miss Ann (Soundcheck at Nippon Budokan - 24th April 2017 / Soundboard Master)

Paul McCartney / ONE ON ONE BUDOKAN THE MOVIE

2017年05月27日 | 西新宿系


Beatles、Paul McCartneyの良質タイトルをリリースし続ける老舗レーベルからも、今回の日本公演全日程のライブアルバムが発売中。
さらに、全日程分の映像を収録したDVDも追ってリリースされた。

そのDVDの中でも、ネットや友人間で最も評判のいい武道館公演を収めたものを買ってみた。

2015年来日公演を収録したブルーレイ(某Nレーベル製)。
インフォ通りの高画質で素晴らしい映像だったんだけれども、隠密シューティングの宿命で手振れがキツめで酔ってしまい、なかなか視聴に集中できなかった経験から映像モノは苦手だったんですが、今回のこれはどうだろう・・・。



一言。「これはいい~」
3台のカメラを駆使し、果敢に撮影を敢行。



向かってやや左斜めからポール単体をしっかり捉え、顔面が白く飛ぶこともなく(厳密には飛ぶ箇所もあり)終始その雄姿を拝むことができる。
カメラ、アリーナ2台、スタンドから1台の3アングル!。



*画像は全てPCで再生した画面をキャプチャーしたもの



自分は当日D2ブロックで観ていたけれど、おそらくアングルからメインのカメラはより前方のD1ブロック辺りからの撮影じゃないかな?。



オフィシャルで撮影され編集、音声も整えられた映像は、それはもちろん魅力的ではあるけれど、客席からの撮って出し(もち編集はされてます)映像は、比べものにならないほどその場の生々しさを伝えてくれる。

手振れも個人差はあると思うけど自分的には許容範囲。音声もいい。
しかしよく撮影できたなあ。

東京ドーム編ではさらにカメラを1台追加した4カメアングルの物もあるとのこと。
気になります。


Paul McCartney / CLOSED SOUNDCHECK AT BUDOKAN 2017

2017年05月23日 | 西新宿系


まもなく終了から一ケ月経とうとしているPaul McCartneyの「今年のジャパン・ツアー」。
「今年のジャパン・ツアー」なんて言えるほど頻繁に来日してくれるようになるとは、わずか5年ほど前には思いもしなかったことだけど。。。

終わってからの「振り返り」が個人的にはライブの愉しみで(笑)、
ほぼ出揃った「ONE ON ONE JAPAN TOUR 2017」のブートレッグ、購入したり友人とシェアしたりしながら
熱狂の1週間を再び噛みしめています。

いくつか印象的なブツをライブの時系列にそって紹介など。。。

今回は、初日武道館公演のリハーサル音源
「CLOSED SOUNDCHECK AT BUDOKAN 2017」。



キーボードのウィックスとギターのラスティのイヤモニをキャッチして、
非公開だった武道館のリハーサル風景を我々に聞かせてくれる驚愕のアルバム。

ウィックス、ラスティそれぞれの音源を左右に配置し、ステレオ感たっぷりに聞かせてくれる(自分は基本的にイヤフォンでなくスピーカー視聴)。
ポールがステージに登場する前の、バンド・メンバーだけでの音出し段階の時間は、確かに冗長に感じられるけれども、こんな音が聞けるだけでもすごいこと。

最も自分的に引き込まれたのは「MAGICAL MYSTERY TOUR」のリハーサル場面。
なんとビートルズのオリジナルバージョンを会場で鳴らしながら、ポールがベース・ラインの確認を行っているというもの。
こんなシーンは長年ツアーを共にしたバンド・メンバー、クルーにとっては見慣れた場面なのかも知れないけれど、
レコーディングした本人が、かつてのバンドの音「ビートルズ(!)」を聞きながら確認作業をしている姿をバンドメンバーとして見る、
というのはどんな心持ちだったんだろうって。
もうこのシーンを後追いで聞けるだけでもこのアルバムの価値は素晴らしいなと(自分的にはですけどね)。



当日、武道館の外でチケット受け取りの待ち合わせをしていて、この「MAGICAL MYSTERY TOUR」の演奏が漏れ聞こえてきた時は
「あちゃ~、オープニングはミステリー・ツアーかあ・・・」なんて複雑な気持ちになってしまったものですが(笑)

このタイトルにはおまけのギフト盤(CD-R)として前日24日に行われたリハーサルの
武道館の壁越しに捉えたドキュメント的なアルバム付(こちらも貴重)。



1. Here, There And Everywhere #1 2. Guitar 3. Here, There And Everywhere #2
4. Drums, Keyboards 5. Piano #1 (electric) 6. Conversation #1 7. Piano #2 (acoustic)
8. Conversation #2 9. Session 10. Honey Don't 11. Magical Mystery Tour #1
12. Magical Mystery Tour 13. Save Us #1 14. Save Us #2 15. Let 'Em In
16. Love Me Do 17. Queenie Eye 18. Bluebird 19. Ram On 20. Under Pressure