With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

あっさり購入

2010年10月27日 | Beatles
新リマスター音源を使ったWINGSの7インチシングル「BAND ON THE RUN」を新宿ユニオンでフツーに購入

予約受付がはじまった時に
「今回は300のオーダーに対して、半分くらいショートしそうなんです。予約はお早めに・・・。」という言葉を聞いてちょっと焦ったけど、予約なしで無事にゲットすることができた

実物を手にとって見ると、マットで厚手のスリーブに、ポール、リンダ、デニーがシンプルにプリントされ、なかなかカッコいいデザイン


レーベル面。とてもシンプル。
「mpl」マークこそ入っているとはいえ、見なれた「EMI」マークが見当たらないのは少し寂しい


スリーブ裏側。
さすが、オリジナルのバンドだけあって、わざわざ昔風のスリーブ・デザインにすることもなく、来月発売の新リマスター盤のジャケを全面に配置し、さりげなく広告。

音の方は、聴き比べして聴きこんだわけではないのであくまでも今日の主観だと、ベースとボーカルがかなりボリューム感のある、ふくよかな音で鳴ってくれていい感じ。
リマスター・アルバムの方も期待できそう

それにしても、ジョン、赤青、アップル達、ポール・・・とこのリリース・ラッシュはどうにかならんかったもんかな。
音を聴いて、「売らんかな・・・」ではない仕事っぷりに、信頼はしているのだけど・・・。

いまだにジョンのストリップトと、リマスターばかり聴いていて追いつかない。
熱しやすく、醒めにくい性格なもので!






オートバイと皮ジャンパーとカレー/ザ・クロマニヨンズ

2010年10月20日 | Music
先日、ユニオンのTweetで発売を知り、その時ちょうど新宿を通過中だったので、車をコインPに入れてゲットした一枚

「オートバイと皮ジャンパーとカレー/ザ・クロマニヨンズ」


まず店頭で手にして、思わず「うお、カッコいい・・・」とつぶやいてしまったこのジャケ!


まんま60‘s初頭のUK盤のソレを再現してる!。
フロントのみコーティング(と言うかツヤあり)され、裏面はノン・コーティング、そしてきちんとフリップバック(折り返し)も再現!


フリップバックのこの微妙なアールは、G&L社製をコピー?。


この「mono」のフォントも、スモール・タイプで雰囲気ありありだ。


ジャケの入ってるビニール袋は、昔のシングル盤が入ってた様な、てろってろなヤツ


ジャケット製作会社のクレジットもキチンと所定の位置に。
「ICHIKUDO PRINTING」という会社は日本の会社?。だとしたらいい仕事してるなあ。
ぜひ、ビートルズ・リマスターのアナログをここ製のジャケットでリリースして欲しい・・・

それにしても素晴らしいパッケージ。
でも本当は、コレクターズにこそ、頑張ってこの時期に、こういうカタチでシングルをリリースして欲しいなあ。
まあ、これだけのこだわりを愉しんでくれるファンが、どれだけいるのかは疑問だけど

マーシーのペンによるタイトル曲。
どこにでも転がってる言葉を使って作られたロックン・ロールなのに、この人の書く詩には、いつも文学的というか、ナイーブなものを感じてしまう。
って自分だけかな

・・・そして、モノラル・ミックスってのは、とても難しいもんなんだなあ、とも素直に思った

「オートバイと皮ジャンパーとカレー/ザ・クロマニヨンズ」

A1.オートバイと皮ジャンパーとカレー
A2.サンデー・サンデー
B1.拳銃が泣いてるぜ
B2.BLITZKRIEG BOP


赤の時代?、青の時代?

2010年10月17日 | Beatles
いよいよ明日10月18日、去年のリマスター音源を使ったビートルズのベスト盤、
「The Beatles / 1962-1966」、「The Beatles / 1967-1970」の2タイトルがリリースされる・・・。

いよいよと言っても、自分的には少し微妙
実はこの「赤盤」、「青盤」、今までの人生で一度も買ったことがない!。手にとったことすらない・・・

あまり深く考えたことなかったけど、ビートルズに出会って深くノメりこんで行った頃はすでにCD時代。
US編集盤、日本編集盤はすでに廃番となり、逆にイギリス・オリジナル・アルバムしか手に入らなかった(CDは)時代

だからこのレココレの回想にあるような特別な思い入れがあるわけでもなく、「音」自体は全部持ってるし、どちらかと言えば「ビートルズの究極のベスト盤は、全アルバムだ」、とする気持ちに近かったかな。
まあ、自分の場合は、2000年代後半に入ってからアナログにノメりこんでいく、というトンチンカンな人間なので全く共感されるコトはないと思うけど

でも今月号のレココレの特集を読んでいると、何だかスルーもできない気持ちになってきた
オリジナルが73年という、「ビートルズのいないロックの時代」にリリースされた意味。
ジョージ・ハリスンがこのベスト盤の選曲にどう関わっていたのか・・・。興味が尽きない話題が随所に


とりあえず買うならば、熱い解説やディスコグラフィーの載ったブックレットと、豪華ポスターのついた日本盤と、米キャピトルのマスター・テープを使ったため「抱きしめたい」、「ハロー・グッバイ」の疑似ステレオ・バージョンと、映画音楽が冒頭についている「ヘルプ」が入っているUS盤を揃えていこうかな。
・・・って、これはアナログだ

明日発売の新リマスターCDは、ジョンのリマスター盤みたいに限定ではないみたいだし、ゆっくり買おうかな・・・。


Double Fantasy Stripped Down / John Lennon Yoko Ono

2010年10月12日 | Beatles
「Double Fantasy / Stripped Down」。
各方面(!)の評判をチェックしてると賛否両論のようで・・・、いやむしろ「否!」って意見の方が多く目にとまった気がするかな?
自分としては、コレはかなり高いレベルで「アリ」です。
って言うか先週末シュリンクを破ってCDを取り出してからというもの、移動中も部屋に居る時もこのStripped verを聞きっぱなし。

事前情報を聞いた時には、もっとデモテープ然とした一枚なのかな?、と思っていたら大きな間違い。
12センチのプラスティックのディスクには、シーン復帰に向けて活き活きとレコーディングに取り組むジョンの姿が刻まれていた!

特に「Starting Over」なんて、何だかオリジナルバージョンとは別の曲に思えてしまったほど。
力強くタイトなリズム隊に煽られるように、ジョンの溌剌とした、艶々とした声が絡み合い、かなり刺激的。
再出発をテーマにしたやや感傷的なロッカバラードが、どシンプルなロックンロールに聞こえる。
いやあ、これは叶わなかった夢だけど、ライブで見てみたかった~と思わせるカッコよさ

何しろジョンの声が生々しい
まるでスタジオのコントロール・ルームに自分がいて、レコーディング・ブースで歌入れしているジョンを見学してるような錯覚を覚える。
歌ってるジョンの声がとにかく生き生きしてて楽しそうで、それだけで感動的

今回のリマスターではジョンの意思の籠ったオリジナル・ミックスの音を伝えてくれたのも嬉しいし、こうしてヴァーチャルであっても、ジョンの「実在」を感じさせてくれたのももっと嬉しい

ま、そういう意味ではコアなファン向けの一枚かも知れませんが、個人的にはやはり、これを楽しまない手はないなって気がします。

あ、ちなみに僕は(ジョンのことばっかり書きましたが)ヨーコの曲も飛ばさず聴く派です




耳こそはすべて~リマスター試聴会

2010年10月10日 | Beatles
昨日は、新宿ディスクユニオンにて開催された、ジョン・レノン・リマスター盤発売を記念した、「聴き比べ試聴会」イベントに参加してきた!


昨年のビートルズ・リマスター発売時にも催され、超高級オーディオでオリジナルのUK盤、CD、リマスター盤、各国盤を次々に聴いていくというイベントで、その後すっかりアナログ・レコードの魅力にとりつかれたこともあり、今回も奮って参加してきた!

用意された機材は、VPI:HR-X(アナログプレーヤー)、Shelter:Model90C(カートリッジ)、Accuphase:C-27(フォノイコライザー)、Accuphase:C-3800(プリアンプ)、A-65(パワーアンプ)、DP-800+DC-801(CDプレーヤー)、Avalon:Isis(スピーカー)と、総額1700万円超えという超絶のシステム・・・って、金額でしかそのすごさを推し量れない自分が何とも情けないけれども、まあ、そう簡単には構築できないリスニング環境ってヤツです。なんせレコード針だけで17万って・・・。どんだけ贅沢なんだよ



まずは、ジョンが人間宣言をした「GOD」の新旧を聞き比べて今回のリマスターの傾向をザっと掴むことに。

始めに聞いたのは、旧規格盤CD。CD草創期のプレスとは言え、これだけのシステムでもって盤に記録された情報を抽出して再生すると・・・、これがかなりいい音。
「全然悪くないじゃん。」というのが正直な感想

続いて今回のリマスター盤をかけると、旧規格盤に比べ、やや中域がふっくらとした厚みを帯びて、各楽器、ボーカルがより鮮度感のある音に・・・という印象を受けた。
今回のリマスターが昨年のビートルズ・リマスターと同じ傾向、方向性で行われたんだなあ、というのが確認できた

続いては、(個人的にはここからの時間がとても楽しかった)、ジョンの活動を振り返るということで、ビートルズのUKオリジナル盤、CD、09リマスター盤、各国公式盤の聴き比べ。


とりわけ衝撃的だったのは、Red Parlophoneと呼ばれる7インチシング盤の「Love Me Do」。
そう、記念すべきビートルズのデビュー盤!。
ジョンのハーモニカが鳴りだした瞬間に会場中の空気が一瞬にして変わった。
何よりベースのミックスがデカイ!。
そしてそのことが演奏をよりロックでパンキッシュな印象に変えさせる。
と言うかロックン・ロールそのものだった。
これまでCDの中で聴いていた「Love Me Do」の、「こんな地味な曲がデビュー曲だったんだあ」、というのんびりとしたイメージを一変させるほど衝撃的な音だった

デビュー盤制作にあたり、ちゃんとビートルズやジョージ・マーティン達が、我らこそが新時代のロック・バンドだ、新しいロックン・ロールを鳴らすんだ、という気概を持って進めてたんだな、というのが伝わってくるような音とでも言えばいいのか。

ポールが一人で歌うパートなんか、スピーカーのネットの裏にポールが立ってそうな臨場感でヤバかった・・・。
さすが、超高級オーディオ。
そして貴重なものを聴かせていただきました。

もう一枚、このリスニング環境で聴けて嬉しかったのは、アルバム「Please Please Me」のGold Parlophone。しかも版権会社名が、Northern Songsになる前のDick James表記、スタンパーがA面G(1)、B面R(2)という超極初期盤!(ちょっとツウぶった言い方で感じ悪いですね)。
つまりマスターテープが出来たてホヤホヤの状態でカティング~プレスされた盤ということ。
も~う、これで聴いた「I Saw Her~」は、言葉ではうまく表現できない、まさに活きのいいビートルズが飛び出してきましたよ・・・。

その他には、各国公式盤の聴き比べを。
日本盤、ドイツ盤、インド盤等・・・。同じミックスのマスターを使っているのに、カッティング技術の差によって、こうも印象の違う音になってしまうものなのか、とびっくり。
音作りの傾向にもお国柄の様なものがにじみ出ててとても興味深かった。

そしてイベントの最後は「Woman」の聴き比べを。
オリジナルのUKとUSのシングル盤。
続いて初期のCDゲフィン盤、ミレニアムのリミックスCD、そして今回のリマスター盤と聴き比べていく・・・。

始めの「GOD」と同様に、今回のリマスター盤がオリジナルのUSシングルに最も近いニュアンスの音作りということが実感できた。
今聴くと初期のゲフィン盤なんかはドンシャリが効き過ぎて、今となっては耳が疲れそう。
とは言っても、どの盤が良い、悪い、というのではなく、主催の宮永さんも仰ってたように、その時代、その時代の音を自分の耳で選択し楽しんでいければいいのかなあ、と思う

個人的には、今回のリマスターの音が、オリジナルのミックスを鮮度感もそのままに聴かせてくれようとしているのが感じられてホっとした。これからどうなってしまうんだろうと複雑な気分にさせられたリミックス盤と違い、愛着が持てそうだ

それと、40年以上も前に作られたにもかかわらず、いまだ衰えないポテンシャルを秘めたアナログ・レコードの素晴らしさにも今回触れることができて、今後ますます音源のアナログ化が進行してしまいそう・・・。

しかしこんなすごいシステムで聴いてしまった後で、自宅のしょぼいセット聴くというのもなんとまあ・・・
ここらへんも課題ですね。





ようやく手元に

2010年10月07日 | Beatles
家の周りがキンモクセイの匂いで覆われて、目眩がしそうになった今夜。
ようやく宅急便の営業所にて、ジョンのリマスターBOXを受領


想像してたよりは小さかったけど、やっぱり大き目な箱

Capitolマークの入ったUS盤。ジョンのソロの場合は、UKというよりもUSの方がオリジナルな感じもするのでこれでよし!。
って言うか国内盤より7千円も安いんだもの


ピッカピカのシュリンクを破って、オリジナル・ミックスの音を聞けるのは休みのとれる土曜日かな?。
やっぱりジョンのソロはいきなりBGM代わりには流せない。
どうしたって、まずはスピーカーの前で爆音と対峙して聞いてみたい


そしてスゴイと言われるStripped Down verも店頭にて入手。

週末が楽しみだ

いよいよ今週から・・・

2010年10月04日 | Beatles
いよいよ、今週からジョン・レノン、アップル・レコード、Band On The Run、赤盤、青盤・・・と、リリースラッシュがスタート
周辺アイテムのリリースと合わせビートルズ・ファンには幸せな、そして懐具合も心配な数カ月がスタートするわけですね

去年のビートルズ・リマスター盤発売以降、ほぼ毎日モノBOXを、それこそ慈しむ様に聞き続け、さらにはそこからどっぷりUKオリジナル盤の魅力にも取り憑かれ
久しぶりにオフィシャルなビートルズの音に囲まれるという(それが当たり前じゃ)、幸せな時間を過ごしてきただけに今回のリマスターCD達への期待もつのるワケです

さて、そのリリース・ラッシュの第一弾とも言えるジョン・レノンのリマスター盤。
個人的にはリリース当初のオリジナルな姿に近いかたちで出してもらえるのが一番(極端な話、ボーナス・トラックもいらない)、と思っているので、オリジナルマスターをリマスターしたという今回のリマスター盤には期待大!
購入するのもBOXセットではなく、一枚、一枚を時系列に沿って聞いてみようかな、なんて思ってた。
それこそジョンの意思が反映されてない箱なんか要らないよなあと

ところがしばらくして、このBOXにはショーンと、ヨーコ、さらにはジュリアンの、ジョンに宛てて書かれた手紙が封入されるという報せが流れ、さらにその後ジュリアン・レノンの写真展「TIMELESS」のニュースにて、ヨーコ、ショーン、ジュリアン、そしてシンシアが一緒の写真に収まっている姿が公開され、

そう、初めて(だと思う?)のこの4人のショットを見つめるにつけ、なんだかこのチンケ(失礼!)な紙の箱が急に愛おしい、意味のあるものに思えてきてしまった
これはわかる人にはわかると思う。


こんな日がついに来たんだなあ・・・。
というわけで自分はBOXセットにしました

帰宅すると宅急便の不在表がポストに入ってたので、もう届いているみたい。
明日が楽しみ