With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

盛り上がって、あれ?

2006年09月12日 | Music
11月から12月にかけて行われる、エリック・クラプトンの大規模な日本ツアーが発表され、マイブームとして気分が盛り上がってきているところ、ブート屋で予習に最適なDVDを見つけた
今年5月の最新ライブの隠し撮りで、値段も超々!ロープライス!。
バンド・メンバーが一新されたということで、どんな感じのライブなのか気になって速攻ゲットした

オーディエンス・ショットながら、さすが最近のデジタル・カメラでの撮影だけあって画質は非常にクリア。
面白いのが、大部分をステージ上のスクリーンを捉えていて、ちょっと画質の良くないプロ・ショット映像を見てるよう。いずれにしても見やすい


さて、肝心のライブ内容は・・・。
クラプトンが・・・弾いてない!。というか他の二人のギタリストが目立ちすぎ!
新バンド・ラインナップの目玉とも言うべきギタリスト、デレク・トラックスともう一人のレフティーのギタリスト、ドイル・ブラムホールがほとんどのソロ・パートを弾いている!。

デレク・トラックスは現オールマン・ブラザーズ・バンドのメンバーで、オリジナル・ドラマー、ブッチ・トラックスの姪っ子。

まだ20代半ばなのに、その天才的な腕前で、今、最もイチオシの旬のギタリストなのだそうだ。
そして他のバンドメンバーもウィリー・ウィークス(B)、スティーブ・ジョーダン(ds)などそうそうたる顔ぶれだそうで、ブルース好きの人にはたまらないラインナップらしい(自分はよ~知らん)。

DVDで見る限り、会場の様子は超盛り上がっているけれど、ソロ・パートを若い二人のギタリストに譲り渡し、その横でオカズをちょろちょろっと入れてるクラプトンの姿は、あれ?っと強い違和感を覚えてしまった(もちろんキメるところは弾いてるんだけど)。
なんだか「ボーカリスト、エリック・クラプトン」といった印象だ

デレク・トラックスの弾くギターは確かにすごい。オールマン譲りのスライドギター、一辺倒だけでも、クラプトンのようなむせびなくギター(!)でもなくでジャズからの影響も取り込みながら(ネット情報からの受け売り)、縦横無尽に弾きまくる。そりゃあ、こんなすごいプレイを見れたら、お客さんも大喜びだけれど、やっぱ、クラプトンのギター聴いて「うお~!」って叫びたいなあ・・・

それにしても公演数の多い今回の来日。ストーンズやマドンナに比べたら安いチケット代が嬉しい