With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

THE BEATLES 「EIGHT DAYS A WEEK ~THE TOURING YEARS~」

2016年09月29日 | Beatles


この間の土曜日。

哀しいかな、休みの日でも普段通りの5時台には目が覚めてしまうので、
9時30分からの初回上映に行ってきました。

THE BEATLES 「EIGHT DAYS A WEEK ~THE TOURING YEARS~」

アップルが世界中からアーカイブをかき集めているというニュースを耳にしてから、個人的には指折り数えて
待っていた公開でした。

いやあ、大画面で見る4人はカッコよかった。

自分が初めて動くビートルズを観たのは確か、高校の音楽の授業で見せられた「コンプリート・ビートルズ(しかも江守徹の日本語吹き替え版)」
だったと思うんだけど、その時感じたのに近い興奮を覚えちゃいましたね。

思いの他、初めてみる映像は少ないし断片的なものが多かったけど、そんな些細な不満を帳消しにしてくれるほど、
20代前半の4人の躍動感溢れる姿を堪能できました。
これからビートルズに出会う新しいファンへのガイド的な作りにも感じたかな。

逆に、驚くような新しい映像は今後はもう望めないのかもという一抹の寂しさも。

本編終了後に続けて上映されたのは、シェア・スタジアム公演。
4Kリマスター映像で見るビートルズにこれまた感動。
今回「極音上映」がウリの立川シネマシティで観たのだけど、確かに極上音質。
ただ単純に爆音で聞かせるのではなく、フィルム(ではないけど)に記録された音声を忠実に再生してくれてる印象。

臨場感も素晴らしく、何がすごいかってシェア・スタジアムの観客の歓声のデカイこと!。
「うるせ~よ」って耳も塞ぎたくなるほどの臨場感(笑)。当時のライブ会場もこんなだったのかなあ。
エンディング曲「I'm Down」でのジョンによるオルガンの肘弾き。もうそのマッドなカッコよさ、色気にはオッサンになった自分もうっとりしてしまいました。
これはぜひ映画館で見ておきたい作品。
バーンシュタイン側の意向でソフト化は難しそうだけど、ぜひとも家庭でも見れるようになるといいなあ。

観終わった後は妙にビートルズが聞きたくなり、そのまま立川のユニオンで散財してしまいましたよ。。。

スピーカーのお手入れ

2016年09月22日 | Music


少し前に音が出なくなったJBL4312。

あてにしてた、地元のシャッター商店街にある老舗っぽいオーディオ屋さんに連絡とってみると
「色々やってるけど、スピーカーの修理だけはやってない!」とまさかの拒否。

単純に接触不良かも、とターミナル部分に接点復活剤を吹いてみると何とか復活。でも暫く様子を見てみるとまた不安定な感じに。
それでも何となく原因はターミナルの腐食かなと思えてきたので(何せ30年もののビンテージ(笑)だし)、思い切って交換してみることに。


オクでお安く新しいターミナルを入手して、早速ウーファー部分をパックりと外してみるとものすごくシンプルな箱の中身が…。



肝心の接触部分をドライバーで外してみると、案の定真っ黒に腐食してた。
こりゃ綺麗に磨けば音出るようになるんじゃないかな、と思い研磨剤でピカピカにネジまで念入りに磨きあげ、組み直してケーブルを繋いでみるとバッチリ音が出た!(新しいターミナルを付けるには少し加工が必要だから助かった)



さらに音質も改善!。
明らかに音圧が高くなって、音のエッジがシャキッとして、かと言って耳が疲れる様な感じでもなく低音もふくよかに鳴ってくれる様に!。
こんな事でここまで劇的に変わるか、とちょっと感動するほど。
これこそプア・オーディオの醍醐味。


泣き別れミックスのステレオ・リマスターで聴くジョンの声がめちゃくちゃ艶めかしくてたまらない。

雨の休日の午後はひきこもって、色んなディスクを取っ替え引っ替え楽しみましたとさ…。


THE BEATLES / LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL

2016年09月11日 | Beatles


いいなぁ、やっぱりビートルズの新譜をリアルタイムで手に入れるという行為は(笑)



音が綺麗になって、歓声が抑えられて…
という事前のインプレッションを聞いていて、いささか不安もありつつディスクをプレーヤーにイン!

いいじゃかいすかコレ。
歓声と演奏に距離感がつけられた様で…
オリジナルでは客席の熱狂の中から演奏を聴いていた様な印象だったのが、ステージ袖で聴いてるような感覚に。

楽器の音もボーカルも生々しい。特にMC部分なんて最前列でライブを見ている様な気分にさせてくれる。
かと言ってオリジナル版で見事に現出されていた、会場のクレージーなムードも失われていない。



本編とボーナス・トラックの間にちゃんとブランクがつけられていたのも嬉しい配慮(笑)。
やっぱりLong Tall Sallyでしめてもらわないと。

ポールのライブの終わりを告げるMCと共に巻き起こる悲鳴と絶叫。
そこにダメ押しの様に向けられるポールのボーカル!。
会場を狂乱状態のままに去っていくビートルズの姿が浮かんでくる様な、あのフェイドアウトが個人的にこのアルバムのツボだったんだよなぁ。

唯一違和感が残るのは、やっぱジャケットデザインかなぁ。
映画のタイトルが入ってると、なんともフライヤーっぽいと言うかノベルティぽいというか。
映画が終わった後は、デザイン戻して、ディスクも2枚にして拡張版なんてリリースしてくれないもんですかね(笑)

レココレの詳細なレポが楽しみ。

KINKS / WELL RESPECTED KINKS

2016年09月06日 | Music



後輩から金沢出張土産の「へしこ」をいただいたので、ご近所のブルースマンからこれまたいただいたお酒を口開け。



金沢出張・・・。去年まで自分が行ってたのになあ。
オイシイ出張・・・。

音の肴は、こないだオクで890円でゲットしたキンクスの編集盤
「Well Respected Kinks」

昨日届いたのものをクリーニングしてターンテーブルへ。


コーティングはまだまだ綺麗。


コーティングなしの裏側はそれなり…

1966年リリースだから50年前のレコード。
廉価レーベルからのリリースで全英5位まで行ったというタイトル。
大量に流通したからのこの価格!。


レーベルは「Marble Arch」カッコイイ

キンクスの同時期リリースのオリジナル・アルバムは今や5ケタは軽く超えるものばっかりだから、お手軽にモノラルでド迫力のキンキー・サウンドが楽しめるこの盤は超お買い得だった。
当時のヒットシングルはほぼ網羅されてるし。