With A Little Luck!

趣味と生活と衝動買い日記です!(笑)。

Joey Molland's Badfinger at 高田馬場AREA

2013年09月24日 | Music
昨日とおととい、つまり9月22日、23日、悲願のジョーイ・モランド率いる「Joey molland's Badfinger」のライブを体験!。


「高田馬場エリア」という普段はビジュアル系バンドのライブが繰り広げられているハコの
ステージに、黄色のTシャツに紺のシャツをはおったラフな姿で現れたジョーイは、想像とは違って小柄、
しかしながら動きはパワフル


オープニングの「Baby Blue」からしてとにかく音がでかい
ギタリストはジョーイのみで、SGをメインに(途中アコギ・セットを挟んで)全編に渡って爆音。
弾きまくりのシャウトしまくりという堂々としたロックンローラーぶりを見せつけてくれた。
ギターチェンジの際にアンプをオンにしたままでシールド引っこ抜いたり、挿し込んだりするんでノイズも爆音(笑)。
最近のYou Tubeで目にするやや老いて見え、声も細くなった・・・という印象とは大違いだった。

やや高めにセッティングされたマイクに向かってツバを飛ばしながらピートやトムの楽曲を歌う姿には
ただただ感動
ここはポールにも通じる、背負っている何かをどうしても感じてしまったなあ

ジョーイに向けて作られたとされる「Take It All」は自分で歌わず、キーボードのスティーブに委ねていたのもなぜか嬉しかった

自分的に最も感動したシーンは「Without You」。
後半のサビのパートで、それまで低いピートのパートを歌っていたのを、高音のトムのパートで歌いあげるシーン。
こみあげてくるものがありましたねえ


初日のセトリ

アルバム「Straight Up」からの楽曲が多く演奏されたのも嬉しかった。
終演後のサイン会で同アルバムにサインを求めた際(UKオリジナル盤だぜ!)「(僕の)お気に入りのアルバムなんです!」と
言ってお願いしたところ「ああ、そのアルバムのレコーディングは素晴らしかったよ」とニッコリ笑って返してくれてなんだか納得。

ようやく最近になってパワー・ポップの元祖なんて再評価もされてるけれど、そんな世の流れを気にすることなく聴き続けてきた
Badfinger。
在りし日のバンドの雄姿を活き活きとと蘇らせてくれたジョーイには本当に感謝で、ライブを体験できた事は幸運だった。
また呼んでくれたヴィニール・ジャパンさんにも大きな感謝の気持ちを伝えたい。

急遽諸問題で(笑)来日できなくなったベーシストの代わりを務めた日本人ベーシスト(お名前を失念!)が、
ライブを支えてくれた影のMVPかもしれない。それほど素晴らしい演奏でした。

秋も深まってくるこれからの季節。Straight Upを聴きましょうかね。


感涙の2ショット。ベビーフェイスは健在でした。。。






BONNAROO FESTIVAL 2013 / PAUL McCARTNEY

2013年09月20日 | 西新宿系
最近はほとんどブートを買う事もなくなってきたというのに、
ポール来日の報せを受けてからは、その筋のショップのサイトをチェックする事がしばしば。

ここ最近、特に今年に入ってからの「OUT THEREツアー」の音源についてチェックを入れてます

予習用になんか一枚ないかな~と物色していたところ、6月に出演したボナルー・フェスの
CD+DVDセットが出てたので早速ゲット

当日ウェブで放送されたオープニングから「And I Love Her」までの不完全収録ながら、文句なしの音質、そして
プロショットで楽しめます

しかし、このタイトルの自分的キモはボーナス的に収録されたTVショウ「コルベア・リポート」での演奏シーン!!。

非常にダメなファンなのかも知れないけど、最近のツアーで新しくビートルズの曲がセット入りしたと聞いても、
あまりときめく事がなくなってた。なんとなく演奏シーンが想像できるというか・・・。
Get Backツアー時の、ビートルズを求める飢餓感が一気に解消された、みたいな雰囲気を知っているからか。
当然の事ながら、もうそれはビートルズによる演奏ではないんだしと・・・。
今回のツアーでジョンの曲「Being For The Benefit Of Mr. Kite! 」を演奏しているのを知った時もそうだった。

しかしながらこのDVDに収められている「Mr.Kite」の演奏シーンを見てそんな自分のポールに向き合う姿勢を
大いに反省した!

ヘフナーベースのフレット上を滑らかに指をすべらしながら、あの複雑なフレーズを完璧に再現!。
そしてらくらくと歌いあげている!
ウィックスのキーボードを中心としたバンドのアレンジも素晴らしく、見事にバンド・サウンドとして再現されている。
まるでスタジオ・イヤーズと言われるサージェント・ペパーズ録音時でさへ、ライブでの再現を念頭に曲作りをしていたんじゃないかと
妄想できるほど。
そんなところがとてもビートルズっぽい

もう完全にヘビロテになってます。

しかし、11月の来日までどれだけのタイトルが出てくるんだろう・・・。


disc:1 AUDIO DISC
GREAT STAGE PARK MANCHESTER TN U.S.A. JUNE 14, 2013
01. Opening Film
02. Eight Days A Week
03. Junior’s Farm
04. All My Loving
05. Listen To What The Man Said
06. Let Me Roll It
07. Paperback Writer
08. My Valentine
09. Nineteen Hundred And Eighty-Five
10. The Long And Winding Road
11. Maybe I'm Amazed
12. Midnight Special
13. We Can Work it Out
14. Another Day
15. And I Love Her

THE COLBERT REPORT TV SHOW JUNE 12, 2013
16. I've Just Seen A Face
17. Hi Hi Hi
18. Being For The Benefit Of Mr.Kite
19. Listen To What The Man Said
20. Lady Madonna
21. Birthday

disc:2 DVD
GREAT STAGE PARK MANCHESTER TN U.S.A. JUNE 14, 2013
01. Eight Days A Week
02. Junior’s Farm
03. All My Loving
04. Listen To What The Man Said
05. Let Me Roll It
06. Paperback Writer
07. My Valentine
08. Nineteen Hundred And Eighty-Five
09. The Long And Winding Road
10. Maybe I'm Amazed
11. Midnight Special
12. We Can Work it Out
13. Another Day
14. And I Love Her

THE COLBERT REPORT TV SHOW JUNE 12, 2013
15. Opening
16. Paul McCartney Interview
17. I've Just Seen A Face
18. Hi Hi Hi
19. Being For The Benefit Of Mr.Kite
20. Listen To What The Man Said
21. Lady Madonna
22. Birthday




BANDING TOGETHER in Dreams

2013年09月11日 | Music
夏の終わりの週末に、偶然見つけた黒沢健一の新譜「BANDING TOGETHER in Dreams」。

シンプルなバンド・サウンドがとても心地いい一枚。
6月にリリースされてたみたいだけど、むしろ今の時期にぴったりくる
ガツガツしてないロック・アルバム(わかりにくくてすいません)。

黒沢健一らしい普遍性を感じるメロディアスなPOPセンスが素晴らしい

L⇔R時代、個人的には(あくまで個人的にだけど)ちょっと過剰気味?と思ってたアレンジがアコースティックな
楽器に置き換わることでより自然に、ルーツなサウンドを聴く側に呼び起こしてくれる。
いいですよこれ。ブライアン風味もたっぷりで

クレジットを見ると、なんと歴代のL⇔Rのメンバー全員がレコーディングに参加してる!。
特にベースの木下裕晴はほぼアルバム全編に渡って参加。
これは「2013年型L⇔R」のアルバムと言ってもいいんじゃない?と言ったら過ぎるかな?

残念ながらメンバー4人ないしは3人が一つの曲に集まる、という場面はないけれど、
L⇔Rが活動休止せずレコーディングを続けていれば、曲によってメンバーが違ったりすることはあっただろうから、
そういった意味でも興味深いアルバムではあるなあ。

お気に入り曲「I'm In Love」なんかはもろにL⇔Rを彷彿とさせる曲で、嶺川貴子のコーラスなんかが聞こえてくると
まるで初期のアルバム「Lefty in The Right ~左利きの真実~」を聴いてる様な錯覚に陥る!
やっぱり変わらないなあ。

「Rock'n Roll Band」はノスタルジーを感じさせる曲だけど、黒沢健一の作った曲、と思うととても新鮮。

おすすめです
(敬称略)