失恋話と夜中のマック

体の中に居座る小さな石っころは、まだしばらくは外に出ていくつもりはないようで、薬の効き目が切れるのと同時に、激しい痛みとなってその存在を主張してくる・・・。
痛みさへなけりゃ、どうってことないんだけど・・・。
もうしばらくは我慢の子です。

「会社の後輩でさ、最近男に逃げられた子がいて荒れてるから、ちょっと付き合ってくんない？。」

先週得意先と、電話で交わした約束の飲み会に顔を出す。
飲み会とは言ったって相手は得意先だから、こちらは完全に仕事モード。

お酒は飲めないので、ひたすら彼女の話を聞いて、そしてお酌をして過ごす。
それでも女の子の失恋話は面白くて、ちいさな石っころのことなんか、しばし忘れられた。

自分としては人の失恋話を聞いてるような立場でも気分でもないんだけど、「恋愛上級者」さん達の武勇伝はくったくなくて、賑やかな店内にあっても一際無邪気に盛り上がった。
最後に「○○さんなら、またすぐいい人できますよ・・・。」と心のこもってない言葉を浴びせて、お開きに。

二人を車で送ったあと、明治通り沿いの24時間やってるマックで一息つくことにした。

コーヒーを買って席につく。
小雨交じりの深夜の空気はなんだか湿っぽくて、でも、もう夏は終わりなんだなあと感じさせてくれた。

最近の自分は、なんだかエアーポケットにポコっとはまってしまったような心持ちで、前にも後ろにも進めない感じ。
これから一体、自分はどうなっていくんだろう・・・、
なんて、明治通りを流れていく車たちを見ながら、ずーっと考えていた。

あ、でもマックのコーヒーは美味しかった。

激痛！！

今朝、４時くらいだったか、腰のあたりに激痛が走って目が覚める。
なんだか得体の知れない、そして生まれてこの方体験したことのないような激しい痛み。
姿勢を変えてみたり、さすってみたりしたっておさまりそうもない。
脂汗がじっとりと出てきて、「これってヤバイのかなあ・・・」と思い始める。
とにかく耐えがたい痛みで、何度も救急車呼ぼうかと思いつつ、意識がうつろになりながら数時間が過ぎる。

なんとか起きだし、車に乗って地元の病院へ。道すがらの信号待ちが苦痛だったこと！。

「顔面蒼白だったから」と後で言われたけれど、病院に着くなりベットに寝かされる。
キレイな看護婦さんにオシリから痛み止めの座薬を入れられて（カッコ悪い！）、ようやく痛みが落ち着く。
超音波で調べてみると、腎臓あたりに石と思われる影があるとのこと。
他にも血液検査、尿検査をやってもらって、どうやら小さい結石があるという診断に。
点滴を打ってもらってから部屋に戻る。

あとは薬で石を溶かしながら、水分をいっぱい摂ってオシッコと一緒に排出されるのを待つのみ、とのことだけれど、一体その石とやらはどのくらいの期間、体の中をうろつくのだろう。
途中でまた血管を傷つけたりして痛みに襲われるかもって病院の先生は言ってたけど、今朝のあの痛みがまたやってくるなんて、恐怖以外の何物でもない！。あ～、恐ろしい。

帰ってネットで「結石」をググってみると、出てくるわ、出てくるわ。
男性に多いらしいそうで、１０人に１人ほどの割合で体験するとのこと・・・。
しかも症状として、耐えがたい痛みを伴うだって。

そういえば、数日前から背中あたりに違和感を感じてたし、親父が数年前に同じ経験をしてたから、ぼんやりと「石」かなあ、なんて思ってたけど、あの痛みは軽く、そして大きく予想を超えていた。

おかげで今日出かける予定だった、半年に一度の金沢出張もキャンセル。
前泊して、メーカーや得意先との懇親会の予定だったのに・・・。
仕事自体も自分の取ってきた商品のお披露目のタイミングでもあったのになあ・・・。
今頃みんな、地元のうまい酒と肴で楽しく盛り上がってるんだろうな、と思いつつ、
旅の途中であの痛みに襲われなくてよかった・・・と思い、あきらめた。

さ、麦茶をいっぱい飲んで、いっぱい出そう！。

ライブ鑑賞

今日は久しぶりに「越谷アビーロード」まで、「THE ASPREYS」さんのライブを見てきた。
ま、もう自分なんかがとやかく言うまでもなく、多くの人に見ていただきたいバンドですね。


ファンとしては、ビートルズのライブってこんな感じだったんだろうなと追体験させてもらえるような楽しさがあるし、ファン以外の人が見たって、ロック・バンドとしてのハンパないカッコよさがビシバシと感じられるバンドです。


個人的に惹かれてしまうのは、音はもちろんのこと、やっぱりこのバンドのビジュアルかなあ・・・。「こだわり」にヲタ心をくすぐられてしまうわけです。
また自宅近くの川越でやってくれたらいいな。


あ～、やっぱこの人ジョンだなあ・・・。


川越と言えば、越谷までの道すがら見つけた看板。

「恋愛の聖地」・・・、を始めやけに自信マンマンな文句に、思わず車入れそうになった。

カッコ悪い

先日、運転中の携帯電話使用で捕まる。
しかも通話じゃなくて、写メ撮ってる時に・・・。

千葉の鎌ヶ谷あたりを、渋滞しながらノロノロ走っている時に、
昔家族と一緒に住んでいたマンションの前をたまたま通りかかった。
つい懐かしく、写メでも撮って妹に送ってやるか、とカシャっと。
その瞬間、白い文字で「止まれ」と入った赤い旗を持ったオマワリさんが飛び出してきて「そのまま、そのまま・・・」と。
右手は携帯を振りかざしたままの状態で交番に誘導された。

普段はシートベルトの取り締まりらしいんだけど、自分が窓から手を伸ばして、あまりにも一生懸命に撮ってて目に余ったんで取り締まったとのこと（信号待ちの通話くらいなら、取り締まらないそう）。
一生懸命か・・・。だから気づかなかったんだな。

あ～カッコ悪い。
運転中は(特におまわりさんには)スキを見せないつもりでいたのに・・・。
おまけに「一生懸命に」とか言われて・・・。
「そのまま、そのまま」と言われたからって、素直に携帯をかざしたまま交番に車を入れていったその姿もどう見てもカッコ悪い。

最近は万事がこんな調子。
こんなの序の口と言うくらい、カッコ悪いことばっか。
2007年夏を一言で言えば「カッチョ悪かった」。・・・ということかな。

動物も大変

先週末は涼しかったので、もう夏も終わりなのかなあ～、なんて思ってたら、今日は再び盛り返してきましたね。

暑い。
何も暑いのは人間だけじゃなく動物たちも同じことで・・・。


車を止めたコインパーキング脇に現れた猫。
暑さのためかフラフラと足元がおぼつかなく、目つきもうつろ。
ヘタヘタと座り込み、鼻ちょうちんをふくらませていた。
完全に体温調節がきかなくなってるみたいで、かわいそう。


スーパーの前につながれ、ご主人さまを待つ犬クン。
こちらも舌を出して、ハアハアと・・・。そのハアハアがハンパなく、過呼吸になってしまった人みたいだった。早くご主人さん帰ってきてあげて。

商談終わってコインパーキングのところへ戻ってくると、さっきの鼻ちょうちん猫はもういなかった。涼しい場所見つけられてたらいいけど。

暑い時には暑苦しいジャケットのＣＤでも。
クラプトンの今年１月の香港、上海公演を収めたブートレグ「Chinese Takeaway」（最近ヤケ気味）。
日本公演で固まった、ドミノスを再現する黄金のセット・リスト！。
まあ、日々セット・リストが変化していった日本公演の後ということで、地味な印象は拭えませんが・・・。素晴らしい音質で珍しい中国公演が楽しめます（Ｚさん、いよいよ74、明日発送します。しばしお待ちを・・・）。

夜、地元に戻ってくると、道のあちこちに、週末の花火大会を知らせる看板が。
あ～、本当にもう夏も終わりなんだなあ。
でも、自分にとっての夏はこれからだ・・・と思う。がんばろう。

キレイだ

「新商品の画像と企画書送ってね」
という得意先からの留守電が・・・。
つまり先方の会議だか、上司に説明する資料だかを代わりに作って寄こせ、という内容なわけで・・・。
週明けでかまわない、ということだったけれど、イヤらしい考えから、この人には恩を売っといたほうが後々いろんなことがスムーズにいきそうに思えたので、午後から会社に出ることに。

誰もいない会社。電話も鳴らないし、アタマを使わない作業的な仕事がとってもはかどる！（まあ、普段もほとんどアタマ使ってないけど）。
頼まれたことと、ついでに週明けにやろうと思ってたことも２，３片付いた！。

せっかく池袋まで出てきたんだからこのまま真っすぐ帰るのもなんだなあ・・・、と思っていたら、たまたま同じく休日出勤してた女の子がいた。
「軽く飲んで帰ろっか？。」
と誘ってみると、
「今日、風邪気味なんで・・・。」
とあっさり拒否された。

ま、いっか、とそのまま新宿へ（いつものパターン）。
７月のライブの時に、デジカメのレンズを自分で壊してしまったので、カメラ屋さんを覗いてみると、状態も良く、値段も手ごろな中古レンズを発見。
メーカー保証もまだ半年も残ってる。こりゃいいや、と即購入。
それにしても一眼レフの交換レンズって、１本の値段でコンパクト・デジカメ１つ買えちゃう値段なんだなあ、とショウ・ケースを覗いて再確認。今度はもっと大事に扱おう。

特急が来るまでにまだ４０分あるし、ちょっと冷たいビールでも飲みたいなあと思い、レコード屋さん街の真ん中にある「おおの屋」に入る。

ビール一杯と、レバーの唐揚、焼き鶏を何本か・・・。メニューは１品300円超えるものはないので、千円ちょっとですんだ。

地元に戻り、駅ビルのCDショップで、スキマスイッチのベスト盤を、ポイントを使って買って帰る。
最近、ライブや合宿で、色んな人のアコギ演奏を見たおかげで、ホントーに久しぶりにギターを触りだした。

スキマスイッチのボーカルの人も確かJ-50を使ってて、去年のジョン・レノン・ライブの時も「Run For Your Life」のイントロでハっとするようなカッティングを聞かせてくれたのが強く印象に残ってる。
CDの中のJ-50の音も、パーカッションみたいな使われ方でザクザクとリズムを刻んでいて気持ちいい。

スキマスイッチ。
もうベスト盤なんか出しちゃうんだ、と気になるものの、やっぱりいい曲多いですねえ。
「キレイだ」なんてちょっとした曲だけど、やっぱりこの年代の男子にしか書けない曲だろうな、・・・と遠くを見つめながら聴いてしまった。

LAST NIGHT

予定通り朝寝坊して、宅急便屋さんに起こされた朝。

今日も暑くなりそう。
洗濯機を2回まわしてる間に朝ゴハンを作っていただく。
この夏、年頭に買ったコーヒーマシンが大活躍！。
グラスに氷をぶちこんで、ミルクをたっぷり入れ、ボタンを押してエスプレッソを注ぎ込む！。
うまいアイス・カフェオレを今朝も楽しんだ。

伸び放題の髪を切りに行く。
なんだか夏が来ると異常に伸びるのが早くなる気がするなぁ。もうボーボーです。

今日切ってくれた美容師さん、やたら川越水上公園のプールの話をしてくる。
「最近の子発育よくてすごいっすよ」、「来てる男の人、100%が見る目的で来てるんですよ」、「僕は顔とかより白い肌が好きなんですよ」とか、なんで彼はこんな一生懸命に話しかけてくるんだろう、と不思議だった。飢えてるように見えるのかな？。
あまりに夢中で話すもんだから自分の予定以上に髪を切られた。
坊ちゃんみたいで恥ずかしいわっ。
帰って店のＨＰ見てみたら彼はまだ25。そりゃソレしか頭にないのかも。

夜は新宿で久しぶりに会う人と飲んだ。

美味しい生ビールに料理、そしていい歳こいて、恋バナなんかして楽しかった。

トップのジャケは、やっぱり新宿に行くと覗いてしまうブート屋さんで見つけたミック・ジャガーの新譜！。
８８年の初来日時の大阪公演をオーディエンス録音にて完全収録したもの。
入手困難なアナログの復刻盤とのことだけど、びっくりするくらいの高音質。サウンドボードみたい。

８８年と言えば、キースがミックのソロ活動にイラついて、二人の仲が最悪だった時期。
まさか数年後にストーンズとしての初来日が実現するとは想像しづらい状況で、このミック単独公演も、ストーンズ疑似体験！とばかりに盛り上がりがすごい。

でも、バック・バンドの演奏が妙にタイトでうますぎて（いわゆる８０年代風！）ストーンズ曲ではすごく違和感を感じてしまう。

あらためてストーンズはチャーリーのグルーヴで成り立ってるんだと再認識！。
このミックの長～いマフラーというかスカーフも懐かしい！。レッドウォーリアーズのダイヤモンド・ユカイ氏もマネしてましたね。

それにしても自分がビートルズや洋楽に目覚めた、８０年代後半の音源ともなると、無条件で手を出してしまうなあ・・・。

Disc 1
1. Opening 2. Honky Tonk Women 3. Throwaway 4. Bitch 5. Let's Spend The Night Together
6. Beast Of Burden 7. Tumbling Dice 8. Miss You 9. Ruby Tuesday 10. Just Another Night
11. War Baby 12. Harlem Shuffle 13. Foxy Lady 14. Party Doll 15. Member Introduction
16. You Can't Always Get What You Want 17. Radio Control

Disc 2
1. Shoot Off Your Mouth 2. Drum Solo 3. Guitar Solo 4. Gimme Shelter 5. Start Me Up
6. Brown Sugar 7. It's Only Rock'n Roll 8. Jumping Jack Flash
9. Sympathy For The Devil 10. Satisfaction

Rehearsal Sessions for PRIMATIVE COOL
11. Blues Jam 12. Danger Up Ahead 13. Danger Up Ahead 14. Ganster's Moll

あんまよくないと思う

①mixi
紹介された頃、「こんなのにどっぷりハマっちゃう生活ってやだな～」とあえてのぞきもしなかったのに、最近、携帯のブックマークに入れたとたん、今さらかもしれないけどもう見まくり。

クルマ乗ってたって、ちょっと渋滞にハマればログイン。
電車に乗った瞬間ログイン、会社でもトイレから戻った瞬間にログイン、ちょっと休憩、とログイン。当然帰り道も信号待ちや電車の中でログイン・・・。
たぶん、トップ・ページにアクセスすると常に「最終ログインは5分以内」とかになってるくらいの勢い。「お前ヒマかよ！」とツッコミながらも、日記や、コミュニティをのぞくのが結構楽しい。いやはやこれはもう雑誌いらずですね。ま、またすぐ飽きちゃうんだろうけど・・・。

②他人に怒られるのもイヤだけど、他人を怒るのもイヤなもん。
これみよがしにやって、恥をかかせるのもイヤなので、あくまで普通に話すトーンで、目をしっかりと見つめながら・・・。わかってくれたのかなあ。

あ～、やっと明日、一日休みだ。
朝ゆっくり寝て、目玉焼き作ってコーヒー飲んで、それから髪でも切りに行こう。

お疲れ様でした

バンド宴会から一夜あけた日曜日。

朝食後、旅館の廊下、朝日が窓から入ってくる中で、ギターつまびく音に合わせて歌ったり、これまたゴロンとなったりするまったりとした時間が楽しかった。

午後に新宿でアポをとってる所用があって、温泉に向かうチームの出発とともに、自分はお別れ（ありがとうございました！）。

往きの快適さと真逆の道路事情で高速の入り口に向かう一般道は大渋滞！。
1時間ほど渋滞の中にいたけれど、どうもラチがあきそうもないので、方向変換し、渋滞の列とは逆方向へ走る！。
おかげで部屋にたどりつくまでかかった時間、往きの3倍の3時間。
たっぷりお盆の帰省気分を味わわせていただきました。

シャワー浴びて、ついでに洗濯もして、今度は電車で新宿へ。
用事を済ませたあとは久しぶりに西新宿のブート屋さん街をブラブラ。
気になってたビートルズの発掘ライブCDと、ポールのプロモ集をお買い上げ。


そして地元に戻り、クリーニング屋さんにシャツを取りに行ったあと、ビールを飲みながらこのビートルズ、66年のメンフィス公演を聞いている。

さすがに40年以上前の会場隠し録り音源だけに、ところどころテープがヨレヨレになってたり、音質も決してよくないけれど、このライブ期、末期の2公演が聞けるのは貴重。
ほぼ日本公演と同じセット・リストだけれど、エンディング曲が「I’m Down」から「Long Tall Sally」に変わってるだけで随分と印象が違うもんだなあ。
64年や65年と変わらないアメリカのファンの絶叫に比べ、テープのヨレヨレのせいもあるけど、ビートルズはかなりお疲れな演奏に聞こえちゃったな。

よくビールを飲んだ2日間でした。

バンド合宿

相模湖近くにて行われたバンド合宿に行ってきました！。

圏央道と中央道が繋がったおかげで、狭山からなんと1時間もかからずに目的の旅館に到着！。あきるの～八王子間の料金が800円と聞いた当初は、高いな～と思ってたけど、これは結構使えるかも。

「ザ・旅館の夕食」とも言うべきメニューをいただいた後スタートしたセッション大会。
5時間半くらいやってたんじゃないかな？。

畳の上にゴロンとなって、ビール飲みつつ、大音量に包まれて、たまにうとうとしながら人様の演奏を聞く。
う～ん、何とも至福の時間でありました。


僕も数曲、演奏させていただきました。
主催者さん、ご一緒した皆さん、ありがとうございました。


それにしても、畳・・・、気持ちよかったなあ。