
クラプトンの新譜。
2007年のサンディエゴ公演を2CDに収録したライブ盤。
オクで新品を1000円でゲット。いやあ安い。
2007年のこのライブ、今や伝説となっている2006年日本公演を引き継いだようなセット・リスト内容。
デレク・トラックスを従えた06年ジャパン・ツアー。
ゆかりのある若いギタリストに刺激され御大が発奮!、いや化学反応を起こしたかのように日々セット・リストが変化。
最終的にはデレク&ザ・ドミノス大会(笑)に変わってしまった伝説のツアー。
自分も複数回足を運んだけれど、日々変わっていくセット・リストを目の当たりにするあのスリル。もう味わえないだろうなあ。
「Little Wing」のイントロが流れ始めた時の感動ったら。
あの2006年のツアーは自分の中でもポール武道館と並ぶ生涯忘れられないものとなっています。

アナログのゲートフォールド・カバーをCDメディア用にアレンジして縮小したような、とてもシンプルなジャケット。
樹脂パーツを一切使用していないこれぞ紙ジャケ。個人的にはもうCDジャケは全部こんな感じでいいんだと思う。

内側はあっさりとそして大胆にステージ写真のみ。

ジャケ・デザインはどこかブートレグ風。
J.Jケイルが客演と話題性も盛り込んだ内容だけれど、自分の心はどうしても2006年に飛んでしまう。
ブートレグのオーディエンス録音で耳に馴染んだ本ツアーの演奏が当たり前ながら極上の状態にミックスされた音で楽しむことができる。
スティーブ・ジョーダンのドラムがこんなに攻め攻めの手数の多いものだったなんて、今更ながらに感動。
なぜこのタイミング?感はあるものの、4人のギタリストの競演が再び楽しめるのは幸せです。
酒呑みたくなっちゃうな(笑)。