良しつ(質)な 音楽番組
が
めじろおしだった、年末年始・・
ですが、
お母さんとの でんわ(電話)の中で、
「NHKのクラシックハイライトに
あんたたちのお気に入りの
辻井さんが 出ていたけど、
今回聴いてて、
ちょっと(あらっ?)と思ったわ。」
と
シテキを 受けて、
クリンは
ショックを うけました
「お母さんも、そう思った」
クリンたちが
大好きな、
ピアニストの
つじい・のぶゆき(辻井伸行)さん・・
その
えんそう(演奏)に、
いつもとちがって
一部
せいさい(精彩)を欠いたもの
が あったので、
(体調でも くずしてるんじゃ
なかろうか)
と
家ぞくで
しんぱいして いたのです
日本では、毎回チケットが完売する
ピアニストは
ごく・わずか・・
そんな中で、
彼のような、心ゆさぶる・えんそう(演奏)家
を
サポートし、
大きなステージで かがやかせつづける
マネージメント会社、
えらいじゃん
とかいって、うちのチットなど、カブ(株)を
買ったり していたほど・・
しかし、
売れっ子の味わうつらさ、とはいえ・・
えんそう(演奏)会に出て、
テレビに出て、
海外行って、
取材されて、
「超絶技巧」をようする曲の れんしゅう(練習)
を
する
なんて・・・
(そんな生活、10年も つづけてたら、
つかれちゃうよ
・・・しかも、辻井さん いい人だから、
つかれてても 「大丈夫です」とか 言いそう。。)
クリンたち、
辻井さんを
少し 休ませてあげてほしい
と
今、切に ねがっているもので
あります。。
そんな、
不安ふん(噴)出の
きっかけとなった
お母さんとの 会話の中で、
クリンは、こんな話も ききました
「クラシックハイライトで、
ものすごく上手な女性ピアニストが 出てきてね、
その人、今年引退したらしいんだけど・・
印象深いことを 言ってたわ。
今のピアノって、ここ数十年で
ものすごく進化したらしくて、
大ホールでのリサイタルに 耐えうる
大きな音が、
簡単に出せるように なったんだって。
昔は、(現状の性能の中で、いかによく弾くか)
という
ピアニストの腕が 問われたのに、
それがなくなってしまった。
『だから、自分にできることが 限られているように思う。』
要するに、その人は そういう話をしてたのね。」(お母さん)
あとから・しらべたら、それは、世界的ピアニスト
ピレシュさんの
お言葉であり、
ピレシュさんは
以前から
音楽ぎょう(界)が「商業主義」に よりすぎている
と
いけん(意見)していた らしい・・
そこまで、わかりました
いまや「自分の売り込み方」を、音大が 学生に
おしえる時代・・
多くの人が
クラシック音楽に したしみ
学ぶことができる
そんな、自由で すばらしい時代
では
ありますが、、
あふれる・才のう(能)が
あったとしても、
その道に
入り、
歩んでいく、
そして、歩みきるのは
実に
むずかしいんだなあ・・
と、
当たり前のことを
いろいろ 考えさせられた
数日間でした。。
「ね~ おにいちゃ~ん。
・・クリンたち、音かん(感)なくて、
しあわせだったのかもよ」
音楽は全く詳しくないですが・・
全時代のテクニックが今や無用の長物・・・みたいなこと、たくさんありますよね、実生活でも。
自分が培ってきたものに、逆に足を取られ・・
みたいな。
そろそろ古い人間、と言われる年齢の私(^_^;)
なんか、身につまされるお話な気がして、筆をとった次第でございます。
でも、新しい技術の中でまた新たな才能が生まれたり・・・これがまあ「進歩する」ってことなのかも?
クラシック音楽も、その昔はヨーロッパ貴族やブルジョアの人々がお金出して育てたわけで。
あながち、商業主義も、消費しては捨てるばかりでもなくって、ちゃんと何かを育てている?のかもね。
辻井さん、頑張って欲しいですね^^
お絵かきのぎょ~かい(業界)でも、デジタル化がすすんでるって、昨日お友だちのジェマちゃんにおしえてもらったよ!
アニメの描き方ともかわったし・・今の人たちそれでなれてるし・・
お金出してそのぎょ~かいを支えている人たちのニーズに、いつでもこたえるべきなのかもしれないね。
でも、それを思うと、昔すごいものを生み出していた人たちは、ほんとうにすごいなあって、クリン思う。
昔の音楽家たちって、たいしたピアノじゃなくても、ひけたし、曲作れたし・・
リストとか、ヘンタイだよね
そういえば、いとう(伊藤)みどりさんの時代のスケートぐつは、ものすごくおもかったんだって。
もしゲンエキ時代のみどりさんが、今のくつでとんだら、
トリプルアクセルじゃなくて4回転アクセルをとべただろう。って、フィギュア界ではいわれてるんだよ
すごいよね~みどりさんは(ふだんはふつうのオバ・・いや、なんでもない!)