クリンの広場

たまっこくりんのおもいのたけ

ラストを飾る花~クリン源氏物語・19

2014-06-08 | クリン源氏物語

「女三宮との結婚」

という 

大失敗により、

くらい・晩年に なってしまった

光ゲンジ

055 とくに、むらさきの上の 信らい(頼)を うらぎったことは、

ふくすい・ボンに 

かえらない

あやまちなのでした・・

305 (思えば、自分は 何かにつけて、初恋の人・藤壺の宮に

かわる女性を探し、

幻を 追い続けてしまった。。

紫の上は、

彼女自身の輝き

私を魅了したのに・・

220 光ゲンジ、かいこん(悔恨)のアラシ

むらさきの上が

ストレスで たおれてしまってからは、

もう

三宮のことなんか

見向きもしないで 病床にはりつき、

かんびょう(看病)

あけくれます。

004 周囲の人々は、ゲンジが 出家をキボウする・むらさきの上を、

泣いてとめるのを

見るにつけ

(やはり、紫の上様は 別格・・・)

思い知らされるのでした。

276 少しずつ よわって、

さいご、

つゆのように

はかなく い(逝)った

むらさきの上

「源氏物語」の ラストシーンは、

さいあい(最愛)の女性の

死後、

ボウゼンと 日々を送る

光ゲンジ

出家までが、

点々と

えがかれます。

001 (・・・ラストはやっぱ、ハス(蓮)でしょうか。)

(※クリン源氏物語・了)

コメント (2)
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