「女三宮との結婚」
という
大失敗により、
くらい・晩年に なってしまった
光ゲンジ
ふくすい・ボンに
かえらない、
あやまちなのでした・・
かわる女性を探し、
幻を 追い続けてしまった。。
紫の上は、
彼女自身の輝きで
私を魅了したのに・・)
むらさきの上が
ストレスで たおれてしまってからは、
もう
三宮のことなんか
見向きもしないで 病床にはりつき、
かんびょう(看病)に
あけくれます。
泣いてとめるのを
見るにつけ、
(やはり、紫の上様は 別格・・・)
と
思い知らされるのでした。
さいご、
つゆのように
はかなく い(逝)った
むらさきの上
「源氏物語」の ラストシーンは、
さいあい(最愛)の女性の
死後、
ボウゼンと 日々を送る
光ゲンジの
出家までが、
点々と
えがかれます。
(※クリン源氏物語・了)