ついに、「世界遺産登録」を はたした、
フジ(富士)山
「文化遺産」としての とうろくですが、
とお目に見ると
本当に
かっこいい山です
フジを見る、ビューポイントのうち、
外せない「三保の松原」も
外されかけましたが、
さいごは、いっしょに「登録」されました
東海の、
うららかさを たたえる
れきし(歴史)ある松林
その色と 明るさを
表現しきったのが、
「静岡の版画家」、
うらたかねたか(浦田周社)さんの作品です
かなり昔のことですが、
ぎんざ(銀座)で
うらたさんの作品てん(展)が
もよおされた日、
高校生だった・家のチットは
たまたま、デパートで
作品を見て、
日本の色で す(刷)られた「版画」の あざやかさに、
ひと目で やられて・しまいました
どうしても、一つほしくなり
いちばん安かった桜の絵(2万円)を、
買うか・買うまいか
30分、なやんだそうです
けっきょく、
(お金を工面できない・・)
と 気づき
お母さんとの まち合わせ時間が来て、
その場を立ち去ろうとした。その時
受付のごふじん(婦人)が、
作品がのった、冊子をくださったのです (今でも時々、ながめてます)
キラキラした、
東海の波と
人気の少ない、昔話の浜辺に
なつかしさと 美しさをかんた
少女チットは、
時をへて
「清水の次郎長」と
「エボダイの開き」と
「静岡県立美術館」をあいする、
大人に 成長しました
そのチットは
「制服で画廊ウロウロしちゃって、
すごく緊張したの覚えてるけど、
あの時この作品に出会えてよかった。
見るたびに、静岡に住みたくなる。」
と
この作品のけしきが、
いつまでも保たれますように・・
って、
ねがっているようです