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話の扉

一級建築士 野積基子所長のブログ

絵本

2016-12-05 18:05:32 | 今月の本
ちょっと変わっている
こんな絵本を読みました。

(文芸春秋社刊)

安野さんの絵はいつもほのぼのして楽しい本が多いです
このページ
結構な話題(≧▽≦)で失礼します。
この馬の絵 墨の色合いが
とても上手くて感心してしまいました。

前に皇居の庭の草花をたくさん描いた
個展を拝見しました。
絵筆のタッチから人柄が優しいと感じました。
このように好きなイメージ 画題 表現で絵が
描けるようになりたいです。

 ・・・マッチを最近見なくなりましたね。 (?_?)・・・・・
 

2016-09-27 19:47:32 | 今月の本
こんな本を読みました。

松本清張にしては珍しく 時代小説です、
江戸時代
徳川11代将軍 家斉(いえなり)の時代です。
家斉が亡くなる前の約1年間です。
この少し後に水野忠邦の『天保の改革』の下地 前哨戦です。

この家斉が妻妾40人以上
その子供が50人以上いたのは本当の事で
幕府の財政に厳しさの要因といわれました。
地方大名に家斉の娘を嫁に出すと
いっても それは それは莫大な費用が掛かり
また 押し付けられた方も迷惑な婚儀のようでした。

大奥と権力者の利権争いや
いつのの時代にも黒幕の悪い奴がいて
そいつが超頭脳的に描かれています。
松本清張なので
殺人事件では何人も人が死んでますよ。
殺され方もとても巧妙・・・
(・・・・・怖い・・(-。-)y-゜゜゜)

全体的に半分ノンフィクション 
残り半分がフィクションのように読めました。
結構 内容が重たい本でした。
(登場人物でこの人は殺されないとな・・・
     思っていたけどダメでした・・・残念(~_~メ)

ハッピーエンドとはほど遠い!
    

次は少し 軽い話しの本にしようかな(^◇^)

そうそう、実は京都行が決まりました。
今回の旅は2つの目的があります。
第一番の目的は
昔、仕事関係で大変にお世話になった方が
体調の都合で東京から大阪へ行かれました
そのお見舞いとご挨拶です。

2番目は
桂 離宮の参観願いが宮内庁よりOKの通知がきたので
日程的にあうので この機会に行くことにしました。
楽しみ・・・・
??年ぶり・・・
     
そうだ!! 京都関係の本を読むことにしよっ!
   
    

今月の本

2016-08-24 17:37:52 | 今月の本
最近はこんな本を読んでいます。
     
一節に
「犬は飼い主を神様と思っている
 猫は自分を神様と思っていている」

そうなんですよ その通り!!(≧▽≦)

加えて私がいつも感じているのは 
飼い主を下僕と思っている。
  
  


2016-07-01 18:07:16 | 今月の本
最近こんな本を読んでいます。

葛飾北斎の実の娘が主人公です。
女流画家として活躍した実在の人物です。

題名『眩 くらら 』
浮世絵や絵の具の色合いが子供ころから好きで 好きで・・・・
眩暈(めまい)がするほど 絵を描くことにすべてを捧げた・・・
の由来とか聞いています。

当時、巨匠の娘として
また、弟子としていい仕事をしました。

本の表題 帯 にあるように
江戸のレンブラントと評されています。
もちろん、この評は現代版ですが・・・

光と影の表現が上手です。

北斎同様に絵に埋没した人生が
物語になっています。

職人気質の画家としてとらえています。

江戸ベランメイ言葉使いの文章が面白く
読んでいるうちに江戸へタイムスリップします。
こうなるとこの本は私にとって、合格 OK (^_-)-☆

ちなみに ずいぶん前に
漫画家の杉浦向日子(故人)

ずいぶんと昔に出版されました。
この本含めて10冊くらいの全集で
当時 漫画大賞をとりました。
惜しいことに 病気で早逝(40代くらい?)されました。

それで 昨年か?
アニメになりましたね。(見てないけど)

今回分かったことがあります。
北斎の富岳36景は
北斎が脳梗塞に倒れて、数年の闘病後に描かれているのを初めて知りました。
やはり天才はちがいます。!!(^◇^)

    



年末年始

2015-12-30 15:38:41 | 今月の本
いよいよ今年も明日1日のみとなりました。
1年の過ぎ去るのが早いこと早いこと・・・

年末年始は普段の仕事とは全く違うリズムとなります。
年始挨拶が元旦からあります。
職人さんだったり 親戚だったりいろいろ・・・です。

あまり落ち着いたお正月は群馬県に来てから
ありませんね。
慌ただしい毎日のイメージです。

そんな中、隙間時間で本を読むのを楽しみにしています。
今回は

この3冊です。
エッセーで短時間で区切りがよく
読みやすいです。
左の藤森さんと山口晃さん二人のシリーズは
前回の『日本建築 集中講義』淡交社刊に続く
2冊目です。
文章と絵(山口さん)両方ともが面白いです。
抱腹絶倒なんてページもあります。

藤森先生も山口さんもお二人ともお会いしたこが
あるので親しみも充分です。

山口さんは桐生出身の日本画家で大和絵や浮世絵が
まざったりとてもユニークな画風です。
成田空港に壁画があります。
女性に大人気です。
画家さんにしてはとても気さくな方です。

藤森先生には静岡県の秋野美術館やご自身の自宅近く
長野県のツリーハウス『高過庵』に寄せてもらいました。(当社HP建築コラム)
私の名刺を見て
『建築の設計で 野積(のづみ)? 変な名前だね、』・・・・
といわれました。(-_-;)
・・・・
そんなわけでこの本はたぶん2日か3日で読み終わります。
  

他は引き続きです。

色の本は素敵です。
名前と色がなんともいえません
    


平屋・・・自身への希望を込めて読んでいます。
ここに登場するの中古の家が多いです。
皆さんいい暮らしをしています。

では来年がみなさんに幸せな1年でありますように
また健康に気をつけましょうね(*^。^*)