先ごろ、
『日本の家』展を観てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/78/ad7b0a82e786fb0681264b3ff8cbd58e.jpg)
1945年 戦後から現代までの建築家による戸建て住宅の展示です。
今回の日本での開催に先立ち
ローマ ロンドンとヨーロッパから
今回の日本となりました。
(冒頭の写真 左は東孝光氏の「塔の家」1966年
建坪が7坪のコンクリート造 スキップ5層の自邸です。)
元々、海外では住宅は建築家が設計することは
稀です。
建築家の業務は公共建築や施設などがメインです。
それからすると日本の住宅の設計内容が興味深いです。
模型や図面・画像などたくさんの展示がされています。
一部実物大の模型もあります。
興味深い作品では
あの巨匠 建築家 丹下健三の自宅です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/9a/5cb1fc7071dd24b7e5135c105102266a.jpg)
自宅前で子供と遊んでいるこの1枚が
印象的で 自宅の外観がこの後の作品としての
スタートというかベースかなと感じました。
昨年訪問させていただいた
西沢 立衛氏の「森山邸」
超奇抜で特筆は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/66/a3cd6dfa3bf4f5d98321c17a8ff74b9f.jpg)
岡啓輔氏の Arimasuton Buildig
地下1階 地上4階(予定)の住宅
設計に始まり 資材の手配 足場造り 躯体配筋 型枠
コンクリート打設まで全て本人一人で行っている自邸
着工が2005年から2017の現在も進行中!
自分の家だからここまでやれるのですね。
完成が観たいものです。(^_-)-☆
他にも大変たくさんの作品が展示されています。
70邸ぐらいです。
1960~70年代住宅がノーマルだけど心落ちつく
感じが伝わります。
現在のように性能云々・・とか違う次元です。
木造住宅で設計と大工の技が光っています。
10月29日まで
国立近代美術館